高級レストラン"また行きたい"偏差値【2026年最新版】

  • フレンチ イタリアン 中韓焼肉 和食 その他 
  • 私の主観的な"また行きたい"偏差値です。味や店の優劣ではありません。


高級レストランでナメられないためのマナー集

高級レストランには一種独特の雰囲気があります。「なんだか店に値踏みされているようで居心地が悪い」と感じる方が多いかもしれませんが、その通り、店は客のことを値踏みしています。

「お客様は平等に扱う」なんてのは大ウソです。レストラン業界には『ソワニエ(大切におもてなしするべき客)』という言葉があるくらいであり、一流の客や金払いの良い常連・重い客に対しては恭しく接し、どう見ても場慣れしていない一見客に対しては、人間だもの、おざなりな対応になるものです。

そこで、「高級レストランにあまり行ったことは無いが、ナメられたくはない」と考えるワガママな貴方のために、高級レストランにおけるマナーを整理しました。結構な長文となってしまったので是非ブックマークして頂き、必要に応じて読み返して頂けると幸いです。

豚屋 鳥山(ぶたや とりやま)/新橋

新橋駅すぐの新橋駅前ビル1号館1階に入居する「豚屋 鳥山(ぶたや とりやま)」。以前は「貝出汁粥 鬼貝」というお店でしたが人気トンテキ屋「マロリーポークステーキ」の系列に加わり業態を変更。ランチタイムは周辺のビジネスパーソンで行列が生じますが、夜の部は並ばずに着席することができます。
店内はコの字型カウンターが2つ並ぶという珍しい座席配置であり、結果として1-2人で訪れるのにちょうど良い雰囲気です。オシャレではありませんが確実に清潔で、女性ひとり客が結構多く、スタッフの女子メインでした。
主力は真空低温調理で仕込んだ極厚豚肩ロース肉。1枚から7枚まで指定することができ、隣のニイチャンが注文していた4枚はエアーズロックみたいな光景が広がっていました。フレーバーは「生姜焼き」「とんてき」「味噌焼き」の3種から選ぶことができ、それぞれ組み合わせて注文することも可能です。
私は「成人の野菜摂取目標350gを一皿で摂取 野菜たっぷり!シャキシャキ肉野菜炒め」という呼びかけに惹かれて「肉野菜炒め定食」を注文。とは言え主役は肉であり、薄切りのこま切れ肉ではなく、トンテキに使われるような厚切りのロース肉がゴロゴロと入っているのが嬉しい。低温調理された肉を使用しているためか、厚切りながらしっとりとした柔らかさを保っています。
400円の追加料金で味噌汁を豚汁に変更してもらいました。なかなかのお値段ですが、汁物の枠を飛び越えた「飲むおかず」と呼ぶにふさわしい存在感。スープの表面には旨味が溶け出した脂がキラキラと輝いており実に濃厚。具材もたっぷりで、豚の脂の甘みと味噌の塩気がよく染み込んでいます。
こちらはサイドメニューの「豚から」。いわゆる豚肉の唐揚げであり、脂を油で揚げるという背徳感。千切りキャベツにソースやマヨネーズもたっぷり備わっており、これで150円は悪くないディールです。
ゴハンはまあ、普通のゴハンですね。一般的な定食屋のそれに比肩する味わいであり、量はちょっと多め。となりの4枚のニイチャンはゴハンまでおかわりしててすげえなあ。
以上を食べて1,600円。栄養バランスやボリューム感を考えればリーズナブルな価格設定であり、ランチタイムの行列にも説得力があります。15時以降は「せんべろ」のプランも用意されており、新橋で3杯飲んでツマミが付いて千円というのは実にお値打ち。次回は軽く飲みに来てみよう。

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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。

ラオスにいったい何があるというんですか?中国人によるオーバーツーリズム問題がありました。

年末年始は「東南アジア最後の桃源郷」と評されるラオスに滞在してきました。 実際に訪れてみると、噂に聞いていた程のんびりした国という印象ではなく、意外なほど合理的な現代性が同居する不思議な場所に感じました。
ラオスに到着して最初に驚かされたのは入国審査での出来事。日本人のパスポートを持っていた私たちが案内されたのは居住者用レーンであり、長蛇の列を横目にスムーズに入国できました。この国がどれほど親日的であるかを肌で感じるエピソードであり、先人たちの実績に感謝です。生まれてきてくれてありがとう。ちなみに街に出ても親日の印象は変わらず、どこに行っても穏やかな笑顔で迎え入れられます。
ラオスの人々はシャイで商売っ気がありません。近隣の東南アジア諸国では強引な客引きが日常茶飯事ですが、ここではトゥクトゥクに「乗る?」と聞かれて「NO」と答えれば、すぐに「OK」と引き下がります。あまりの引き際の良さに、逆にそんなに商売っ気がなくて大丈夫か?と、こちらが心配になってしまうほどです。

また、渡航前には「乗り物は人が集まらないと出発しない」「料理の提供が遅い」といったラオス時間のルーズさを覚悟していましたが、観光客が集まるエリアでは意外とスムーズ。良い意味で拍子抜けするほどストレスなく過ごせました。
街を観察していて興味深いのは、市場や店先でキビキビと働く女性たちに対し、男性は朝からビール片手に談笑している姿が多いこと。また怒鳴り声や大声が聞こえてこないのもすごくいい。ラオスには人前で怒ることを恥とする文化が根付いており、トラブルすらも静かに微笑んで解決してしまいます。
しかしながら、ひとたびお祭りや宴会となるとその姿は一変します。 普段の静けさが嘘のように巨大なスピーカーが登場し、会話もままならないほどの爆音でダサいクラブ音楽を流し始めます。この「穏やかな日常」と「鼓膜が震えるほどのパーティー」の激しいギャップにラオスのエネルギーを垣間見た気がしました。
インフラは遅れていると思いきや、移動に関しては意外なほど快適でした。その立役者が配車アプリの「LOCA」。「Grab」や「Uber」よりもUI/UXが良く、これさえあれば移動に困ることはありません。ブルネイのクソアプリ「Dart」とは月とスッポンである。
キャッシュレス派なら「LOCA Pay」の導入は必須。日本の「PayPay」に近いシステムで、クレジットカード決済で主流となっている3%の手数料がかからない(または微々たるもの)のが最大のメリットでしょう。「地球の歩き方」には「現地での銀行口座が必要」との記載がありましたが、実際は口座など無くとも利用できました。とは言え現地の方に見せると「それ持ってるの!?外人なのにすごいじゃん!」と喜んでもらえました。
なお、ラオス通貨「キープ」は桁数が多く、小銭もありません。現金を持ち歩くと財布が破裂しそうになるため、「LOCA Pay」のありがたみが身に染みます(画像は2万円を両替した結果)。なお、銀行での両替につき、パスポート確認は厳格かと思いきや、スマホ画像でよかったり、番号記入だけで済んだりと、その運用はかなりアバウト。どこの銀行もガラガラに空いており、あんなに待ち時間の長い日本の銀行では一体何が行われているのか疑問が残りました。
ラオスの交通マナーは東南アジア随一。首都であってもクラクションは聞こえず、無理な追い越しやすり抜けも皆無。「譲り合うことが結果として全体の流れを良くする」という阿吽の呼吸が浸透しており、ある意味で自動運転に向けた社会実験のようにも映りました。この運転マナーの美しさはラオスが誇るべき魅力のひとつでしょう。
もちろん未舗装路が多い途上国ならではの洗礼も待っています。乾季は赤土の砂埃が激しく、現地のマスク着用率が高いのも納得です。おかげで白いスニーカーは1日で赤茶色になり、ウェットティッシュで拭いても完全には落ちませんが、それもまた旅の勲章です。
そんな赤土の道を、伝統的な巻きスカート「シン」を履いた女性たちがバイクで颯爽と駆け抜けていく姿は、ラオスならではの美しい光景でした。公務員や銀行員の制服としても現役で使われているこの伝統衣装は、日本の皇室の愛子さまが着用されたことで現地でも話題となり、その優美な着こなしはラオス現地でも大きなニュースになっていました。
ラオスの精神性を最も強く感じるのが、世界遺産の街ルアンパバーンで有名な「托鉢(たくはつ)」です。早朝、オレンジ色の袈裟をまとった僧侶が一列に歩き、人々が静かに喜捨をする光景は、観光用のパフォーマンスではなく彼らの日常そのもの。観光客も参加できますが、非常に静謐で神聖な儀式ですので、騒いだりフラッシュ撮影をしたりするのは厳禁です。
こうした仏教や精霊信仰は、生活の細部にも深く息づいています。たとえば「頭には精霊が宿る」と信じられているため、むやみに子供の頭を撫でることは失礼にあたります。逆に「足は不浄」とされるため、仏像や人に足の裏を向けて座るのもタブー。女性は僧侶に触れることさえ禁じられており、乗り物の中であっても席を離すなどの配慮が必要です。日本のフェミなら発狂するかもしれません。
ショッピングモールの2階には金細工や金製品の店が軒を連ねるのが定番。高級品売り場といえば閑散としているのが日本の常識ですが、ここでは平日でも多くの客で謎にごった返しています。通貨の変動が激しいこの国では、金は単なる装飾品ではなく、最も信頼できる資産であり貯金の形なのかもしれません。だからあんなに銀行が空いているのか。
街中で空を見上げると、その圧倒的な旗の量に驚かされます。ラオス国旗と交互に掲げられているのは、ザンギエフでおなじみの赤い背景に黄色い鎌と槌のマーク。これは「ラオス人民革命党」の党旗であり、その密度は愛国心が強いアメリカの星条旗をも凌ぐほどです。日の丸の掲揚を嫌悪するサヨクの方々であれば卒倒してしまうかもしれません。
ネット回線が弱かったり、トイレの紙は流せずゴミ箱に捨てる必要があったりと、不便な点は確かにあります。しかし、50以上の民族が共存し、ホームレスを見かけないほど家族や親族の相互扶助が強いこの国には、物質的な豊かさとは違う精神的な豊かさが溢れていました。 フランス植民地時代の名残で街中ではフランス語が聞こえ、美味しいパンやサンドイッチが当たり前のように食べられるのも面白いギャップです。
村上春樹の紀行文に「ラオスにいったい何があるというんですか?」というタイトルのものがありますが、実際に旅をして「何があるのか」と問われれば、私は迷わず「意外なほどの快適さと、不思議なシンパシー」だと答えます。

のんびりした時間の中に「LOCA」のような合理的なアプリが浸透しており、それでいて人々の会話のトーンや味覚は控えめで日本人に近く、物価も安い。単に「何もない国」と揶揄するにはあまりに惜しい、現代的な利便性と奥ゆかしさが同居する稀有な場所です。急速に変わりゆく国なので、この心地よい「日本っぽさ」を味わうなら、近代化しきる前の今がベストタイミングかもしれません。


<中国人によるオーバーツーリズム問題
さてここからは、みんな大好き中国人問題です。印象的だったのは、LOCAのドライバーの「旧市街は中国人で溢れていただろwww 」という一言。ニヤニヤと笑う彼の表情には、単なる混雑への愚痴ではない、明らかな嘲笑が含まれていました。数か月前にオークランドを訪れた際も似たような経験をしましたが、どうやらここラオスでも、彼らは順調に嫌われているようです。
中国人観光客がこれほどまでに急増した最大の要因、それは「ラオス中国鉄道(LCR)」の開通と、2023年春からの国際旅客輸送の本格化でしょう。この鉄道の開通は、ラオスにとって物流革命であると同時に、観光地の在り方を根底から覆す劇薬ともなりました。
かつて中国の昆明からヴィエンチャンやルアンパバーンへ陸路で向かうには、険しい山道をバスで20時間以上も揺られる必要がありました。しかし鉄道の開通により、その移動時間はわずか数時間へと劇的に短縮。雲南省などの中国人にとって、ラオスは「秘境」から「週末に行ける手軽な行楽地」へと変貌したのです。

しかし問題なのは、その鉄道チケットを中国の旅行代理店や中国人ダフ屋が買い占めてしまうこと。個人旅行者は窓口に行っても「満席」と断られるのが常態化しています。「自国の鉄道なのに自国民が乗れない」という異常事態に、地元の人々が複雑な感情を抱くのも無理はありません。ピエンチャンでありパオンチャンです。
最も深刻なのが、世界遺産の街ルアンパバーンの変貌です。「静寂」こそがこの街の美学であり、それを求めて訪れる欧米や日本の旅行者に対し、賑やかさを好む団体客が押し寄せることで、古都の風情が急速に失われつつあります。
象徴的なのが前述した早朝の托鉢です。大型バスで乗り付けた団体客が、僧侶の目の前でフラッシュを焚き、行く手を塞ぐマナー違反が日常茶飯事となっています。神聖な儀式に対する敬意は微塵もなく、まるでエレクトリカルパレードか何かと勘違いしているような光景には、怒りを通り越して悲しみさえ覚えました。
夕日スポットのプーシーの丘も同様です。そこは今や「自撮り棒」と「ライブ配信」の戦場。絶景を目に焼き付ける時間よりも、ポーズを決めている時間のほうが長く、最前列を陣取って動かない彼らと、静かに景色を見たい旅行者との間で常に闘争が生じています。ちなみに我々のガイドは「夕日の時間帯は中国人で渋滞するから行ってはならない」と、我々を強く戒めました。
ルアンパバーン観光のハイライトである「王宮博物館」に至っては、その惨状は輪をかけて酷く、もはや「ワット・チャイナ」と改称しても差し支えないレベルです。本来なら厳かな空気が流れるはずの敷地内は、飛び交う中国語の怒号で完全に支配されており、ガイドの引率の旗に導かれた団体客が雪崩のように押し寄せる様は、ある意味で圧巻。展示物を鑑賞する静寂など微塵もなく、ラオスの歴史的遺産が彼らの巨大なテーマパークと化している現実に、ただただ圧倒されるばかりでした。
マナーの崩壊も目に余ります。神聖な寺院の境内であろうと、疲れたら地べたに座り込んでタバコを吹かし、スピーカーフォンで大声の通話が始まります。「撮影禁止」の看板など彼らにはただの模様に過ぎず、注意書きを無視してフラッシュを焚きまくる姿には言葉を失いました。

さらに酷いのがゴミとトイレ問題です。飲食したゴミをその場に散らかし、彼らが去った後は嵐が過ぎたような惨状に。極め付けはトイレで、便座にくっきりと残る土足の跡や、水浸しで汚れた個室を見るたび、掃除をする現地の方々に同情せずにはいられません。
観光客数は激増しましたが、その実態は地元に一銭も落ちない「ゼロドル・ツーリズム」そのものです。彼らは中国資本のホテルに泊まり、中国人が経営する店で食事をし、支払いは中華系電子マネーで完結。お金はラオスを素通りして中国経済圏へ還流するだけで、現地に残るのは大量のゴミとインフラの摩耗だけです。ガイドやドライバーまでもが中国人であるため、地元雇用すら生まれません。地域資源にタダ乗りし、経済的な果実だけを吸い上げるこの搾取構造は、日本が直面しているオーバーツーリズムの問題と全く同じ、あるいはそれ以上に深刻な現実を突きつけています。
ラオス中国鉄道は陸連国への転換点である一方、典型的な債務の罠としても歴史に名を刻みそうです。総工費59億ドルの負担は重く、GDP比110%に達した公的債務の約半分は対中債務が占めています。さらに観光収益の多くが中国企業へ還流する現状では、経済的な好循環は望めません。

この「インフラをタダ乗りされ、地元にお金が落ちない」という搾取構造は、決して対岸の火事ではありません。京都や鎌倉、富士山などで悲鳴が上がる日本のオーバーツーリズム問題と全く同じ病理です。 カギとなるのは量から質への転換。ただ外国人を増やすのではなく、いかに地域を守り、単価を上げるか。ラオスが突きつけられている難題は、そのまま「安いニッポン」からの脱却を目指す、私たち自身の課題でもあるでしょう。


<ホテル>
■THE APSARA RIVE DROITE(ジ アプサラ リヴ ドロワト)/ルアンパバーン
https://www.takemachelin.com/2025/12/apsara.html
ルアンパバーンのミシュラン掲載ホテル。ナムカーン川対岸の元フランス植民地時代のヴィラを改装した全9室のブティックホテルであり、「Mr & Mrs Smith」にも加盟し、テレビのない客室はダークウッドと伝統織物が彩るコロニアルな空間。Wi-Fiや水回りの弱さ、護岸工事による騒音やボート運休といった不便さはありますが、名物マネージャーの温かい対応や絶品の朝食、静かなプールが滞在を彩ります。多少の不便さがあっても、古き良き美学と静寂な非日常を味わいたい、旅慣れた大人の方に最適な一軒です。


■DoubleTree by Hilton Vientiane(ダブルツリーbyヒルトン ビエンチャン)
2024年9月開業、ラオス初のヒルトン。観光至便な立地に建ち、石破元首相も滞在したと噂のホテルです。機能的な客室、最上階プールに加え、同ブランドでは珍しいクラブラウンジも完備しており、特に朝食はダブルツリーとしては世界最高峰。今回は設備トラブルがあり、スタッフの対応力にやや課題を感じる場面もありましたが、お詫びとして広い部屋への変更措置もなされ、全体的なコストパフォーマンスを考えれば満足度の高い滞在となりました。


<飲食店>
細かな観光地の紹介は地球の歩き方に譲るとして、ここからは私がお邪魔した飲食店をご紹介。
ちなみにラオスはクレジットカードが使えない店が多い(使えたとしても手数料を3-5%取られる)ので、財布をパンパンにしてお出かけする必要があります。また、米ドルとタイバーツとラオスキープが飛び交うマルチカレンシー社会であり、米ドルで払ってお釣りはバーツとキープが混ざって返ってくる、なんてことも起こりえます。
また、ビールと言えば「ビアラオ」であるのが普通であり、コーラと言えば「ペプシ」一択です。加えてFacebookが公式HP代わりであり、予約の際はmessengerを使うのが定番です。


■タマリンド(Tamarind)/ルアンパバーン
ルアンパバーンのナムカーン川沿いにあるレストラン兼料理教室です。オープンエアの洗練された空間で、ハーブや発酵食品を駆使した伝統料理を堪能できます。
香草かおる魚のサラダ、木の皮を用いたシチュー、水牛ソーセージなどの盛り合わせは、現地の食文化を知るのに最適。主食のカオ・ニャオ(もち米)や濃厚なラオスコーヒーも楽しめます。予算は3〜4千円と手頃ですが、満足度は非常に高い。世界中の旅行者が集まる人気店のため、事前の予約は必須。ラオス料理の第一歩として外せない名店です。


■Khaiphaen(カイペン)/ルアンパバーン
NGOが運営する職業訓練レストランであり、恵まれない若者たちが「生徒」として働き、調理や接客の実践スキルを学んでいます。開放的な店内で提供されるのは、伝統的なラオス料理をモダンに昇華させたもの。ハーブ香るソーセージ「サイウア」やカボチャ入りの「ラープ」が旨く、満腹になっても約1,700円という驚きのコストパフォーマンスを誇ります。堅苦しい「支援」ではなく、ただ美味しく食事をすることが若者の未来を拓く手助けになる、スマートで心温まるお店です。


■Dyen Sabai Restaurant(ジェン サバイ レストラン)/ルアンパバーン
ナムカーン川対岸に位置する隠れ家的レストラン。川を望むテラス席は静寂に包まれ、地元の方々が名物鍋「シンダート」を囲む姿も見られます。川海苔「カイペーン」や水牛の生姜焼きなど、カオニャオが進む日本人が親しみやすい味付け。お酒を飲んで満腹になっても一人約2,000円。観光客向けの洗練さとラオスの食文化の芯を両立させた、静かなディナーに最適な一軒です。


■Nang Tao(ナン タオ)/ルアンパバーン
旧市街にあるカオソーイが名物の家族経営食堂。ルアンパバーンのカオソーイはタイ風のココナッツ系とは異なり、澄んだスープにピリ辛の肉味噌を乗せた「味仙」の担々麺を思わせるスタイル。幅広の米麺と肉味噌の旨味が絡み合います。他にもマイルドな「ラープ」や甘めの焼きそばなど、日本人の口に合う家庭料理が揃います。エアコンなし、オーダー忘れやセルフ会計というサービスの緩さはありますが、ビールを付けても約1,600円という破格の安さと気取らない雰囲気は大きな魅力です。


■Bamboo Garden(バンブー ガーデン)/ルアンパバーン
ワット・ヴィスンナラート近くにある欧米客で賑わうカジュアルなラオス・タイ料理店。青パパイヤサラダやハーブソーセージ、川魚の和え物などは、辛さや特有の発酵臭を抑えたマイルドな味付けが特長的。カオニャオの扱いはなく、代替として注文した炭水化物のパッタイは日本風の焼きそばに近い味わいでした。2人で約5,000円と手頃で、現地の強い個性が苦手な旅行者にとって無難な選択肢と言えます。


■PVO Vietnamese Food(ピーヴィーオー ベトナミーズ フード)/ヴィエンチャン
バインミーの名店として知られるベトナム料理店です。朝から昼過ぎまでの営業で、英語やQR決済にも対応。看板メニューのバインミーは、軽い食感のバゲットにパテや野菜が挟まれ、ラージサイズは1本分と大ボリューム。他にも野菜たっぷりの生春巻きやバインセオ、濃厚な魚出汁の麺料理などが揃います。ラオス独自の食文化として定着しており、満腹になるまで食べて2人で総額約2,700円と費用対効果も高い一軒です。


■La Cage du Coq Restaurant(ラ カージュ デュ コック)/ヴィエンチャン
在住欧米人も通うフランス人オーナーの人気ビストロ。バンビエン産有機ヤギチーズのサラダや野菜のグラタンなど、地産素材も活用されており、メインの「牛フィレ肉のロッシーニ風」はフォアグラ付きで25USDと破格。看板料理「鴨のコンフィ」は皮をパリッと、肉をホロホロに仕上げた伝統的な味わい。ビールと共に満腹になっても一人約4,000円強と、東京の半額以下で楽しめる驚きの費用対効果。支払いは現金のみなのが注意点。


■Tango Pub Bar Restaurant(タンゴ パブ バー レストラン)/ヴィエンチャン
ナイトマーケット近くの「フランス人オーナーが営む人気のビストロ。ブラッセリーのような雰囲気で、欧米客で賑わいます。料理はどれもボリュームがあり、山盛りのシャルキュトリーやベーコンたっぷりのヤギチーズサラダ、マンゴーソースの鴨胸肉、赤身のバヴェットステーキなどを頂きました。付け合わせのドフィノワ含め食べ応えは十分です。ワインと共に満腹になっても一人4〜5千円程度と、質の高い食材を安価に提供しており、肉とワインを欲する夜に有用な一軒です。


■Phakhao Lao Restaurant(パカオ ラオ レストラン)/ヴィエンチャン
ナイトマーケットに近い、緑豊かなガーデン席で本格ラオス料理を楽しめる人気店。全席オープンエアのため蚊の対策は必須ですが、ビアガーデンのような開放感が魅力的。料理は濃厚な「ラオサラダ」や酸味のある発酵ソーセージ「ソムムー」、香ばしいアヒルの「ラープ」など、カオニャオが進む定番が揃います。甘酸っぱいタマリンドソースの揚げ魚もビールとの相性抜群。英語メニュー完備で注文もしやすく、満腹になっても一人2〜3千円と高コスパで、ラオス料理入門編として最適な一軒です。


■Khao Piak Sep(カオピアック セープ)/ヴィエンチャン
その名の通り「美味しいカオピアック」を提供する人気店。完全なオープンエアの店内はハエが飛び交うローカルな環境ですが、タピオカ粉を混ぜたコシのあるモチモチ麺は食感が良く、トッピングのカリカリ揚げ豚とも相性抜群です。鶏肉入りの雑炊もありますが、ここならではの体験としては麺料理に軍配が上がります。1杯約300円という安さも魅力ですが、スープがなくなり次第閉店となるため、衛生面を許容できる方は早めの時間に訪れるのが賢明です。


■Khaoji Paté Sihom(カオジー パテ シホム)/ヴィエンチャン
米粉を混ぜた皮が薄く軽い食感のラオス風バゲット「カオジー」の専門店。メニューはサンドイッチなど3種のみで、イートインは簡易的な作り。豚肉入りのサンドイッチは、ベトナムのバインミーより酸味が控えめで、甘辛くスパイシーな味付けと「肉でんぶ」が特徴。隣接する屋台の練乳たっぷりの濃厚なラオスコーヒーと合わせても約700円と手頃で、観光の合間の軽食として利用しやすいお店です。


■LAODI Bar(ラオディバー)/ヴィエンチャン
日本人醸造家が手掛ける世界的にも評価の高いラム酒ブランド「LAODI」の直営バー。最大の特徴は、ラオス産の無農薬さとうきびの一番搾り汁のみを使用した、世界でも希少な「アグリコール製法」で作られるラム酒。芳醇な香りが特徴のホワイトラムや熟成ラムなど、多彩なラインナップを楽しむことができます。


■Noy's Fruit Heaven - Juices and Shakes/ヴィエンチャン
店名の通り新鮮な南国フルーツを贅沢に使ったスムージーとシェイクが名物のドリンクスタンド。特に濃厚なアボカドやマンゴーのスムージーが評判で、砂糖の調整も可能なため、ヘルシー志向の旅行者から絶大な支持を得ています。屋台よりも衛生的で座ってゆっくり過ごせるため、街歩きのビタミン補給や休憩に最適。


■JOMA Bakery Café/ヴィエンチャン
ラオス発祥で近隣国にも展開する北米スタイルの人気カフェチェーン。ラオスのスタバとも呼ばれる安心感が魅力で、南部ボラベン高原産のオーガニックコーヒーが人気。店内はエアコンと高速Wi-Fiが完備されており実に清潔。ヴィエンチャン市内にも複数店舗あり、安定した味とサービス、空間を提供してくれます。


■Cafe Sinouk(カフェ シヌーク)/ヴィエンチャン
ラオスコーヒー界の先駆者シヌーク博士が創業した老舗ブランドの直営カフェ。南部ボラベン高原の自社農園で栽培から焙煎まで一貫管理された「Seed to Cup」の高品質なコーヒーが自慢です。お食事メニューも充実。


■DEX Coffee & Bar(デックス コーヒー)/ヴィエンチャン
市内の店舗は悪くないのですが、空港店は非人道的な価格設定で、グーグルマップでは2.1点という驚異のスコアをたたき出しています。コーヒーの味は悪くないのですが、騒がしく不衛生。パソコン作業用の机と電源の使用権を買うことのみを期待してどうぞ。


■NIA Business Lounge(ACVラウンジ)/ノイバイ国際空港(ハノイ)
ここからはオマケ。ラオスに向かうために乗り継ぎで利用したハノイのラウンジについて。ANAビジネスクラスや上級会員が利用できる指定ラウンジであり、天井が高く広々とした空間が特長的。料理の味は中くらいですが、のんびり過ごせるので悪くないラウンジです。


■ロータスラウンジ(Lotus Lounge)/ノイバイ国際空港(ハノイ)
https://www.takemachelin.com/2025/12/lotus.html
ベトナム航空が所有・運営するラウンジ。天井が高く開放的な空間。大きな窓からは離着陸する航空機を間近に観察できます。座席は300以上はあるでしょうか、ダイニングエリアを中心に広々とした誂えです。
食事は華やかさこそ控えめですが、フォーを中心にベトナムらしさがしっかり味わえる点が好印象。滑走路を行き交う翼を眺めながら、熱々のスープと共にベトナムの余韻に静かに浸る。そんな使い方がこのラウンジの正解と言えそうです。


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