高級レストラン"また行きたい"偏差値

  • フレンチ イタリアン 中韓焼肉 和食 その他 
  • アルファベット表記は海外
  • 客単価1万円以上 or ミシュラン星獲得
  • 主観的な"また行きたい"偏差値です。味や店の格付けではありません。
73 アピシウス 

72 ナリサワ   

68 温味    

麻布十番グルメまとめ

  • 金額は1人あたりの食事代+サービス+税。酒は除く。
  • フレンチ イタリアン 中韓焼肉 和食 その他 に色分け。
  • ★はオススメ。取り消し線は閉店。
【ディナー】
<10,000円~>
★ALLIE ★エクアトゥール グリグリ  エレネスク シェ・タカ ル クラヴィエール 有栖川 HAL PINOT ブルガズアダ  
ピアットスズキ   富麗華
哲庵 よこ田 畑中 たきや 幸村(固定電話)  

<5,000~9,999円>
★ラリューン ★麻布れとろ ★RRR イグレック モワルーズ カラペティバトゥバ ChezTAKA スペード ポトローズ ビストロコティディアン
★カーザヴィニタリア アルティジャーノリック 
★ナポレオンフィッシュ ブルズ 飄香
旬菜本多 あそこ はじめ 鳥善瀬尾
★鉄板バンビーナ ★ワカヌイ ワカヌイラムキュイジーヌジューバン ウルトラチョップ インティライミ Chef's Table  旬熟成 TERRA 

サイーファ ケバブ アンド ビリヤニ/六本木


わがままな女とのディナーです。

元々はラ・スフォリーナにご一緒するはずだったのですが、当日夕方に「朝から気持ち悪くて今夜パスしていい?」との連絡。どうせ二日酔いなど大した理由ではないでしょうが、善隣外交に徹する私は深追いせず、慌てて代打を探し事なきを得ました。

わがままな女との繰り延べられた約束は1月中旬。私は既に六本木のイタリアンレストランを予約していたのですが、近くになって「最近イタリアンが続いて飽きちゃった」との連絡。キャンセル受付期限内だったので慌ててキャンセル。

新たにお店を予約することにつき、もう外したくは無いので「じゃあ何系のお店ならいいの?」と強く出ると、「何でもいい!イタリアンと中華以外なら何でも!」中華ふえとるがな。呆れるほどのジャイアニズムです。

ということで、SAHIFA KEBAB & BIRYANI。ミッドタウンすぐ近く。大通り沿いの路面店と立地は抜群なのですが、思いのほか目立たないお店です。

お店に入るなり鼻腔を刺激するスパイスの香り。店員は当然のこと、客も我々以外は全員が外国人でした。普通に英語が飛び交う店内で異国情緒満点。

最初はアラカルトでお願いしようと考えていたのですが、メニューを見ると料理も酒も格別安いというわけではなく、一方で、飲み放題付きのコースメニューが1人あたり4,000円以下と格安であったため、こちらを注文させて頂きました。
マサラパパド。香ばしいインド風マメせんべいです。パリパリとした食感にキリリとした香辛料が弾け、アミューズに最適でした。
ヘルシーガーデンサラダ。これは筋金入りの普通でした。特に深く考えず、他の料理の辛さに耐えかねた際に舌を中和する役割として活躍して下さいました。
南インド風のスープ。酸味が非常に高く、トムヤンクンを彷彿とさせるベクトルです。私は逆立ちしたってこのような思い切りの良い味付けはできない。
季節の野菜のパコラ。インド風天ぷらです。これは衣が分厚く腹にたまります。スパイスもあまり効いておらずそれほど好きじゃありません。
フレッシュハーブとスパイスたっぷりのカバブ。インド風釜焼きソーセージです。これは今夜の食事においてトップクラスに旨いのですが、8月の太陽のように辛いのが難点。破防法の適用対象となってもおかしくありません。途端に汗としゃっくりが止まらなくなり、味覚での阿鼻叫喚を思い出しました。
カジキマグロのフィッシュティッカ。種々のスパイスに漬け込み釜で焼き上げた逸品。辛さが食欲を呼び、いくらでも食べることができました。
釜焼きカリフラワー。こちらはちょっとオーバーサイズ。子供のゲンコツぐらいの大きさがあり、脳味噌のような外形と相俟ってグロめです。
チキンビリヤニ。サンバレーホテルの一件からビリヤニという響きに過剰反応してしまう。そしてなるほどサンバレーホテルに比べると見劣りしているのは明らかであり、もう一度かの店へお邪魔したい衝動に突き動かされました。
ヨーグルトのソースで味変することも可。
タンドリーチキン。ヨーグルトスパイスに漬け込まれた定番。フィッシュティッカと同様に心から旨い。私はこのような食事が大好きである。
キーマカレー。キーマカレー=茶色という先入観があったのですが、当店は緑色です。ライムのような爽快感溢れるグリーン味が見事であり、本日一番のお皿です。
バターチキンカレー。辛さは控えめであり、その代わりにバターのこってりした味わいが目立ちます。ややトマト味がどぎつくもあり、完璧に調和しているとは言い難いですが、全体としては素直に美味しい一皿でした。
パラタ(インド風パン)と
ナンは食べ放題なのですが、普通の人間の胃袋ではお代わりすることはまずないでしょう。当店のコース料理は米騒動などすぐに収まってしまうぐらい全体を通して量が多いです。
オマケでラムのカレーもお出しして下さいました。ごっそりと大きなラムの塊肉が惜しみなく用いられています。味も見た目の通り食欲をそそるものであり、ぶっ倒れそうなほど満腹であったのに意外と胃袋に入ってしまいました。銀座のカーンケバブビリヤニでも思いましたが、インド料理屋って気前いい店が多いですよね。そういえば店名が似ている。系列店なのかしら。
デザートはナッツ系のアイス。ひたすらに甘く、これまでのスパイスをしみじみとクールダウンして下さいます。
チャイで〆てごちそうさまでした。

課題はお酒。生ビールはぬるく濁った味がするし、ハイボールは異常に濃い。ワイン関連は明らかに飲み放題味でテンサゲです。まあ、この値段ですし、スパイスで舌はビリビリなのでそこまで繊細なものを求める必要もないのかもしれません。私は辛さに弱いので、喉が渇いたクジラのようにハイボールを飲みまくっていたので、おかげですっかり酔っ払ってしまいました。

いずれにせよ、見事な費用対効果を提示してくれるお店です。六本木の超便利な場所に位置しておきながら、この味この値段は神業的。しかもそんなに混んでおらず、ウォークインでもまず入ることができるでしょう。オススメです。六本木でのワイガヤな飲み会に是非。

「ねえ、もう1軒行くよね?あたしまだ酔ってないから、2次会はもっとしっかり飲みたいな。日本酒ね」21か条の要求を次々と突きつける女。こういうワガママ嫌いじゃないけど。


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レジャルダンデドディーヌ/大門


Les Jardin des dodine。ゆうべのレストラン間系列に続き、当店のレストラングループも大好き。
オデリスドドディーヌレピフエドディーヌと一風異なり、シックでオシャンティーなファサード。
まずはガメイの泡。濁りのある面白いワインであり、旨味が強く美味しかったです。
ジャルダン風サラダ。ドカーンと山盛りのサラダを勝手に期待していたのですが、思っていたよりも迫力に乏しく上品。ニース風にすればよかったかなあ。
バゲットは標準的なもの。
サバのコンフィとナス。こちらも品が良い。レピフエドディーヌで食べた秋刀魚のコンフィは見た目も含めて圧倒的な存在感があったように記憶しているのですが、どうもこちらは迫り来るものがない。味は確かではあるのですが。
ポロ葱とカキのグラタン。予想外に赤ワインソース。カキは特大サイズ。火を通した後でも5センチ近い大きさで食べ応え抜群。ポロ葱も滋味に溢れ、チーズのわかり易い旨味と共に大満足。
これは私のミス。まさか赤ワインソースとは思っていなかったので、樽のきいたシャルドネをボトルで選んじゃいました。この後は鶏肉だし、ピノにすれば良かったな~。
雛鶏は丸々一羽。パワフルな絵でインリン・オブ・ジョイトイのようなボリューム感があります。
食べやすいようにお店の方がカットして下さいました。凝縮感のある鶏肉であり、シェリービネガーのシンプルかつ確実な爽やかさとベスト・マッチ。肉を食べる楽しさがここにある。
チーズもデザートもコーヒーもすっ飛ばし、食後酒としてシラーを。ずっしりとしたアルコールが五臓六腑に染み渡り、今夜も素敵なお食事でした。

相変わらずの満足度です。ただやはりオデリスドドディーヌレピフエドディーヌと異なり、私にとっては品が良すぎてちょっと肩透かしな部分もありました。当店のほうが客層や雰囲気も含めてデート向きですね。先の2店の料理をスタイリッシュに食べたい場合にどうぞ。


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レストラン エール/銀座


「レストラン間」系列は、私のとっても好きなレストラングループのうちのひとつです。レストラン間を立て続けに2度お邪魔し、その次はこれまたご近所のビストロアムへ。その総集編として、満を持して銀座へ進出した当店へ。
料理はシェフのお任せコース、ワインはデギュスタシオンにして頂きました。シャンパーニュまでついて5,500円はお得です。

トースト香がガツンと響き、リンゴの香りのパンチがきいていてグッド。連れと顔を見合わせ頷きあう。
アミューズの3D感覚は当グループのお家芸。シャレオッティすぎて写真を撮るのが難しい。
カプレーゼはマカロンスタイルで。キャベツ太郎のような軽さに驚く。バジルはもちろんトマト味やチーズの風味も感じられ、面白い一口でした。
タルトタタン。これは衝撃、こんなタルトタタンは初めてです。ブーダンノワールのこってりとした味わいとリンゴの甘さが絶妙にマッチ。本日一番のお皿です。
チョコバナナはフォアグラ入り。塩がきいておりデザートとはまた違う味わい。確かに美味しいのですが、ちょっとマッタリしすぎかも。味が濃く脂質も多いので、序盤にしてはちょっとグッタリしてしまいます。
シグネチャーの野菜パフェ。レストラン間よりも器が幾分ゴージャス。レボリューション!
ポロ葱が主体であり、その他にマリネした種々の野菜たち。20種近くも使っているんですって。桜海老由来の魚介のコクも香ばしく何度食べても美味しい。
変わったミュスカデで、味覚の構成要素が多くゴチャゴチャしています。好みはとても分かれるでしょう。
パンはパイっぽい軽さとコク。じとっとした舌触り。
これはちょっとよくわかりませんでした。カルボナーラをイメージしているそうなのですが、再構築や新しい解釈を提示して食べ手を唸らせるというものではなく、全く別の料理をカルボナーラと言い張っているだけのように感じてしまう。
あわせるワインもシラー。うーん、難解。なぜこの料理にどす黒いシラー?と、頭から及び腰になってしまい、実際に飲んでもサッパリ合わずチンプンカンプン。普通にシャルドネでいいのにな。
ふたつめのパンは普通です。
魚料理はヒラメ。昆布、生ハム、アサリなどからとった出汁が優しい。パプリカがややどぎつく悪目立ちし過ぎかもしれません。全体的にはすごく好きな一皿でした。
こちらはロゼらしいのですが、玄人好み。私にとっては難しすぎて意図がわけわかめでした。あれこれ考えず先入観なしで飲んだほうがいいのかもしれません。
口直しにはソルティドッグ。これはすごく良いですね。グレープフルーツにウォッカ、塩のゼリーときちんとソルティドッグしていますし、液体窒素を用いたコロコロのシャクシャクも面白い。味についても素直に美味しかった。
メインは鴨を選択。ソースが焼鳥のタレのような味わいで、醤油が入ってるんじゃないかと思うほど日本人的な味付けでした。つまりとってもとっつき易く、私の大好きな味わいです。付け合わせも一切の手抜きはなく万全の状態。特にゴボウが良い。
ローヌらしいブレンドですが、やはり刺激的で複雑。連れも「結局、基本的なワインはひとつも出なかったわね」と当店のワインに係るメッセージを受け止め切れなかったようです。
イチゴのショートケーキ。ユーモラスなデザートです。味はきちんとショートケーキですが、様々な食感と温度帯が使い分けられており、先のソルティドッグと同様に見事な一皿でした。
こちらは飲むショートケーキ。痛快な遊び心。きちんとスポンジも詰まっており、イチゴ味もしっかり。
小菓子はヨーグルト(?)に生チョコ的なものと ガレットデロワ。最後の最後まで凝っています。甘味も好きな私にとってこのこだわりは嬉しい。
コーヒーもしっかりと美味しい。ごちそうさまでした。

さて、ちょっと評価に困っています。この価格帯でこれだけの料理とワインを提供できるのはそれなりに驚異的なのですが、レストラン間と比べるとその費用対効果は見劣りしてしまう。真心を込めて期待はずれでした。

間のことは一旦全部忘れて、もっとガツーンと振り切ってしまうのも良いかもしれません。客単価を5万円とかにして、シェフの本気を見てみたい。+500円で料理を変えれるとかフォアグラを付けれるとかケチ臭いことは言ってないで、「原価など知らん!これがウチの哲学だ!ジャーン!」みたいな勢いを味わってみたいなあ。

ワインはシャンパーニュを除いては捻りすぎであり、私のレベルにおいては常に頭の上にハテナが浮いている状態。現代アートや現代音楽に直面した瞬間の心の在り様に似ています。ワインについてもっと詳しくなればまた違う世界が見えてくるのかなあ。



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