高級レストラン"また行きたい"偏差値【2026年最新版】

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  • 私の主観的な"また行きたい"偏差値です。味や店の優劣ではありません。


高級レストランでナメられないためのマナー集

高級レストランには一種独特の雰囲気があります。「なんだか店に値踏みされているようで居心地が悪い」と感じる方が多いかもしれませんが、その通り、店は客のことを値踏みしています。

「お客様は平等に扱う」なんてのは大ウソです。レストラン業界には『ソワニエ(大切におもてなしするべき客)』という言葉があるくらいであり、一流の客や金払いの良い常連・重い客に対しては恭しく接し、どう見ても場慣れしていない一見客に対しては、人間だもの、おざなりな対応になるものです。

そこで、「高級レストランにあまり行ったことは無いが、ナメられたくはない」と考えるワガママな貴方のために、高級レストランにおけるマナーを整理しました。結構な長文となってしまったので是非ブックマークして頂き、必要に応じて読み返して頂けると幸いです。

ジョンティ アッシュ(Gentil H)/白金台

白金台の「ジョンティ アッシュ(Gentil H)」。ミシュラン1ツ星を獲得しゴ・エ・ミヨ にも掲載されるフランス料理店ですが、以前お邪魔した際にパっとしなかったので暫く足が遠のいていました。しかしながら、ある筋から「今のシェフは素晴らしい」との情報を得たので10年ぶりにお邪魔します。場所はプラチナ通りから1本入ったところにあるビル2階。白金台駅から歩いて5分ほどでしょうか。
店内は焦げ茶主体のシックなインテリア(写真は食べログ公式ページより)。白いテーブルウェアが映え、程よい緊張感と居心地の良さが共存します。我々はダイニングにお邪魔しましたが、個室もあるようです。

平野敬祐シェフは恵比寿のロブション出身で、2018年より当店の厨房を預かっているようです。故郷・静岡県の食材を積極的に起用するスタイルで、地元への愛情が溢れ出ています。
当店はワインスクール「レコール・デュ・ヴァン」の直営であり、ワインのセレクトはお手の物。なのですが、ペアリングだと量が少なそうだったのでやっぱりボトルで注文。フランス産のワインが中心で、最も安価なシャンパーニュが1.8万円と、この手のレストランとしては妥当な値付けかもしれません。
アイスかムースかな、と思いきや、何とコチラ、アオリイカです。中にはサフラン風味の米のサラダが詰まっており、お米のパラッとした食感がアオリイカのねっとりとした食感に良く合う。ソースはイカスミ主体なのですが、どこかお好み焼きソース感のある親しみやすい味わいで、うま確で初手から心を掴まれました。
続いてシマアジ。ロブション出身者らしい華やかなプレゼンテーションであり、脂はバチバチにのっているものの、夏らしい軽やかな調味により洗練された味わいに仕上がっています。枝豆のほか生ハムのブイヨンも用いており、魚・豆・豚の異なる旨みが交差する、複層的な味わいの構成です。
フォアグラ。これがフォアグラかとキュンタヒな盛りつけです。口に含んだ瞬間に体温でなめらかに溶けていくように設計されており、その濃厚でリッチな脂のコクに対してシトラス風味のマンゴーが最高の相棒として添えられています。果実の芳醇な甘みに柑橘のキレのある酸味をプラスすることで、フォワグラの重さを感じさせず、後味を華やかに調和させています。
パンは一切おめかししていない素朴な佇まいですが、穀物の甘みと滋味が凝縮されています。添えられるバターは瞬間的に燻製されており、バター本来のミルクの甘みの奥にスモーキーな香ばしさが重なります。
ハモ。ふっくらとジューシーに蒸し上げており、繊細な食感と滋味を保ちます。とろみのある滑らかなスープは冬瓜を土台としており、干し貝柱による中国料理的な旨味のアクセントも感じられ、日本料理におけるハモ料理とは方向性が大いに異なり興味深い。
スペシャリテの「うなぎパイ」。浜名湖産の鰻を用い、フレンチのパイ包み焼きの技法を適用しています。ザリガニに基づく甲殻類の旨味も派手派手で、トリュフもぶっかけられて口の中が大騒ぎ。それでいて全体としての味わいはキレイに調和しており、鰻料理の未来を見た気がしました。
アイナメ。上品な甘みと身の締まりが自慢のお魚です。お隣は花ズッキーニのファルシであり、魚介の風味がたっぷりと詰まっています。お魚の味わいの良さは当然として、季節感と彩りが備わっているのがいいですね。アイナメの力強い旨味にハーブの爽やかな酸味とレモングラスの清涼感ある香りの泡が重なり、重厚でありながら軽やかな後味へと導く立体的な構成です。
メインはエゾジカ。完璧な火入れのもと、しっとりとした赤身の柔らかさとエゾジカのクリーンで力強い旨味を堪能します。ソースからは柑橘のフレッシュな酸甘さが感じられ、ジュニパーベリーの森を思わせる清々しい香りが鹿肉の自然な風味をさらに引き立てます。何ともモダンで上品な仕上がりのジビエ料理である。
デザートひと皿目はトロピカルフルーツのメリメロ。「メリメロ(méli-mélo)」とは札幌の予約忘れドタキャンで有名なフランス料理店ではなく、フランス語で「ごちゃ混ぜ」「寄せ集め」の意。旬のトロピカルフルーツを組み合わせ、様々な甘さ・酸味・食感を同時に楽しめる夏らしいデザート。加えてバニラやココナッツの風味がトロピカルな世界観をさらに深め、エキゾチックな余韻を口の中に生み出します。
メインのデザートは葡萄のパヴロワ。ロシアのバレリーナ、アンナ・パヴロワに捧げられた伝統的なデザートであり、外側はサクサク、内側はふわりとしたメレンゲが特徴で、上に盛られた葡萄がジューシーな甘みをもたらします。ベルガモットやラベンダーなど色んな香りがする。視覚的にも美しく、当店のコース料理に相応しいフィナーレです。
お茶菓子もキッチリと用意され、ここまでに提供された数々の素晴らしい料理の余韻を穏やかに長引かせてくれました。
以上の料理が22,000円で、ワインやら水やらサービス料やらでお会計はひとりあたり5万円弱。イマドキのフランス料理の王道ど真ん中であり、このシェフは本物だ。BIG LOVE。サービス陣の立ち振る舞いも素晴らしく、10年前にお邪魔したレストランとは全く別物に感じました。これだからレストラン巡りはやめられない。

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「好きな料理のジャンルは?」と問われると、すぐさまフレンチと答えます。フレンチにも色々ありますが、私の好きな方向性は下記の通り。あなたがこれらの店が好きであれば、当ブログはあなたの店探しの一助となるでしょう。
日本フレンチ界の巨匠、井上シェフの哲学書。日本でのフレンチの歴史やフランスでの修行の大変さなど興味深いエピソードがたくさん。登場する料理に係る表現も秀逸。ヨダレが出てきます。フランス料理を愛する方、必読の書。

大城鶏飯(おおぎけいはん)/コザ(沖縄市)

コザのパークアベニュー近くの路地にある「大城鶏飯(おおぎけいはん)」。「鶏飯」と言えば奄美大島のソウルフードとして有名ですが、当店のそれはたっぷりのサルサソースで食べる新感覚のチキンライス。店名につき、沖縄県において「大城」という名字は「おおしろ」と発音するのが一般的ですが、当店は「おおぎ」と読みます。
店内は簡素なテーブルとイスが並ぶだけで、ダイニングというよりはイートインスペースといった風情です。ファストフードのように前払い注文して、料理ができたらカウンターまで取りに行く仕組みです。テイクアウトも活発なようで、売り切れ次第終了とのことです。
お水は見たことも無いブランド(?)のものがペットボトルで用意されます。壁には沖縄の有名人のサインがいっぱいです。
主題の鶏飯。鶏の出汁で炊いたご飯の上に、煮てほぐした鶏肉を乗せ、その上からゴロゴロとした野菜たっぷりのサルサソースをのせて楽しみます。サルサソースはノーマルかスパイシーから選ぶことができ、私はスパイシーにチャレンジしたのですが、ピリ辛といった程度でした。
鶏肉の処理が興味深い。海南鶏飯やカオマンガイでは鶏の皮の脂の旨味を重視し、皮付きのまま提供されることが通例ですが、当店では皮やスジを丁寧に取り除いており、プルドポークやシーチキンのような食感を実現しています。

トッピングの「鶏味玉」は鶏のお出汁で煮ているのでしょうか、程よく味が沁みており、黄身の半熟具合と共に先の鶏肉とよく合います。
ゴハンは鶏のお出汁で炊いているようで旨味たっぷり。やや固めに設定されているのですが、先の鶏肉が程よく煮汁(?)を含んでいるので、ライスと共に若干の雑炊感を楽しむことができます。サルサソースはキュウリ、玉ネギ、ピーマン、トマトといった野菜が食感を残した状態で細かく刻まれており、シャキシャキ爽やかでさっぱりした味わいです。
鶏スープは鶏本来の風味を感じさせる徹底した透明感があり、余計な油分がありません。調味も最小限に留めており、身体に染み渡るうな優しい感覚を覚えます。別料金ですが僅か70円なので、必ず注文しましょう。必ずです。
以上、鶏飯の肉増しに玉子とスープを付けて1,500円ほど。奄美の鶏飯やシンガポールの海南鶏飯とはまた違った、ありそうでないスタイルのチキンライスですが、これが意外とクセになる。サルサの爽やかさと優しい鶏の旨味が、沖縄の陽気にぴったり。コザの路地裏で出会える、ちょっと変わった心地いいひと皿です。

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寒い季節は沖縄で暮らしているので、旅行やゴルフだけで沖縄に来る人よりかは一歩踏み込んでいるつもりです。沖縄の人ってネットに書き込みしないから、内地の人が知らない名店が結構多いです。
沖縄通を気取るなら必ず読んでおくべき、大迫力の一冊。米軍統治時代は決して歴史のお話ではなく、今の今まで地続きで繋がっていることが良くます。米軍の倉庫からかっぱらいを続ける悪ガキたちが警官になり、教師になり、ヤクザになり、そしてテロリストへ。沖縄戦後史の重要な事件を織り交ぜながら展開する圧巻のストーリー構成。オススメです。

ここ数年で滞在した高級・有名とされているホテルを一覧化し◎〇△×と記した

年間を通じて外泊が多いので、ここ数年で滞在した高級・有名とされているホテルを一覧化しました。

◎〇△×と記していますが、これは私が滞在した時点における感想であり、価格や為替の変動、混雑度合い、当時のスタッフの対応など偶然に因る部分も多いので、話半分に捉えてください。また、ハイアットやヒルトンは最上級会員であり、ひらまつは株主なので、素で予約する場合とは対応が異なるかもしれません。

費用対効果も重要視しています。お金に糸目をつけないお金持ちの方々とは観点が異なることをご承知おきください。

ところで、私は子連れ客とそれをコントロールできない宿泊施設を憎んでおり、そういった客層が支配的なホテルは自然と△や×が多くなります。しかしながら、これは見方を変えれば家族旅行に向いたホテルを選ぶ指標となり得るかもしれません。


【ハイアット】
<北海道>

<関東>
△:ハイアットリージェンシー東京ベイ

テンゲル リゾート(Tenger Resort)/テレルジ国立公園(モンゴル)

ウランバートルの北東に広がる「テレルジ国立公園」は、雄大な大草原、奇岩群、豊かな森林地帯を擁するモンゴル屈指の自然景勝地であり、このエリアにおける宿泊インフラは、伝統的な移動式住居「ゲル(Ger)」をベースとしたツーリストキャンプを中心に発展してきました。
ここ「テンゲル リゾート(Tenger Resort、モンゴル語:Тэнгэр ресорт)」も、静寂な自然環境と適度なプライバシーを両立させた中規模のツーリストリゾートとして知られています、という触れ込みでした。おや、この書き出しは雲行きが怪しいぞ。
テレルジ観光の主要なランドマークである「亀岩(Turtle Rock、Мэлхий хад)」近くにありつつも一歩奥まった場所に位置するため、観光客の車や大型バスが行き交う騒音が届きにくい静かな環境が最大の魅力とされています。他方、wifiはおろかスマホの電波すら入りづらい環境なので、インターネット中毒の方は発狂するかもしれません。私は発狂しました。
我々はちょっと高めのゲルにご案内頂けました。簡素なベッドが3台にテーブルがひとつであり、オシャレな拘置所といった風情です。天井にはちょっとした窓(?)があり、淡路島の「グランシャリオ北斗七星135°」を想起させます。ちなみに当リゾートの「テンゲル」とはモンゴル語で「天・空(Тэнгэр)」を意味するそうです。
ベッドの質はフニャフニャで私のお腹のようです。また、どこからどこまでが掛け布団で、どこからが敷布団なのか分かりにくく、30分近く悩んでしまいました。ちなみにこのあたりは夏でも夜間は10℃近くまで気温が下がりますが、当リゾートのゲルはゲルと見せかけて床暖房がガンガンに効いているので、寒さについては心配する必要は無いでしょう。
「シャワー・トイレ完備」という触れ込みからすごくすごいグランピング・リゾートを期待していたのですが、単にシャワーとトイレがあるだけでした。シャワーカーテンは無く、色んなモノを置く台などもありません。鏡すら無い。連泊しても清掃に入ることはなく、タオル類の交換も無し。これではヨセミテ国立公園におけるテントでの生活と大差ないじゃないか。他の旅行記や旅系YouTuberで予習していた豪華なゲルと全然違う。

予算をケチったつもりは毛頭なく、今回は旅行会社を通して割と高めのツアー(専属のガイドとドライバーが付きっ切りの、それなりのお値段のもの)を選んだはずなのに、なぜこの仕打ちを受けねばならないのか。悲しいを通り越して、静かな怒りが込み上げてきます。

ネットは通じず、宿泊施設は実際のところ屋根があるだけ。それならそうと契約前に明記してくれていれば、こちらだって別のツアーや別の宿泊先を選ぶという選択肢を行使できたはずです。パンフレットには堂々と「デラックス」とだけ書かれ、肝心の宿泊先の詳細は「未定」のまま、蓋を開けてみればコレ。現地に到着してから初めて実態を知らされるというのは、旅行者の判断の機会を奪う、極めて不誠実なやり方だと思います。流行りのダークパターンなのかもしれません。
温水は出るには出るのですが、いつスッカラカンになるかわからない仕様なのでビクビクです。電源は1か所にしかなく、タコ足配線して良いものか不安でもあり、スマホの充電もままなりません。

加えて夜間になると、隣のリゾートから鼓膜を破壊せんばかりの爆音どんちゃん騒ぎ(韓国人勢力による地獄のカラオケ大会)がノンストップで響き渡り、当のリゾート側はそれをただただ黙認。耳栓すら貫通する騒音の暴力の前に、宿泊客の安眠など知ったことかというスタンスです。リゾートとしての管理体制そのものが破綻しているように感じました。
朝食は本館的な位置づけの建屋で摂ります。我々のガイドとドライバーはモンゴル人向け(?)の安価なゲルに泊まっているそうで、「こっちは床暖房が無くて寒い」と凍えており、何だか申し訳ない気分になります。
朝食は実に簡素。高校の部活の朝食のほうがまだ量があってマシでしょう。しかも、翌日の朝食はこの半分量しかなく、流石にガイドもあきれて宿に苦情を申し立ててくれたのですが、乾ききってパサパサのパンが申し訳程度に追加で出てくるだけでした。
夕食も酷いもので、羊肉のハンバーグ(?)らしき料理であり、味は悪くないのですが、なんせ量が少ない。追加でお金を払うからもっと色々食べたい。ちなみに隣のテーブルの韓国人グループは、インスタントラーメンに缶詰、韓国海苔、コチュジャンなどを大量に持参し、自分たちだけの小宴を存分に楽しんでいました。この宿の食事を信用せず自衛していた彼らの判断が、結果として最も正しかったと認めざるを得ません。
ネットは通じず、虫はガンガンに入り込み、セキュリティボックスもティッシュも鏡もミネラルウォーターもありません。「何がないか」を書き連ねるよりも、最初から「ここには何もない」と覚悟して訪れるべき不便の極みです。

「テレルジでの滞在とは本来そういうものだ」と言われればそれまでですが、それならそうと最初から注意事項として「当施設は文明の利器をすべて剥奪されたディストピアです。ウランバートルのコンビニでこれでもかというほど物資を買い込んだ上で来てください」と赤文字でデカデカと書いておいて欲しい。そのくらいの覚悟を事前に旅行者へ求めるのが最低限の誠意というものに感じました。

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中華そば さとう/穴守稲荷

羽田空港近く、穴守稲荷駅から歩いて数分の場所にある「中華そば さとう」。空港という巨大なインフラに隣接しながらも一歩路地に入れば昭和の面影を残す住宅街が広がっており、新旧のコントラストがエモいラーメン屋です。
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私は「中華そば」の中サイズに玉子とチャーシューをトッピングし、半カレーを付けてもらいました。総額で1,600円と中々のお値段です。
スープは仄かに黄色みがかかっており、雑味がありません。煮干しの風味が支配的で、特有の生臭さやえぐみは一切感じられません。良く言えば澄んで綺麗な味わいなのですが、人によってはパンチが足りないと感じるでしょう。私がそうです。
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カレーはトロミのある蕎麦屋風のカレーであり、先のラーメンと合わせて食べるにピッタリ。他方、ある意味では家庭的で親しみやすいので、人によっては敢えてラーメン屋で食べる必要はないと感じるでしょう。私がそうです。
と、ここまで書いて、そういえば私は7年前に当店にお邪魔していたことを思い出しました。感想も殆ど変わっておらず、ヒトの味覚や好みはそうそう変わるものではないんだなあ、と、ヘンに納得したランチでした。

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