ミシュラン星付きレストランを300軒食べ歩いた結論

お邪魔したミシュラン星付きレストランの数が300に達しました。

記念事業的に全記事1,300本を見直し、「★★★(感動的)」「★★(季節ごとに行きたい)」「★(記憶に残る)」「◎(費用対効果が極めて良い)」の4つの観点で整理しました。

「高級レストラン"また行きたい"偏差値」と整合が取れていない部分もありますが、「また行きたい」感情と、「感動的」「季節ごとに行きたい」「記憶に残る」「費用対効果が極めて良い」感情は別物なんだなと、あまり深く考えないで頂ければ幸いです。

高級レストラン"また行きたい"偏差値

  • フレンチ イタリアン 中韓焼肉 和食 その他 
  • アルファベット表記は海外
  • 客単価1万円以上 or ミシュラン星獲得
  • 主観的な"また行きたい"偏差値です。味や店の格付けではありません。
70 ガストロノミー ジョエル・ロブション 

30代既婚者男4人でスノボに行くとこうなる


飲み会中に「スノボでも行こうか」と話が盛り上がり、30代既婚者男4人で白馬村を訪れることに。
8:12東京駅発の新幹線を予約していたので、余裕を見て7:50に集合。しかし東京駅に来るまでの電車を乗り間違えるバカタレがまさかの10分遅刻。その時改札が切符を通すだけで大行列で茫然自失。
なんとか無事新幹線に乗り込み、我々を不安にさせた罰としてビールをおごらせる。ところがこのビール、小麦の香りが豊かでクリーミー。実に美味しくすっかりゴキゲンになってしまいました。

ちなみに我々が乗り込んだ新幹線は「かがやき」。意外にもスキー客は少なく、金沢のガイドブックを読んでいる旅行者が多かったです。
長野駅に友人が車でお出迎えに来てくれました。彼は長野で事業を営んでおり、飲み屋で1回会い、共通の友人の結婚式披露宴が2回目、今回で3回目という音速での距離の縮め方。
長野駅から1時間と少しで白馬着。私はウインタースポーツについては断然新幹線派。夜行バスで行く価値観が理解できません。せっかくのリゾートなのに、どうして初っ端から睡眠不足の体調最悪状態で臨むのか。
ホテルに到着。チェックイン時刻まで時間があったのでリフト券だけ頂くことに。なのですが、その手続きが異常に遅く、レンタルの貸し出しもべらぼうに時間がかかり、おまけに更衣室のロッカーはチェックイン前は使わせてもらえないと酷い扱いを受けました。こんなホテルを予約してすみません。
八方尾根はガチのスキーヤーが多く、男女比も男8女2と硬派なスキー場でした(地図は公式ウェブサイトより)。苗場のキャッキャウフフ感など一切ありません。私は今回のボードは4年ぶり、かつ、その前は6年ぶりとヘッポコボーダーの極み。恐らく当スキー場の下位5%のスキルレベルでしょう。コース選びに発言権などなく、ただ皆の後をついていくだけです。
ランチはカツカレー。詳細は別記事にて。
昼食後5分ほど滑ると魅力的なビアテラスがあり、皆を誘ったのですが「あんた一体何したんだ」と怒られました。
私はスノボに行っても1〜2本滑ったら疲れて満足してしまい、同行した根性のない女の子を上手く見つけ出し、一緒にロッヂでココアでも飲みながらダベってるタイプ。しかし今回は男4人のみと本気の滑りなので、のんびり休むことは許されない。こんなにしんどいスノボは初めてです。
15時頃にホテルへ戻る。ホテルーゲレンデ間の送迎バスが1時間に1本ほどあるのですが、待つのも面倒なのでタクシーを利用。大人ってラクでいいなあ。大学生なら意地でも送迎バスを待つんだろうな。
温泉で骨を休めた後に夕食で絶望。詳細は別記事にて。
夕食に見るべきものは何も無いと判断し、さっさと切り上げて部屋で宴会。この写真の倍ほどの量が用意されていました。10人で飲んでちょうど良さそうな量です。「もし足りなかったらタケマシュランに罵られるだろうから」とのこと。私はそんなに気難しい人間のつもりは無いのだけれども。
タイミングよく私宛にキチガイファンレターが届きました。ろくに漢字も書けない小学生のような文章力に心が痛む。これは決して彼が悪いわけではなく、日本の社会構造の過ちであり、彼こそが義務教育の被害者です。深瀬よ、それでも腐らずに、毎日少しづつでいいから勉強しような。一緒に頑張ろう。
0時就寝7時起床で朝ごはん。二度寝して10時にチェックアウトし再びゲレンデへ。覚悟していた通りチェックアウト後はロッカーを使わせてもらえませんでした。およそ親切心というものが皆無ですこのホテル。

一方で、このような対応が一般的なのであれば、白馬村においてビジネスチャンスは大いにあるかもしれません。例えば雑用を全てお任せできるオーベルジュ。専用車での送迎は当然のこと、スキーを楽しんだ後は車に板を置きっぱなしにし、ウェアを脱ぎ散らかしておいたとしても、スタッフが万事滞りなくメンテナンスしておいてくれる宿。ディナーは地元の旬の食材を用いた極上の料理。もちろんワインは地元産。これで1泊5万円なら全然泊まりたい。
ランチは昨日と同様にイエティへ。本日のスペシャリテ・カレーは絶品でした。東京でも勝負できるぞこのクオリティは。詳細は別記事にて。
ビジネスチャンスと言えば、貸し出しヘルメットのスクリーンにナビゲーションを投射するARも面白いかもしれません。深瀬よ、ARというのはAugmented Realityの略で日本語で言うと拡張現実だ。人が知覚する現実環境をコンピュータにより拡張する技術で、ポケモンGOみたいな感じって言えば深瀬でもわかるかな。きちんとメモしておけよ。
温泉でのんびりしてから帰路につく。せっかくなので、長野で事業を営む彼の事業所を見学。たまたま奥様がいたのですが、死ぬほど美人で鼻血が出そうになりました。品の良さ、教養の高さ、透明感。テメエどうして今まで黙ってた奥さんめっちゃ可愛いじゃねえか、と彼に毒づくと「いやあ、すっぴんで失礼しました」と謙遜なのか自慢なのかリア充爆発しろ。
車を置いて、打ち上げに長野駅近くの蕎麦屋で宴会。詳細は別記事にて。虚言癖のある輩の一番のウソが「俺は実は佐藤浩市の隠し子だ」で大爆笑。

気づくと東京の女の子から鬼着信。「男4人でスノボなんてウソでしょ!」といわれのない非難を受ける。「恵比寿で飲んでるから今すぐ来てよ~」と電話の向こうは既に酔っ払っている模様。
せっかくなので、インスタで適当にかわいいスノボ姿の画像を拾って無言で送りつけて煽っておく。

さてどうしよう。合流するか、そのまま帰るか。筋肉痛になるのはもう少し先のはず。


このエントリーをはてなブックマークに追加 食べログ グルメブログランキング

関連記事
国内旅行もすごく大事にしています。なんてったって安い。みんなハワイなんか行くだけでなく、日本の名所と美食を巡る人生の豊かさも知って欲しいな。

カフェテリア イエティ
関連ランキング:ファミレス | 飯森駅

大久保西の茶屋/長野


新幹線まで時間があったので、急遽飲みに行くことに。
日曜日16時というヘンな時間であったため、お店探しに難儀しました。ようやく見つけたお店になだれ込むと、先客は我々のような旅行者ばかりで苦笑い。
生ビールで乾杯。それにしてもよくビールを飲む週末です。
お通しはジャガイモをマヨネーズで和えたもの?ジャガイモ自体はシャキシャキとした食感で楽しいのですが、味付けに中身がありません。今後の展開が不安になる。
信州サーモンの造り。とろりとした脂がうまく、元気な香りが鼻に抜けていくのも心地よい。付け合せのワカメもたっぷり。
馬刺しは筋肉質で迫力のある噛みごたえ。味わいも健康的で、これで900円はお買い得。東京の気取った居酒屋なら2,000円を取ってもおかしくないレベルです。
自家製もつ煮。看板商品のようですが、味は中くらい。あえて頼む必要はなかったかもしれません。
せっかくなので地元の日本酒を。青リンゴの香りが爽やか。フレッシュな味わいは食事を邪魔することはなく、スイスイと飲んでしまいました。
人気ナンバー1野沢菜の天ぷら。ボリューム満点。これで500円は破格です。厚い衣が傷んだ油をごってりと吸い込んでいますが、この価格であれば文句を言ってはならない。
シメジと何かの天ぷら。こちらも野沢菜と同様のベクトルでありお買い得です。

ところで当店は皿出しがめちゃめちゃ速い。中華料理店のそれに比肩するスピード感です。一方でオペレーションは属人的。キビキビした人もいればどんくさい人もいたりと、客としては大らかな気持ちで臨んだほうが良さそうです。
白馬錦の生酒。フレッシュでフルーティな香味が印象的。
〆に信州戸隠そば。岩手県のわんこそば、島根県の出雲そばと共に、日本三大そばのひとつです。大盛りを注文すると爆発的な量で届きました。これで1人前。そばって地域や店によって全然量が読めないので難しい。

味は格別に香り高いというわけではないですが、それなりに歯ごたえや喉越しが感じられ、1,000円前後という意味で普通に楽しめます。

駅から近く郷土料理もありそれほど高くないので、旅行者が新幹線までの時間つぶしをするには悪くないお店でした。


このエントリーをはてなブックマークに追加 食べログ グルメブログランキング

関連記事

「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。

関連ランキング:そば(蕎麦) | 長野駅(長野電鉄)長野駅(JR・しなの)市役所前駅

ホテル白馬/白馬


恐らく絶対額だけで判断するとパック旅行のほうが安くつくのでしょうが、今回は長野で合流する組がいるので新幹線とホテルを別に取りました。
選んだホテルは「ホテル白馬」。単刀直入なネーミングです。1泊2食と2日間のリフト券付きで22,000円ぐらい。
ホテルだけあってしっかりとした造りです。しかしながらサービスレベルは極めて低く、スタッフの説明は不得要領で、気がきかないを通り越して不親切に感じることが多い。ブツブツと文句を言っていると「この値段ならこんなもんですよ。リッツ・カールトンとかと比べないで下さい」と叱られました。
大浴場は「白馬姫川温泉」という、姫川より湧き出でる温泉のようです。
夜の露天風呂は妙に温度が低かったのですが、昼間に入るとちょうどよい塩梅であり、疲れた手足をマッサージしながら何時間でもつかって居たくなります。
さて、男4人の我々は「パノラマ和洋室」というファミリータイプの6人部屋を使用させて頂くことに(以上、写真は公式ウェブサイトより)。
第一印象は「広い」。60~70平米はありそうです。和室と洋室のほか、このようなリビングルームもあり、今夜の宴会場に決定。
ミニキッチンもあり。長期滞在としても使えそう。
部屋にもバスルームが備え付けられています。
洋室はベッドが2つにソファベッドが1つ。寝場所の取り合いジャンケンで一等賞の私は当然にベッドを選択。こういう時の勝率は90%を超える私。
和室には布団が3組敷けそうです。
このような注意書きがあったので、当然にフロントに電話して布団を敷きに来てもらいました。「ほんとこういうとこ遠慮ないですよね。ひとでなし」となぜか皆に罵られる。だってご希望がござったんだもん。
夕食はビュッフェスタイル。HPを見る限りものすごく食べ物自慢な様子だったのですが、なんのことはない、地方都市のロードサイドにある食べ放題1,480円のファミリーレストランと大差ないクオリティです。
角煮やハンバーグのように特に調理が難解ではなく素材で殆ど味覚が決まってしまう料理までイマイチだったので、グルメな同宿者たちに「みんな、せっかくの旅行なのに本当にごめん」と私が土下座するハメに。
食器類もチープの極み。この年になって学食のようなプレートで食事をすることになるとは。残念を通り越して屈辱でした。
こちらは朝食。「何も手を加えてはいない野菜はそう悪く無い」という大発見をした者がいたので、野菜をたっぷり摂ることに。
なるほど朝食は夕食に比べて相対的にマシかもしれません。確かに野菜は旨い。しかしカレーが人生で食べた中で最も不味いカレーでした。底なし沼のような外観で陶芸家なら割っているレベルの味わいです。私が料理人であればこのようなカレーは絶対に客に出さない。いったいどういう経緯があって食卓にこのような料理が並ぶのか。支配人を呼びつけ説明を求める。なーんてことはしませんよ。


このエントリーをはてなブックマークに追加 食べログ グルメブログランキング

関連記事
国内旅行もすごく大事にしています。なんてったって安い。みんなハワイなんか行くだけでなく、日本の名所と美食を巡る人生の豊かさも知って欲しいな。