高級レストラン"また行きたい"偏差値

  • フレンチ イタリアン 中韓焼肉 和食 その他 
  • アルファベット表記は海外
  • 客単価1万円以上 or ミシュラン星獲得
  • 主観的な"また行きたい"偏差値です。味や店の格付けではありません。
73 アピシウス 

72 ナリサワ   

68 温味    

麻布十番グルメまとめ

  • 金額は1人あたりの食事代+サービス+税。酒は除く。
  • フレンチ イタリアン 中韓焼肉 和食 その他 に色分け。
  • ★はオススメ。取り消し線は閉店。
【ディナー】
<10,000円~>
★ALLIE ★エクアトゥール グリグリ  エレネスク ル クラヴィエール 有栖川 HAL PINOT ブルガズアダ  
ピアットスズキ   富麗華
哲庵 よこ田 畑中 たきや 幸村(固定電話)  

<5,000~9,999円>
★ラリューン ★麻布れとろ ★RRR イグレック モワルーズ カラペティバトゥバ ChezTAKA スペード ポトローズ ビストロコティディアン
★カーザヴィニタリア アルティジャーノリック 
★ナポレオンフィッシュ ブルズ 飄香
旬菜本多 あそこ はじめ 鳥善瀬尾
★鉄板バンビーナ ★ワカヌイ ワカヌイラムキュイジーヌジューバン ウルトラチョップ インティライミ Chef's Table  旬熟成 TERRA 

Ambassador Transit Lounge/シンガポール


深夜にシンガポールのチャンギ空港着。「夜中はタクシー代が割増、かつ、すげえ高いホテルに数時間しか滞在しないのに1泊料金を請求されてはかなわん」という貧乏人根性を捨てきれず、空港のトランジットホテルに泊まるという落とし所を見出しました。
飛行機を降りてから入国審査はせずにトランジットホテルへ向かう。脊髄反射的にイミグレを抜けてしまうと戻って来れないのでご注意を。
ターミナル2のAmbassador Transit Loungeのベッドルームを7,000円ぐらいで予約しておきました。
外人は凄い。空港に来てまで運動するのか。立派なフィットネスルーム完備。
航空会社が提供するラウンジと同様のフードプレゼンテーションです。夜中なのでサラダやなどの簡単なものしかありませんでしたが、翌朝改めて確認したところ、お粥や麺類、揚げ物など凝った料理もいくつかありました。ソフトドリンクは無料ですがアルコールは追加料金です。
ラウンジ。さすがに客層は良いですが、夜中であっても電話やお喋りは繰り広げられているので、ここで熟睡するのは難しいでしょう。ちなみにプライオリティパス(世界共通の有料ラウンジカード)だと3時間まで滞在できるようです。
シャワールームとトイレ。夜中なのでガラ空きでした。
シャワールームは結構しっかりとしたつくりです。ピカピカに磨き上げられており、ポンプ式のボディーシャンプーなども装備。もちろんバスタオルもお借りできます。
洗面所もキレイ。ドライヤーもありました。
個室のベッドルーム。一般的なシングルベッドがひとつです。クローゼットなどはなく、収納式の椅子と机があるだけであり、至って簡素なつくりです。シーツなどは清潔で寝心地は意外と良い。
ただ、漫画喫茶みたいに壁の上部が開いているんですよね。したがって、隣の部屋の明かりは届くしイビキも聞こえてくる。これは想定外でした。

よくよく考えると鍵もセキュリティボックスも無い部屋であるため、安全性に乏しい。神経質な私はトイレや飲み物を取りに行く際にいちいち貴重品を持参するため、せっかくパーソナルスペースを得ているのになんだかな、といったところです。

ケチらず市街地のホテルに連泊するべきでした。ひとりでの来星はまだしも、家族や恋人と来る場合はきちんとホテルに泊まりましょう。


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旅行が好きです。油断するとすぐに旅に出ます。楽しかった大型旅行の先頭記事をまとめました。リンクに飛んでから、順々に次のページをめくって頂ければ幸いです。


ル・ブション・オガサワラ /渋谷


グッドビアファウセッツのハッピーアワーを堪能した後、開店と同時にLE BOUCHON OGASAWARAへ。どホテル街至近ですが、「ピノ飲みたい」とのリクエストだったのでリヨン料理を選択しただけであり、深い意味はありません。
入店時の出迎えフレーズが「いらっしゃいませ」ではなく、「ご予約の?」です。当然予約して来てるよね前提の強気姿勢。ちなみに店名にある「ブション」とは、リヨン地方の方言で「ビストロ」を意味します。
泡はシャンパーニュのみでした。グラスで1,250円と絶対額は安いですが、量が恐ろしく少ないです。この価格帯のお店であればカジュアルなスパークリングワインを置いて欲しいなあ。
巨大な生牡蠣が6ピースで1,500円という大盤振る舞い。生牡蠣については世界で最も気前の良い店ではなかろうか。先の泡への不満はこの時点で雲散霧消。
サラダリヨネーズ。至極真っ当なリヨン風サラダであり、澱みなく美味。ベーコンもたっぷり。半熟卵を潰して混ぜ込みドレッシング化する楽しみ。
ドメーヌ ロジェ・ラサラ サン・ヴェラン。結構な酸とミネラルで鋭い。個人的にはもっと樽香が強いものが好きですが、バランスの良いシャルドネでした。
バゲットは超普通。
ブイヤベースがもう絶品。海の幸の液状化現象。味の中に味がある。それでいて海老などの芯のある素材が大量に用いられており、食事の充実感も充分です。フランスで食べたどのブイヤベースよりも美味しかったかもしれません。
メインは鴨肉にフォアグラ。これまた肉の使い方に思い切りがあり逞しい味わい。

あわせたワインはマルサネ レ・ロンジュロワ。優雅な凝縮感を感じる香りに優しく溶け込んだタンニン。キャラフェで3,000円弱は結構お買い得。

しかしすぐに酒が足りなくなり、カラフェでラングドックのアボッツ・エ・ドロネイを。葡萄はメルロなのですが、とても澄んだ味わいで良い意味でメルロらしくない。ブラインドでは絶対にメルロとは答えられないだろうなあ。

いやあ、なんだか凄いお店でした。質実剛健。テクニックをひけらかすのではなく、素材を語るお店であり、これがブションだと言わんばかりの真っ直ぐな料理です。21時以降の2回転目も全て予約で埋まっており、いやあ、凄いお店です。

もうちょい飲もうということで、遠藤利三郎商店へ。変わった名前ですが、れっきとしたワインバーです。昔は上のワインアパートメントにお友達が住んでいたので良くお邪魔したものです。
毎度驚かされるのは前菜盛り合わせの費用対効果。1,500円でこれだけのボリュームは驚異的。
引き続きマルサネはドミニク・ローラン。微量の発泡(?)なのに中々の熟成感。まろやかな酸味と甘味。なんか久しぶりにピノを惜しみなく飲んだけど、やっぱ美味しいですね。


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グッドビアファウセッツ/渋谷


初めて人間ドックを受診しました。「人間ドック」ってすごく良いネーミングですよね。直感的に何なのかすぐに理解できる。と言っても内容は健康診断とそう変わらず、バリウムと超音波が追加されたぐらいだけど。
健診後は栄養士が推奨する病院食。味付けがほぼ無いに等しく退屈な食事です。ああ一食無駄にした。

さて、思いのほか早く人間ドックが終わったので(どうでもいいですが人は「人間ドック」と言う際、なぜ少し誇らしげなのでしょうか私も含めて)、夜の予定を少し前倒しアペリティフを楽しむことに。「オッケー行く行く」と暇な専業主婦って大好き。
good beer Faucets。東急本店の裏、松涛郵便局の隣の2F。
客の8割は外国人でした。店員も外国人であり、日本語で注文するのが躊躇われるレベルです。肝心のクラフトビールにつき、40タップのビアサーバーを取り揃えており目移りします。
しかも20時まではハッピーアワーで200円引きという大盤振る舞い。金曜日は対象外なのでプレミアムフライデー組は気をつけましょう。それにしてもプレミアムフライデーってすげえダサい発想ですよね。本質的な解決は何もなされていない。
静岡のベアード・ブルーイングからお届けする「ウィートキング ウィット」。小麦主体の白ビールです。バナナの香りに絹のような舌触り。酵母の旨味が直接感じられるビールです。
彼女は1杯目からIPA。「帝国IPA」という名の通り、圧倒的なホップの苦味。1杯目からよくこんな強烈なの飲めるねと茶化すと「ホップが好きなの」とクールなコメントを奏でる専業主婦。
「ライジングサン ペールエール」。バランスがすごくいい。豊かなホップを感じられるけれども軽快で喉越しもスムーズ。毎日飲みたいビールです。

ところで「エールだのIPAだのわけわかめ」という方へ向けて少し解説。

ビールは大きくわけて「ラガー」と「エール」の2種類。酒については辛口原理主義の日本人が飲むビールの99%はラガー(の中のピルスナー)タイプです。

海外で主流なのは「エール」タイプ。「エール」の下部組織としていくつかに細分化されるのですが、「ヴァイツェン」「ペールエール」「IPA(あいぴーえー)」「スタウト」ぐらいを覚えておけば充分でしょう。色も味も順に濃くなります。

「ヴァイツェン」は小麦の味が支配的で甘く優しい。「ペールエール」はクラフトビールの本流であり各醸造所が必ず造るスタンダードな味わい。「IPA」はホップ主体で超苦い。「スタウト」はコーヒーのような味わい。ちなみにギネスは「スタウト」です。


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ミクソロジー バー ソース 2102 /麻布十番


23時過ぎに「ねえ、今、東京にいる?1杯どう?」とのお誘い。心はとても行きたいのですが、私は明日に人間ドックを控えているため、身体はアルコールNGゾーンに入っている。ノンアルコールで良ければ付き合うよ、と返したものの、居酒屋で烏龍茶というのも芸が無いので、とっておきのバーへお連れすることにしました。

看板などは特に出ておらず、というかガラスの引き戸には「関口仁郎司法書士事務所」と記されており、入店がためらわれるお店です。
Mixology Bar Source 2102(写真は公式ウェブサイトより)。ミクソロジー、ならびにコーヒーカクテルで名を馳せた名店。私はバーと言えばワインバーばかりであり、ややこしいカクテルを飲みに行く機会は限られるのですが、当店は特別。たまにお邪魔します。小さいお店なので電話してから行きましょう。
連れは初めてのご来店だったので、シグネチャーであるコーヒーカクテルを勧める。アルコールランプでグラスを加熱するなど理科室の実験的。
様々な器具を用いながら入念かつ手際良くカクテルをつくる店主。たっぷりと時間をかけて丁寧に淹れるのですが、見ているだけでワクワクします。

「ねえ、ホントに1滴も飲まないわけ?今さら飲んでも変わんないって。つまんないの」私を酔わせてどうするつもりなのでしょうか。そういえばすぐ近くに麻布十番の老舗SMラブホテル「アルファイン」があったなあ。
完成。前回お邪魔した時とバーテンダーが代わっていましたが、現在もバリスタあがりの凄腕の模様。コーヒーとウイスキーとシロップに生クリーム。芳醇な香りに抗えず、一口だけ頂きます。ああ!うまい!
私は熊本県産の白いイチゴを用いたカクテル。もちろんアルコール抜きです。優しい甘さに程よい酸味。このような飲み物を普段使いできるのであれば、医者に酒を止められてもそれほど文句はないかもしれません。

カクテル1杯2,000円チョイと絶対額では高めですが、素材と技術、客層を買うという意味では妥当です。チャージはゼロ円と良心的。大好きなお店です。


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東京カレンダーの麻布十番特集に載っているお店は片っ端から行くようにしています。麻布十番ラヴァーの方は是非とも一家に一冊。Kindleだとスマホで読めるので便利です。


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シェ・コーベ/八事(名古屋)


恐らく現在、日本で最も話題性のあるフレンチレストランはスガラボ。当然に予約は紹介制かつ争奪戦なのですが運よく私も滑り込むことができ、希少性が高いというバイアスは全く抜きにして、めくるめく最高の味覚を楽しむことができました。

そんな折、「スガラボの須賀洋介シェフの実家がフランス料理屋を営んでいる」との情報を入手し、大倉忠義の鳥貴族を行脚するストーカーヲタよろしくご実家まで遠征です。
Chez KOBE。戦前、日本郵船の旅客船で料理長を務めていた須賀哲夫シェフが1950年に洋食店「神戸屋」をオープン。その後2代目の須賀邦一郎シェフが1978年に当店をオープン。現在のオーナーは3代目であり、実に須賀洋介シェフのお兄さんにあたります(写真は公式ウェブサイトより)。
ウェディングでもできそうな趣のある一軒家。ただし、歴史がある、を通り越してややくたびれた内装とも言えます。THE KAWABUN NAGOYAのようにリニューアルしたほうが、イマドキの結婚人にはウケるでしょう。
アミューズにはアンチョビとサワークリームが注入されたシュー。ピカールにもありそうな標準的なものでした。
その日のうちに東京に戻る必要があったので、巻きでお願いしました。酒量も控えめ。ブルゴーニュの白が1,400円。この手のレストランにしてはグラスワインが安い。
タスマニアサーモンのミキュイ。基本に忠実。真っ直ぐに美味しいです。オニオンやキンカンがアクセントに添えられており、フヌイユ(フェンネル、ウイキョウ)のソースも纏まりが良い。
左上は有塩バター、右上は桜チップで燻製したバター、左下はリエット、右下はオリーブオイルにバルサミコ。

リエットは完全に勝利ですね。カレー的なスパイスで風味づけされており量もたっぷり。スモークバターは香り高く面白い逸品。
パンは上々。特に右の柔らかいものが良かったです。各種フレーバーでややこしく造られているわけではなく小麦粉1本勝負の味だったのですがとても美味しかった。
サバのミルフィーユ仕立て(?)。下層にパイ、中層にインカのめざめ、上層にはサバ。ソースにバジル・バルサミコ・トマトなど。これは微妙。各食材の味わいは悪くないのですが、それぞれがバラバラに存在しており、ひとつの皿として一体化していません。取り合わせの妙に乏しかった。
カブのスープ。漂うカブの甘い香り。カプチーノ風にブクブクされており口当たりが良いです。

味わいは油脂や乳製品が多い(?)のか、若干のもたつきが見られました。コッテリとしており量も多く腹が膨れます。
メインはオーストラリアのラム肉。硬派で大ぶりなラム肉が2本。健康的な赤身と特有の香りを湛える脂身。ストレートど真ん中に美味しいです。ナスのピュレやジュ(肉汁)のソースも正攻法。このまま料理学校のテキストに掲載できそうな味です。
ワインはブルゴーニュの赤。たっぷりに注いでくれてラッキー。
デザートはフォンダンショコラを選択。
オーブンから出たばかりのフォンダンショコラは見た目も味わいも完璧です。チョコの甘い香りが鼻腔をくすぐり、とろりと食感を楽しむ。本日一番のお皿です。
小菓子も王道を行く味わい。
コーヒーで〆てごちそうさまでした。

スガラボにはバーグドルフ・グッドマンのような感受性を感じたのですが、当店はその真逆を行く、セオリーに忠実なお店でした。歴史を確実に守る味わいであり、言い換えると北島亭的に古臭い。

しかしこれは料理人の感性を否定しているわけではなく、この店のコンセプト、もっと言うと世間が当店にはこのような料理を求めているのでしょう。披露宴の料理をすごく美味しくしたような印象を感じました。

これはこれでアリですが、スガラボ的なセンスを期待していくと全然違うので、フラットな気持ちで臨むのが良いと思います。


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仕事の都合で年間名古屋に200泊していたことがあり、その間は常に外食でした。中でも印象的なお店をまとめました。

食通たちが鰻の魅力とこだわりを語り尽くす一冊。よしもとばなな、沢木耕太郎、さくらももこ、椎名誠、村上龍、村上春樹、島田雅彦、五木寛之、遠藤周作、群ようこ、などなど最強の布陣が送るアンソロジー。