C&C BREAKFAST OKINAWA/牧志(那覇)

那覇では珍しい朝食専門店の「C&C BREAKFAST OKINAWA」。コロナ前は待ち時間は30~40分は当たり前の大人気店。牧志公設市場すぐ近くの込み入った路地にあります。お向かいはこれまた人気の「ポーたま」
店内はアイランド風味と北欧テキスタイルが混ぜこぜになった不思議なテイスト。ゲストは女子率高め観光客多めであり、そのへんは東京の朝食系レストランと同じと言えば同じです。
島豆腐とアボカドのサンドイッチ。島豆腐を豪快にライ麦パンに挟み込んだサンドイッチです。が、これは見た目のインパクト勝負ですね。パンのオカズ(?)とするには豆腐は力不足に感じました。
プラス200円でセットにできるスープ。トマトの風味を土台にすり潰した豆を組み込み、ハーブでアクセントを加えた逸品。200円でこの味覚が楽しめるのは見事としか言いようがありません。フルサイズは400円かそこらだったので、それだけを目的に来るのも大いにアリでしょう。
C&Cサラダ。は新鮮な野菜を山と盛り付け、サーモンやガーリックシュリンプをトッピングしグラノーラを散らします。なるほどエビはハワイのアレに方向性が似ておりしっかりとした味付け。サラダにグラノーラは珍しいですが不思議と良く合う。自家製のドレッシングも舌ざわりに素材を感じ乙な味。これで1,000円というのは大変な企業努力でしょう。
アサイーボウルも650円と安い。それぞれの材料のバランスが良く質も高い。私はこれまでの人生でアサイーボウルを10杯かそこらしか食べたことがありませんが、その中でも群を抜く費用対効果の良さでした。
いずれの料理も東京の朝食系レストランと同等かそれ以上の味わいであり、価格は3割引きといったところ。沖縄では珍しくクレジットカードが使えるのも嬉しい。沖縄は現金社会でしょっちゅうATMに行かなきゃならんのが面倒なのです。
ココでしか食べることができないものかと問われるとそれは違いますが、このチルい雰囲気と食事を楽しんでこの支払金額は魅力的。沖縄に長く滞在し、そろそろ炭水化物も飽きたなあという際に是非どうぞ。

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人類みな麺類 東京本店/恵比寿

大阪では大行列を誇る人気のラーメン屋「人類みな麺類」が東京進出。恵比寿駅西口から恵比寿一番街商店街を抜け、ややこしい交差点(?)を渡って登って左に曲がったあたりです。ファサードのエジプトっぽい像がハイカラです。
店内はカウンター席とテーブル席があり4人グループでもOK。女の子ひとりでも安心の明るく清潔な雰囲気です。従業員全員が外国の方なのですが、その手際の良さに思わず唸ってしまいます。
一番人気と記された「らーめんmcro」を注文。アサリやシジミ主体のあっさり醤油味との説明書きだったのですが、びっくりするほど甘く、ラーメンとしては斬新な調味です。味玉は75円+税と価格を刻んで来るのが面白い。
麺が特長的。店内に製麺機がありココで製麺しているのですが、水分量が多くモチモチした食感。噛めば噛みしめるほど~、というよりは、ホワイトな味わいに噛み応えで勝負するという印象です。
肉が凄い。そのへんのラーメン屋のチャーシューの数倍の質量を誇り、二郎の「ぶた」を想起させるボリューム感。プラス200円ぐらいで2枚のせにできるのですが、正直飽きが来るレベルに大きいので、一般の方は1枚のせで充分でしょう。
ラーメン1杯で1,300円弱と中々のお値段ですが、あのサイズの肉が出てくるので納得感があります。大行列ってほどではなく、空いていたら話のタネにどうでしょう、という印象。赤坂に担々麺屋も出店したそうなので、今度はそっちを試してみよう。

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NAGISA okinawan ramen.(なぎさ)/与那原町(沖縄)

2019年2月にオープンしたばかりですが、あれよあれよという間に沖縄屈指の人気のラーメン店となった「NAGISA okinawan ramen.(なぎさ)」。与那原町は知念高校のすぐ近くであり車でないと厳しい。駐車場スペースは5台のみで近隣にコインパーキングは無し、昼のみの営業という、難易度の高いラーメン屋でもあります。
開店と同時に満席となり、そこから閉店まで行列が絶えません。店内はテーブル席ゾーンとカウンター席ゾーンに分けられており子連れもOK。席の間隔は広く、行列はアレですが着席してしまえばゆったりとした雰囲気です。
私は「煮干しらぁめん」にトッピングが色々と乗ったやつを注文。たしか千数百円でした。

スープは煮干と言えども豚骨の雰囲気が漂う面白い味わい。大門「いづる」のような破壊力のある煮干ではなく、豚骨に取り込まれいくらかマイルド。スープは少なめなので完飲必至です。
麺は自家製で細目のストレート麺。ツルっとした喉越しで麺そのものが美味しい。量はそれほど多くなく女子でも余裕。食べ盛りの男子は大盛りにしたほうが良いでしょう。

チャーシューは3パターンあり、いずれも違いがはっきりとわかる調理。何ならこのチャーシュー盛り合わせにシューマイ(今回は残念ながら売り切れ)とビールで立派な中華風居酒屋が完成する勢いです。
連れは「醤油らぁめん」に、同じくトッピングを色々と。こちらも余裕で千円を超えた気がします。いくらか味見させて頂きましたが、先の「煮干しらぁめん」とはまるで異なるスープであり、直線的でキレのある、全盛期の江川卓のストレートのような味わいです。
旨いラーメン屋の少ない沖縄の中では、なるほど確かにトップクラスの美味しさでしょう。ただし価格もトップクラスであり、スタイルや支払金額を考えればもはや東京のラーメン屋と捉えたほうが良いかもしれません。然るに旅行者というよりも在住者の方にオススメしたいラーメンです。

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深夜食堂はなれ/恵比寿

「AU GAMIN DE TOKIO(オーギャマンドトキオ)」は好きなレストラングループのうちのひとつだったのですが、リニューアルオープンした「トラットリア モード(TRATTORIA MODE)」の、行儀の良い客を等閑に付す態度に腹が立ち、暫く距離を置いていました。

が、その地階にある系列の和食店がコロナを奇貨としてランチ営業を始めたとのことだったので、ランチだったら外してもいいかあ、という雑な気持ちで訪問。恵比寿は日仏会館の脇を入ったところです。
店内は小綺麗な居酒屋という佇まいであり、囲炉裏を備え付けた厨房をぐるりと取り囲むカウンター席に、個室が少々。従業員はみな感じが良く、「トラットリア モード(TRATTORIA MODE)」での体験は何かの間違い、事故だったのではないか、という気もしてきました。
私は1日5食限定の「極厚とんかつ定食」を注文。1,800円です。
「極厚」というので「とんかつ成蔵(なりくら)」のような径を期待していたのですが、厚さは一般的なものであり、その代わり広さが大きかった気がします。どちらかというと「わらじとんかつ」。味は悪くはありませんが、さすがに専門店には敵いません。
出汁巻きはオーダーが入ってから焼き始めるスタイル。こちらはきちんとした割烹の味わいであり、やはり当店は夜にチョコチョコと色んな料理を楽しまないと、その真価を問えない気がしてきました。
お味噌汁は一般的な定食屋のそれと同等です。
ごはんは水気が多くベチャついており、カタメを好む私のタイプではありませんでした。
連れは「肉豆腐&焼き魚定食」を注文。1,700円です。少し味見させてもらいましたが、焼き魚は粕漬けを炭火で焼いたものであり美味。肉豆腐は和牛のすじ肉を用いており、肉はもちろん脂やゼラチン質の部分もグッド。酒が欲しくなる味の濃さです。
日常のランチとしてはやや高めではありますが、あのサイズ感のとんかつ(とんかつとは高いものだ)に魚、肉豆腐を食べてこの価格におさまるのであれば悪くないディールです。次回は夜に飲みに来てみようかな。ランチにチャレンジする方は、まずは肉豆腐が組み込まれたものを注文すると良いでしょう。

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今がチャンス!「日本一広いテーマパーク」のハウステンボスが貸し切り状態!

島原の「pesceco(ペシコ)」と「villa del nido(ヴィッラ デル ニード)」の予約が連チャンで取れたので、せっかくなので前後で長崎観光していこうという運びになりました。私は海外から船で長崎に入港し、長崎港の入国スタンプというレアキャラゲットだぜなほど長崎には親しみがあるのですが、長崎の首都である「ハウステンボス(Huis Ten Bosch)」を訪れるのは初めてです。
ぎょえー、人がいない!平日で、海外からのゲストもいないためか、本当にガラガラです。ゲストよりも従業員の数のほうが多い。加えてハウステンボスは「日本一広いテーマパーク」でもあるため、ひとりあたりのパーク面積は日本でダントツのトップでしょう。
ショーが始まりました。ハウステンボスを中心に活動するシンガーソングライターが演じるのですが、観客は皆、年パス保有のご近所さんといった雰囲気であり、まさに会いに行けるアイドル状態。
ちょうどお昼時だったので、長崎名物の「ちゃんぽん」「皿うどん」の用意があるレストランへ。こちらもガランガランであり、午前四時のファミレス状態です。
ちなみに「ちゃんぽん」「皿うどん」はそれぞれ1,100円であり、いずれもリンガーハットクオリティなのですが、テーマパーク内の食事という意味では悪くない費用対効果です。
初ライド。普通のメリーゴーランドなのですが、VRゴールを付けて楽しむという新しい試み。なるほど不思議な浮遊感があり、本当に空を飛んでいるかのようです。アイデア賞。
スイーツの城、チーズの城、ワインの城など、巨大ショッピングモールの専門店のような物販エリアが並びます。写真はワインの城。数十ミリリットル数千円のプレミアムなワインがグラスで楽しめるという謎の試みです。ソムリエバッヂを付けた人も働いていました。
こちらはカステラの城。長崎名物のカステラばかりを集めた店なのですが、「在庫過剰のため」という張り紙と共に投げ売りされていました。
こちらはVRのコースター。さすがにリアルなコースターとまでは言えませんが、なかなかの臨場感です。乗車前の案内ビデオの手作り感に心温まる。
観覧車に乗ります。大村湾に沿って並ぶヨットハーバーとヨーロッパ風の街並み。すげえ素敵やないか。試しにこのパーク内に何人いるか数えようとしたのですが、どのゲストも皆、ライドで同席したりすれ違ったりした人ばかりであり、顔見知りばかりです。
トリックアート館も貸し切り状態。観光地で訪れれば入場料に千円かそこらを徴収されることを考えれば、当パークの1日券7千円という価格設定は悪くありません。
「愛・地球博」の「三菱未来館」での上映作品「earthもしも月がなかったら」が再利用されていました。月のない地球はわずか8時間で自転し、強風が吹く殺伐とした環境となり、まさに危機的状況を迎えるという意外な結末。
こちらはバックドラフトの水版みたいなものですが、大草原不可避な完成度です。
こちらはスクウェア・エニックスが監修する音ゲー。ゴーグル不要のVRという新しいコンセプトであり、筋肉痛になるほどの運動量です。
途中、探偵のコスプレしたギャルとオッサンが本格的なカメラを携え、道端で議論をしています。恐らくは新アトラクションの案内ビデオを撮影しているのでしょう。従業員の中でそこそこ可愛い社員かバイトを選抜し手作りで映像に仕上げる適度なユルさが堪りません。
このコースターは斬新。ロッククライミング的なハーネスを装着し、ワイヤー1本でレールにぶら下げられ、生身の身体でパーク内を飛び回ります。高さや速度は大したことはないですが、その原始的な仕組みやガタガタギイギイいうサウンズが別の恐怖心を煽り、「フジヤマ」よりも余程恐怖を感じました。
こちらは命綱装着必須のアスレチックフィールド。300メートルという超長いジップラインなどもあり、繰り返しになりますが、これだけ楽しんで1日7千円って安くないか?
立体巨大迷路。それぞれのフロアに高さが無く、常に腰を屈めていないと前へ進めない仕様であり成人男性には厳しい。開始2分でギブアップしました。
チェックイン時刻となったので、ホテルゲスト専用のチェックインクルーズにて敷地内の旗艦ホテル「ホテルヨーロッパ(Huis Ten Bosch Hotel Europe)」へ。詳細は別記事にて。
夕食はどのレストランもパっとしなかったので、長崎名物の佐世保バーガーで済ますことに。
佐世保バーガーは800円かそこらであり、生ビールもたっぷり入って700円。テーマパーク内の飲食店としては実に良心的です。味はそれなりですが、まあ、テーマパークでの食事とはそういうものである。
本格的なエアガン射撃場があったのでチャレンジ。10発撃って、その殆どを頭部と心臓に集めることができました。私は殺し屋としての意外な才能があるようです。
巨大な釣りゲー。520インチ(6.5m×11.5m)の巨大スクリーンの中で泳ぎ回る巨大魚をサオ型コントローラーで吊り上げるという、老若男女楽しめるアトラクションです。各回の順位が発表されるのでゲーマーの血が騒ぐ。空いているので何度でもチャレンジすることができ、私は4回も楽しんでしまいました。
日が暮れてからのお楽しみはイルミネーション。Bruce Munro(ブルース・マンロ)もかくやと思わせる壮大なライトアップであり、結構、いやかなり本格的な光の祭典です。
覚悟していたよりも全然、と言っては失礼ですが、期待以上にめちゃんこ楽しいテーマパークでした。もちろんオリエンタルランドに比べると色々と詰めが甘い部分は多々ありますが、キラキラしなければならないという強迫観念がなく、ほのぼのとした独特の雰囲気は何物にも代え難い。従業員同士の仲も良く心あたたまるシーンもしばしば。物価も安く、ちょっとしたショッピングモールとその広場を訪れているような感覚です。
近所に住んでいれば絶対に年パス買うなあと妄想していると、なんとパーク内に分譲住宅がありました。何でもハウステンボスが維持管理する居住区であり、大きさにもよりますが3千万円~という価格設定。居住者とその家族はいつでもテーマパークに無料で入場できる特典付き。これはありよりのあり。買おうかな(買わない)。

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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。