高級レストラン"また行きたい"偏差値【2026年最新版】

  • フレンチ イタリアン 中韓焼肉 和食 その他 
  • 私の主観的な"また行きたい"偏差値です。味や店の優劣ではありません。


高級レストランでナメられないためのマナー集

高級レストランには一種独特の雰囲気があります。「なんだか店に値踏みされているようで居心地が悪い」と感じる方が多いかもしれませんが、その通り、店は客のことを値踏みしています。

「お客様は平等に扱う」なんてのは大ウソです。レストラン業界には『ソワニエ(大切におもてなしするべき客)』という言葉があるくらいであり、一流の客や金払いの良い常連・重い客に対しては恭しく接し、どう見ても場慣れしていない一見客に対しては、人間だもの、おざなりな対応になるものです。

そこで、「高級レストランにあまり行ったことは無いが、ナメられたくはない」と考えるワガママな貴方のために、高級レストランにおけるマナーを整理しました。結構な長文となってしまったので是非ブックマークして頂き、必要に応じて読み返して頂けると幸いです。

日本橋 天ぷらめし 金子半之助 六本木ヒルズノースタワー店(かねこはんのすけ)

小川町の天丼専門店など「金子半之助」系列が結構好きな私。この日は2025年にオープンした六本木ヒルズノースタワー店にお邪魔しました。日本橋の本店群が連日常時1時間から2時間近い行列を形成するのに対し、当店はピークを外せば全然並ばないので穴場です。
店舗入口に設置されたタッチパネル式券売機で食券を購入してから入店。店内は15席ほどであり、全席が単一のハイカウンターである構造上、3名以上のグループ利用や幼児を伴うファミリー層の同席には制約があるため、結果として1名から2名の少人数によるクイックな喫食が実現されています。
定食は「特上・松・竹・梅」の4段階に分かれており、「金子半之助は最も安いメニューで充分」という私の格言に従い「梅」を注文。というのも、卓上には壺に入った三種のご飯のお供が用意されており、これら自体がオカズとして立派に成立するくらいに美味しいから。柚子の風味が効いたイカや高菜明太子までお代わりOKとは凄まじい企業努力です。
天ぷらは2回に分けて提供されます。まずは舞茸、海老、かしわ、イカのかき揚げ。タネの品質はそれなりですが、定食で1,630円という価格設定なので文句は言えません。胡麻油の強い風味が色々と上手くマスキングしてくれます。
めし。大盛無料だったので自動的にそうお願いすると、日本昔ばなしのようなサイズ感でやって来ました。普通に1合近くあるんとちゃうか。先の壺に入った三種のご飯のお供が大活躍するシーンです。
味噌汁にはアサリと三つ葉がたっぷりで、回転ずしの300円ぐらいするお椀に匹敵する美味しさです。量もたっぷりだ。    
第二弾は海苔、カボチャ、ナス、白身魚、半熟玉子天。一括で皿盛りにせず2回に分割して提供することで、アツアツでサクサクとした食感が最後まで維持されるのがいいですね。
ちなみに半熟玉子天はゴハンの上で割って中から溢れ出る濃厚な黄身を白米に絡め、卓上の醤油や黒七味を振りかけてナイスなTKGとして食べるのが定番。食後は黒豆茶がサービスで振舞われ、その香ばしさが口内の油分を綺麗サッパリ洗い流してくれます。
以上を食べて1,630円。安いだけでなく、そこそこ美味しく量もしっかりあるのが素晴らしいですね。ニューヨークに出店すれば50ドルは余裕で請求できるのではなかろうか。暴騰に暴騰を重ねる天ぷら業界に一石を投じる食体験でした。

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六本木は難しい街です。おっと思えるリーズナブルな店から、高くてギラギラしてるだけのハリボテのようなお店も多い。私が好きなお店は下記の通りです。
「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。

アル チェントロ(AL CENTRO)/青森市

「オステリア・エノテカ・ダ・サスィーノ (OSTERIA ENOTECA DA SASINO)」と共に青森を代表するイタリアン「アル チェントロ(AL CENTRO)」。食べログでは百名店に選出され、ゴ・エ・ミヨにも掲載されました。JR青森駅から車で5分ほど、歩くと20分近くかかるかな。白を基調とした一軒家風の佇まいが目印です。
店内はモダンで温かみのある空間でありつつ、ビシっとクロスが張られているのがいいですね。ワインセラーのようなガラスばりの小部屋があるのが特徴的で、座席数はトータルで20席弱といったところです。
ワインは自然派のものが多く、イタリア産のものが中心。ワインリストは無く、マダムと相談しながら選択肢を絞っていきます。もちろんグラスワインの用意もあります。
アミューズから素晴らしいですねえ。青森の清流で育った旬の鮎を瑞々しい水茄子と合わせて春巻きに包み揚げた逸品。添えられる菊のマリネからは仄かな酸味が感じられ、鮎の大人の苦みとよく合います。
アマダイのウロコ焼。ウロコはカリッと揚がって食感のアクセントになり、身はふっくらと白身の上品な旨みを引き出しています。合わせるズッキーニやバジルの香りが爽やかに広がり、野菜の瑞々しさが全体を引き立てる一皿です。
ホタテを直火で香ばしく焼き上げました。ホタテの持つ自然な甘みとコクが凝縮され、そこに濃厚なウニと卵黄を練り上げたリッチでクリーミーなソースを注ぎ、もうどうやったって美味しいです。仕上げに削りかける芳醇なトリュフの香りが全体を品よくまとめ上げ、贅沢で記憶に残る官能的な味わいです。
エゾアワビの柔らか煮。柔らかく仕上げたエゾアワビを主役に肝を活かしたソースをたっぷりと注ぎます。添えられたゴーヤの苦味が後味を鮮やかに演出する大人の温菜。和食のニュアンスも感じられ、日本酒が欲しくなる味覚です。
ここでパスタがあったのですが、写真を撮るのを失念。自家製の手打ちパスタ「キタッラ(断面が四角い生パスタ)」を用いたもので、たっぷりの白魚とカラスミを重ねて楽しみます。磯の風味がビンビンに強いひと品で、やはり和風のテイストが感じられました。旨い料理に国境は関係ないのだ。
スペシャリテのカッペレッティ。帽子型の手打ちパスタの中にすりつぶしたトウモロコシを詰め、ウォッシュチーズのソースで仕上げています。トウモロコシの濃厚な甘みとチーズの塩気・コクが引き立ち合う傑作です。
メインは鹿肉。北海道は白糠町のものであり、しっとりと柔らかな赤身肉はクセがなく、野性味あふれる澄んだ肉本来の旨味が噛むほどに溢れ出します。鹿の骨や肉から取ったソースが実に濃厚で、肉の持つ力強さと深みが一層高まります。
デザートはアップルパイ。地元のリンゴの魅力を最大限に楽しむことができ、県外客の我々はとても嬉しい。添えられたバニラのジェラートは実に濃厚で、温かいパイの傍でとろりと溶け出し、全体をまろやかにまとめあげます。
以上のコース料理が13,800円で、酒代にコペルトなどを含めてお会計はひとりあたり2万円ほど。地元の質の良い食材をたっぷりと堪能してこの支払金額はリーズナブル。何よりシェフの手を加え過ぎない姿勢がいいですね。これぞ素材美の尊重。青森で上質なイタリア料理を食べたいのであれば間違いのない一軒です。

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関連ランキング:イタリアン | 青森駅


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イタリア料理屋ではあっと驚く独創的な料理に出遭うことは少ないですが、安定して美味しくそんなに高くないことが多いのが嬉しい。
イタリア20州の地方料理を、その背景と共に解説したマニアックな本。日本におけるイタリア風料理本とは一線を画す本気度。各州の気候や風土、食文化、伝統料理、特産物にまで言及しているのが素晴らしい。イタリア料理好きであれば一家に一冊、辞書的にどうぞ。

ここ数年で滞在した高級・有名とされているホテルを一覧化し◎〇△×と記した

年間を通じて外泊が多いので、ここ数年で滞在した高級・有名とされているホテルを一覧化しました。

◎〇△×と記していますが、これは私が滞在した時点における感想であり、価格や為替の変動、混雑度合い、当時のスタッフの対応など偶然に因る部分も多いので、話半分に捉えてください。また、ハイアットやヒルトンは最上級会員であり、ひらまつは株主なので、素で予約する場合とは対応が異なるかもしれません。

費用対効果も重要視しています。お金に糸目をつけないお金持ちの方々とは観点が異なることをご承知おきください。

ところで、私は子連れ客とそれをコントロールできない宿泊施設を憎んでおり、そういった客層が支配的なホテルは自然と△や×が多くなります。しかしながら、これは見方を変えれば家族旅行に向いたホテルを選ぶ指標となり得るかもしれません。


【ハイアット】
<北海道>

<関東>
△:ハイアットリージェンシー東京ベイ

スワチカ(Suwachika)/五反田

五反田の老舗洋食店「スワチカ(Suwachika)。創業は1955年ですが、今でもランチタイムは行列ができるほどの人気店。食べログの百名店にも選出されています。もともとはカレー専門店だったそうで、店名は当時使用していたカレー粉のブランド名から来ているそうです。
カウンター10席ほどの小さなお店。店主によるワンオペ営業ですが、限られたスペースの中で無駄のない動線が構築されており、小規模店ならではの機能美が保たれています。店主が注文ごとにパン粉を付け、揚げ鍋の温度を細かく調整しながら調理を進めていくのが良く見えます。
私はお店の代名詞ともいえる一番人気メニュー「メンチカツ定食」を注文。メンチカツにゴハンと味噌汁が付いて1,500円です。これぞニッポンの洋食とも言える様式美です。
主題のメンチカツ。衣は極めて香ばしく、箸を入れた瞬間に小気味よい破裂音が鳴るほどサクサクとした軽い食感に揚げられています。中には挽き肉がギッシリと詰まっており、噛みしめることで上質な肉汁が滲み出る。下味もしっかりと施されており、ソースをかけずとも肉本来の旨味を味わえる仕立てとなっています。
ライスはまあ、一般的な定食屋のライスといった風情です。単品で注文すると380円とまあまあ高い。
具沢山のお味噌汁。強めに出汁が効いており、そこに豚肉の脂のコクが加わって王道主人公な味わいです。
以上の定食が1,500円。このクオリティのメンチカツを主役に据えた定食がこの金額で楽しめるのはリーズナブル。11時から20時頃の売り切れ仕舞いまで通しで営業しているのも便利。五反田を訪れる機会があれば、フラっと立ち寄ってみましょう。

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いのたに 本店/徳島駅

1966年創業の老舗ラーメン店で、徳島ラーメンの茶系(豚骨醤油ベースの濃い茶色のスープ)を代表する「いのたに 本店」。1999年に新横浜ラーメン博物館に出店し、4ヶ月連続売上No.1を記録したことで「徳島ラーメン」の知名度を全国に広げた功労店とされており、食べログでは百名店に選出されています。

徳島駅から歩いて15分ほど。新町川を越えた眉山のふもとにあり、店舗周辺に35台分の専用駐車場が確保されています。
阿波踊り期間中のお昼時に訪れたので、行列は100人超。それでも40席の大箱で回転も速いため、どんどん列が進んでいくのでストレスはそれほど感じません。ビッグサンダーマウンテンに並んでるくらいの感覚です。ちなみに看板には10時30分開店とありますが、実際はもっと早く開店し、10時30分にはすでに満席になっていることもあるそうです。
並び始めから着丼までちょうど1時間。行列の長さからすれば実にスピーディーです。厨房オペレーションの最適化と品質管理の徹底を図る観点から品目が厳格に絞り込まれており、麺と肉の量、卵とライスの有無しか選択肢がないのが回転率の良さを後押ししているのでしょう。
私は「大肉」を注文。いわゆる麺と肉の大盛です。スープは豚骨に煮干しや野菜などで出汁を取った醤油味で、見た目は濃厚・甘めですが意外とすっきり飲みやすい。トッピングは甘辛く煮つけた豚バラ肉にメンマ、もやし、ネギがデフォ。生玉子を絡めてすき焼き風に楽しむのが当店流です。
麺は自家製の中細ストレート麺を採用しており、柔らかめに茹で上げられています。ただし普通に美味しいのですが、100人並ぶほどかと問われると意見を差し控えたい。なお、大盛にして一般的なラーメン店の普通サイズなので、普通の食欲の方は迷わず大盛を注文しましょう。
また、濃厚なスープに甘辛い豚バラ肉に生卵と、麺料理でありながらオカズとしての性格を強く帯びるため、「めし」とともに楽しむスタイルが必然的な食文化として確立されています。ただし炊き加減はグダグダで、一般的な定食屋のそれよりもクオリティは低く感じました。
普通に美味しいですが、1時間も並んで食べるほどのものではない、というのが率直な感想です。とは言え「20世紀最後のご当地ラーメン」と銘打たれて全国に紹介されたことに起因して、味そのものというよりは観光スポットとしての色合いが強いため、味がどうのこうのと論じるべきラーメン店ではないのでしょう。ソウルフードとは得てしてそういうものである。あくまで観光地巡りの一環としてどうぞ。

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関連ランキング:ラーメン | 徳島駅、佐古駅


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クラブハウスエニ(Crab House Eni)/恵比寿

中目黒のエビ・カニメインのシーフードレストラン「クラブハウスエニ(Crab House Eni)」が恵比寿に移転リニューアルオープン。店名は「エビ」と「カニ」から一文字ずつ取って「エニ」とのこと。恵比寿駅から歩いて7-8分程度の場所に位置し、モヤシで有名な「四一一 はなれ(ヨイチ はなれ)」の近くです。
路面側は全面ガラス張りのモダンな内装(写真は食べログ公式ページより)。自然光が差し込み、開放感あふれる明るい空間です。カウンター8席にテーブル席に加え、個室にテラス席もあるようです。女子おひとりさまはテーブル席に案内するのに、男子おひとりさまはカウンターに詰め込むというフェミな運用で、いきなり違和感を覚えました。店内はガラガラに空いているのに、です。
サラダ。ランチに付随するサラダとしてはとてもサラダであり、今後の展開に期待が持てます。葉物野菜の質は良く、量もたっぷり。
私はランチの看板メニューである「ズワイガニのカニミソクリーム」のパスタを注文。1,500円です。こちらはサラダに比べると課題の残る仕上がりです。一番のネックはトッピングのズワイガニで、水分が抜けたボソボソとした食感で旨味もスカスカ。盛りつけは立派なのに、素材としての存在感はとても薄い。
ソースもカニミソの磯の旨みや自然な深みに乏しく、どこか人工的な均一な味わいに終始する印象です。「濃厚」と謳われていますが、それは複雑なコクというよりも、平板な風味が重なっているだけで、食べ進めても起伏に欠ける。生パスタのモチモチとした食感がかろうじて食体験を支えているものの、シーフード専門店の看板メニューとしては素材のクオリティとソースの完成度に物足りなさがを覚えました。量も少ない。
1,500円も出せば気合の入ったつけ麺屋で大満足できることを考えればパワー不足に感じました。しかも、開店したばかりの一番気合の入っている時期の看板メニューがコレでは先が思いやられます。これらを踏まえると、ご近所の「Cesco (チェスコ)」のランチは凄いなあ。

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恵比寿も十番に負けず劣らず良い街ですよね。1度住んで、片っ端から食べ歩いてみたいなあ。よそ者ながら印象に残ったお店は下記の通り。

35年ぶりに恵比寿の地で醸造を再開した「YEBISU BREWERY TOKYO」の特集に始まり、工場のあった明治から昭和、そして都内屈指のグルメタウンとなった現代まで、恵比寿のまちの歴史を振り返ります。これで貴方も事情通。