高級レストラン"また行きたい"偏差値【2026年最新版】

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  • 私の主観的な"また行きたい"偏差値です。味や店の優劣ではありません。


高級レストランでナメられないためのマナー集

高級レストランには一種独特の雰囲気があります。「なんだか店に値踏みされているようで居心地が悪い」と感じる方が多いかもしれませんが、その通り、店は客のことを値踏みしています。

「お客様は平等に扱う」なんてのは大ウソです。レストラン業界には『ソワニエ(大切におもてなしするべき客)』という言葉があるくらいであり、一流の客や金払いの良い常連・重い客に対しては恭しく接し、どう見ても場慣れしていない一見客に対しては、人間だもの、おざなりな対応になるものです。

そこで、「高級レストランにあまり行ったことは無いが、ナメられたくはない」と考えるワガママな貴方のために、高級レストランにおけるマナーを整理しました。結構な長文となってしまったので是非ブックマークして頂き、必要に応じて読み返して頂けると幸いです。

ケミジプ(개미집)/西面(釜山)

釜山を代表する名物料理「ナッコプセ(낙곱새)」の元祖として知られる老舗チェーン「ケミジプ(개미집)」。国際市場発祥の店として知られていますが、今回お邪魔した西面店も本店と同様に行列の絶えない大人気店。地下鉄の西面駅から歩いて5分ほどの、飲食店が集まる路地に位置します。
行列を避けるため我々は午前の早い時間帯にお邪魔しました。それでも客席の3-4割は埋まっており、人気のほどが伺えます。各種メディアにも多く取り上げられており、店内には芸能人と思われる写真が多数貼られています。 
おひとりさまの場合は30分以内での退店や幾許かの追加料金を求められるなどのルールがありますが、じっくりゆっくり食べる料理でもないので特に問題は無いでしょう。実際におひとりさまでの利用者も多く見られました。
看板メニューの「ナッコプセ」は1人前で13,000ウォン(写真は2人前)。主要具材であるナクチ(テナガダコ)、コプチャン(牛ホルモン)、セウ(エビ)の頭文字を合わせた略称であり、TWICEのMISAMOに近いものを感じます。
調理は全て店のオバチャンがやってくれるので、ゲストは「パンチャン」をつまみながら、しばし2小節待ちましょう。これらの副菜は単なる箸休めではなく、後述するゴハンに混ぜ込むトッピングとしての重要な役割も果たします。
卓上のガスコンロにセットされた浅鍋で食材とヤンニョム(旨辛ダレ)が出汁とともに加熱されていきます。野菜類がしんなりとし、やや煮詰まり気味となった頃が食べごろ。タコはコリコリとした歯ごたえ、ホルモンはムチムチとした弾力とコクのある旨み、エビはプリっとした甘みを持ち、海鮮とホルモンという意外な組み合わせが絶妙に調和します。タレは唐辛子の辛さとニンニク・生姜の香り、野菜類から出る仄かな甘みが層になっており、辛いのに後を引く中毒性のある味わいです。
大きめのボウルで提供されるご飯の上に全てをぶちかまし、海鮮の出汁とホルモンの脂分が融合した即席のビビンバをクリエイトするのが当店流。テーブルに用意された刻み海苔と前述のパンチャンも投入して全体を混ぜ合わせて至福のひと時。具材をある程度食べた後、残ったスープで麺やゴハンを煮込んで楽しむのも良いでしょう。
以上を食べてお会計はひとりあたり13,000ウォン(≒1,300円)。旨辛スープを纏った具材をゴハンにぶちかます背徳感と、この満足度で約1,300円という圧倒的な費用対効果。釜山を訪れたなら外せない、間違いのない一食です。

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人類みなまぜそば 目黒店

大阪の人気ラーメン店「人類みな麺類」がプロデュースするまぜそば専門店「人類みなまぜそば 目黒店」。目黒駅近くの線路沿いにあるカフェバー「BASECAMP MEGURO」の敷地内にあり、倉庫をリノベーションしたような開放的な飲食スペースが印象的。ちなみに恵比寿には「人類みな麺類 東京本店」があり、コチラも人気です。
見れば見るほど変わったまぜそば屋です。行列するつけめん屋にありがちな女子供はすっこんでろ感は皆無。アルコールやコーヒー類の取り扱いが多く、カフェラテを飲みながらMacをタカタカしているニイチャンなどもおり、赤ちゃんやイッヌ連れもOK。フードデリバリーの受け取りも頻繁です。
私は定番商品の「人類みなまぜそば」を加え、自家製チャーシューを追加トッピングしてもらいました。極太メンマ、ニラ、白髪ねぎ、玉ねぎなどがバランスよく配置されており、まぜるのを躊躇するほどです。
チャーシューが美味しいですね。豚肉をじっくりと煮込んで仕上げており、脂はトロトロ、身は繊維に沿ってホロッとほどける柔らかな肉質が印象的。よく染みたタレが肉の芯まで行き渡り、麺との相性は抜群。最大の見せ場となるトッピングと言えるでしょう。
麺は「人類みな麺類」系列らしい全粒粉入りの丸みを帯びた太ストレートでモチモチとした食感が特長的。大盛は無料であり、そうして丁度良いボリューム感だったので、普通の食欲の方は脊髄反射で大盛にしましょう。タレにはやや粘度があり、魚介と醤油の旨味が感じられるベーシックな美味しさです。
また、卓上にはオヤジギャグ感満載の味変グッズも揃っており、酸味を加えることでスッキリとした後味に変化します。が、個人的には何も加えずそのまま食べたほうが、当店の「らしさ」を感じられるような気がしています。
「人類みなまぜそば」に「自家製チャーシュー」を付けてお会計は1,400円ほど。昨今の物価高を考えれば、まあ、こんなもんでしょうか。当店の価値はまぜそば屋らしからぬ空間づかいでしょうね。ラーメンが食べたすぎてタヒにそうなママたちが赤ちゃんをベビーカーに乗せて食べに来て、その後しばらくダベっていても問題ない居心地の良さ。「蒙古タンメン中本」行列時に子連れグループ事件も当店であれば大らかに対応できたかもしれません。

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目黒は焼鳥やトンカツ、カレーにラーメンと生活に密着した飲食店が多く、そのいずれのレベルも高い。地味ですが豊かな食生活が約束されている街です。
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ここ数年で滞在した高級・有名とされているホテルを一覧化し◎〇△×と記した

年間を通じて外泊が多いので、ここ数年で滞在した高級・有名とされているホテルを一覧化しました。

◎〇△×と記していますが、これは私が滞在した時点における感想であり、価格や為替の変動、混雑度合い、当時のスタッフの対応など偶然に因る部分も多いので、話半分に捉えてください。また、ハイアットやヒルトンは最上級会員であり、ひらまつは株主なので、素で予約する場合とは対応が異なるかもしれません。

費用対効果も重要視しています。お金に糸目をつけないお金持ちの方々とは観点が異なることをご承知おきください。

ところで、私は子連れ客とそれをコントロールできない宿泊施設を憎んでおり、そういった客層が支配的なホテルは自然と△や×が多くなります。しかしながら、これは見方を変えれば家族旅行に向いたホテルを選ぶ指標となり得るかもしれません。


【ハイアット】
<北海道>

<関東>
△:ハイアットリージェンシー東京ベイ

牧志プリースト/牧志(那覇市)

ゆいレールの美栄橋駅から歩いて5分ほどの「牧志プリースト」。もともとはネオ中華風の飲み屋があったと記憶していたのですが、現在はイタリアン中心のお店へと業態変更したようです。グレーに塗りつぶされたスタイリッシュな外壁が目印です。
店内は立ち飲み向けのカウンターに2人掛けのテーブル席がいくつか。中央にテーブル席もありますが、大勢というよりは小グループでの訪問を志向したお店のように感じました。内装はエクステリアのスタイリッシュな印象を引き継いでおり、イマドキな雰囲気です。
生ビールやグラスワインは700円と、このあたりの飲食店の値付けに準じています。19時まではハッピーアワーが開催されており、アルコール類が1杯400-500円程度で楽しめるのが嬉しい。
「ゴボウのアラビアータ」に「彩り野菜のピクルス」。一般的なアラビアータはペンネなどを用いますが、主役をゴボウに据えることで、特有のザクザクとした食感と土っぽいニュアンスが思いのほか良く合います。ピクルスは500円なのですが、であればもうちょっと量が欲しいところです。
グリーンサラダ。単なる見dリの葉っぱだけでなく色々と手を加えており、語感以上の満足度があります。私の好みど真ん中の味わいなので、このメニューはもっと目立ってもいいと思う。
パスタ料理は魚介のラグーをチョイス。魚介といってもタコの風味が支配的で、私の雑な味覚ではタコの旨味しか感じられませんでした。リガトーニもボキボキと硬い食感でパっとせず。全体として悪くはありませんが、1,600円という価格設定は他の料理に比して割高に感じました。
看板メニューの「黒蜜ジンジャー煮込みスペアリブ」。沖縄を代表する食材であるソーキをじっくりと時間をかけて煮込み、骨からホロリと外れるほどの柔らかさに仕上げています。脂身の甘さと赤身の旨みが、黒蜜の濃厚なタレと一体化しており、そこに生姜の爽やかな辛みが加わることで後味は軽やか。こちらはハーフサイズでお願いしたのですが、パスタを飛ばしてフルサイズでお願いすれば良かったなあ。
以上を食べ、軽く飲んでお会計は6千円強と、ハッピーアワーだったにも関わらず思ったよりも高くつきました。それぞれの料理の特性を理解していればもう少しリーズナブルに過ごせたかもしれません。メニューの審美眼が試されるので、初めての方は経験者に連れて行ってもらうと良いでしょう。

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福わ家(ふくわうち)/泉崎(那覇市)

旭町駅から歩いてすぐ、那覇バスターミナル近くにある「福わ家(ふくわうち)」。海援隊沖縄グループの一員であり、安くてボリュームのある料理と激安ドリンクで好評を博しています。
店内は広く、カウンター席、テーブル席、掘りごたつ式の座敷個室など多彩な種類が揃っており、トータルでは100席以上あるのではなかろうか。スタッフの多くは外国人なのですが、みな日本語が達者で感じも良いです。
目玉は入店から1時間はオリオン麦職人の樽生ビールが何杯飲んでも1杯100円という試み。2時間980円の飲み放題プランもあり、バカ飲みたい場合にうってつけ。私は瓶ビールを楽しむのですが、それでも大瓶が500円と酒屋で買うのと大差ない価格設定です。
お通しに枝豆。これはまあ、枝豆ですね。普通の枝豆です。    
ほうれん草ナムル。茹でたほうれん草をごま油、にんにく、塩などで和えた韓国風のおひたしです。水気をしっかり絞っているので、きっと凄い量な気がする。緑黄色野菜を効率よく、たくさん摂取できて私は嬉しい。
酢もつ。提供された瞬間は量が多くてワア嬉しい!だったのですが、下処理が不十分なのか、臭味が強くむりむりむりむりかたつむりでした。お店側は事前に試食しているのか気になるところです。
とりわさクリーミーサラダ。こちらも所謂とりわさと言うよりは、熱を通した鶏肉をワサビドレッシングで和えているだけであり、思っていたんとだいぶ違うかったです。野菜もキャベツばっかしや。
軟骨ソーキ。名誉を挽回する旨さであり、なるほど当店では料理というよりも素材に近い食べ物を注文するのが良いのかもしれません。表面はカリッと香ばしく、軟骨部分はコリコリとした独特の食感。沖縄の豚肉文化を象徴するツマミです。
「酢もつ」や「とりわさ」などの事故はありましたが、メニューを上手く見極めれば、なかなか面白いお店に感じました。何より酒が安く、ハコが大きいため予約ナシで入れるのがいいですね。那覇で雑に飲みたい場合に最適。たっぷり飲みましょう。

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岸田屋(きしだや)/月島

月島のもんじゃストリート(西仲通り商店街)沿いにある東京屈指の名酒場「岸田屋(きしだや)」。明治33年(1900年)に汁粉屋や酒屋として創業し、戦時期の国民酒場を経て、昭和41年(1966年)に現在の居酒屋の業態となりました。吉田類の「酒場放浪記」に紹介され、食べログでは百名店に選出されています。
店内は年季の入ったコの字型カウンター主体のシンプルな造り。真壁は茶色く変色し、天井から吊るされた裸電球が薄暗い店内を照らし、人工的に演出された昭和レトロとは一線を画する、本物の昭和の実感を現在に伝えています。
ところでネット上の情報から「行列する」と脅されており、念のため開店15分前に訪れたのですが、その時点で先客は7名。しかしそこから列は延びず、入店後30分経ってからでも客は半数の入りでした。もちろん日に拠るとしか言えないでしょうが、回転も速い業態ですし、過度に待ち時間を恐れる必要は無いように感じました。
卓上にメニューはなく、四方の壁に貼られた品書きから飲み物と料理を選ぶスタイルです。瓶ビールや生ビールは700円前後であり、日本酒はクラシックなものが好みのようです。もちろんハイボールやレモンハイなどの用意もあります。
ぬた。酢味噌で和えた定番のツマミであり、具材はマグロ、甘エビ、タコ、ワケギ、ワカメなど旬の魚介と野菜を組み合わせています。酢の酸味と和辛子のピリッとした刺激が効いています。
れん草ごまあえ。ギャルっぽい略し方ですが、恐らく「ほうれん草」のことであり、醤油ベースのタレで和えたシンプルな仕上げ。れん草由来の甘みと青々しい香りに、香ばしい胡麻の風味が加わり、箸休めにぴったりです。
看板メニューの「牛にこみ」。北千住の「大はし」、森下の「山利喜」と並んで「東京三大煮込み」のひとつに数えられ、漫画「美味しんぼ」の第1巻では「究極の煮込み」として登場します。スパイスなどで誤魔化すことなく時間をかけて何度も煮こぼすことで臭みを徹底的に取り除いており、そこに味噌と醤油をベースにした濃厚かつドロッとしたタレをたっぷり。部位ごとに異なる食感が楽しみつつ、たっぷりの刻みネギを添えて清涼感をプラスします。
しらす沖漬け。一般的に流通している茹でられた「しらす干し」とは異なり、コチラは生しらすを新鮮なうちに特製の醤油ダレに漬け込んだ逸品。タレの旨味としらす自身の持つ仄かな苦味、内臓のコクが酒を呼ぶ。
「牛にこみ」と双璧をなす当店の煮込み料理の傑作「肉どうふ」。お豆腐は佃島の老舗豆腐店から仕入れているそうで、煮崩れしないしっかりとしたタイプ。「すき焼きです」と言われても納得する上等な牛肉にじっくりと甘辛く煮込まれたネギが添えられます。肉やネギから溶け出した濃厚で甘めの黒い汁が豆腐の芯まで染み渡り、大衆酒場における煮物の最高峰としての完成度。個人的には「牛にこみ」よりも「肉どうふ」のほうが好きかもしれません。
〆にイワシのつみれの吸い物。主役のつみれは、新鮮ないわしを骨ごと丁寧に叩いて作られており、イワシならではの旨味と苦味が凝縮されています。つみれから出たエキスが優しい味わいの吸い地と合わさり、五臓六腑にじわりと染み渡ります。
以上を食べ、軽く飲んでお会計は5千円強。派手さはなくともひと皿ひと皿に手間と誠実さが宿り、静かな自信を感じさせる料理の数々は、長年多くの愛酒家を魅了してきた理由を雄弁に物語っています。次回はキンメの煮付けなどお魚系のツマミを試してみようと思います。おにぎりも気になる。

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