ミシュラン星付きレストランを400軒食べ歩いた結論

お邪魔したミシュラン星付きレストランの数が400に達しました。

記念事業的に全記事を見直し、「★★★(感動的)」「★★(季節ごとに行きたい)」「★(記憶に残る)」の3つの観点で整理しました。

「高級レストラン"また行きたい"偏差値」と整合が取れていない部分もありますが、「また行きたい」感情と、「感動的」「季節ごとに行きたい」「記憶に残る」感情は別物なんだなと、あまり深く考えないで頂ければ幸いです。

最終更新:2019年10月1日

高級レストラン"また行きたい"偏差値

  • フレンチ イタリアン 中韓焼肉 和食 その他 
  • アルファベット表記は海外
  • 客単価1万円以上 or ミシュラン星獲得
  • 主観的な"また行きたい"偏差値です。味や店の格付けではありません。
70 エクアトゥール ガストロノミー ジョエル・ロブション 

麻布十番グルメまとめ

  • 金額は1人あたりの食事代+サービス+税。酒は除く。
  • フレンチ イタリアン 中韓焼肉 和食 その他 に色分け。
  • ★はオススメ。取り消し線は閉店。
【ディナー】
<10,000円~>
★エクアトゥール ★ALLIE ★嘉YOSHI グリグリ  エレネスク HAL PINOT ブルガズアダ エルブランシュ ボン・ピナール  
ピアットスズキ ケ パッキア   
富麗華
★かどわき ★てんぷら前平 ★ふくだ ★あらいかわ ★鈴田式 哲庵 よこ田 畑中 たきや 幸村 秦野よしき 尾崎幸隆 東郷 おざき 割烹喜作 六覺燈 麻布六角   


<5,000~9,999円>
★カラペティ・バトゥバ! ★喃喃 ★ラリューン ★麻布れとろ ★RRR イグレック モワルーズ スペード ポトローズ マルシェデジュウバン ビストロコティディアン
★カーザヴィニタリア ★アルヴェアーレ ★プリンチピオ ★ペリーニアダージオ ラセン アルティジャーノリック ヴィノヒラタ イル・マニフィコ orso(オルソ) 
★火鍋三田 無鴨黒 ブルズ コソットsp 石頭楼 飄香
★嶋家 ★焼酉川島 ★TORISAWA CA10AL ★魚と牛じゃ 串右エ門 ちかっぱ博多 ばり博多 すぎ乃 旬菜本多 あそこ はじめ いぐち 中目黒いぐち上ル 鶏繁 りゅうの介 あら喜 あみ城 KAPPO R 佐田十郎 あもん 瀬尾
 ウルトラチョップ 旬熟成 ヒツジサンライズ アパッペマヤジフ   

【保存版】高級レストランでナメられないためのマナー集

高級レストランには一種独特の雰囲気があります。「なんだか店に値踏みされているようで居心地が悪い」と感じる方が多いかもしれませんが、その通り、店は客のことを値踏みしています。

「お客様は平等に扱う」なんてのは大ウソです。レストラン業界には『ソワニエ(大切におもてなしするべき客)』という言葉があるくらいであり、一流の客や金払いの良い常連・重い客に対しては恭しく接し、どう見ても場慣れしていない一見客に対しては、人間だもの、おざなりな対応になるものです。

そこで、「高級レストランにあまり行ったことは無いが、ナメられたくはない」と考えるワガママな貴方のために、高級レストランにおけるマナーを整理しました。結構な長文となってしまったので是非ブックマークして頂き、必要に応じて読み返して頂けると幸いです。

Morning Glass Coffee + Café(モーニング・グラス・コーヒー+カフェ)/マノア(ハワイ)

虹の街、マノアの代名詞とも言えるカフェ。「Andy's Sandwiches & Smoothies(アンディーズ)」の斜向いに位置し、背中の山々との対比が美しい。ちなみにカカアコや大阪本町にも出店を果たし、本町店は2019年2月に「カイルアハウス」と店名を変更しました。全然地名とちゃうやんか。
店員の殆どは女の子であり、総じて感じが良いです。ドリンクは5ドル前後、食事は10ドル強といったところ。注文後、1杯1杯丁寧にドリップして淹れてくれるので、ある種サードウェーブ系とも言えるかもしれません。ちなみにオーナーはスターバックスの創業メンバーだそうな。
私はアイスコーヒー、妻はラテを注文。味はスタバとそう変わらりません。純粋にコーヒーとして名を馳せたのであれば、オーストラリアの一般的なカフェのレベルは超えて欲しかった。
立地と雰囲気が全てのお店でした。ネット上の口コミや日本のガイドブックでは絶賛されてはいますが、コーヒーはコーヒーです。ここだけを目当てとしてマノアを訪れるのではなく、マノア渓谷でのお散歩とセットで訪れましょう。


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THIERRY MARX dining(ティエリーマルクスダイニング)/銀座

銀座四丁目交差点、時計台の真向かい日産の上という今世紀最高の立地。1年前に高級ライン「THIERRY MARX(ティエリー マルクス)」にお邪魔し大変満足した記憶があったので、セカンドラインの当店についても期待大。
ちなみにティエリー・マルクスとはフランスの大変高名な料理人の名前であり、フランスはもとよりオーストラリア・シンガポール・タイなど、国内外を問わずに活躍の場を求め、世界各国においてミシュランガイドの星を5度も獲得するなど「星の請負人」と呼ばれています。
飲み物が1杯つくプランでの予約。天気が良かったのでビールと迷いましたが、同じくらい爽やかな白に出遭えてラッキー。ランチにピッタリのスイスイ楽しめる系です。
「フロマージュドテット(Fromage de tête)」という、ブタの頭部を原料として煮こごり状にしたグロ系通好みの料理を注文したつもりだったのですが、なんともオシャレな1皿が出てきました。こんなに美しいフロマージュドテットなど見たことがありません。そして見た目が魅力的な料理は大抵旨いものである。

臭みなどなくサッパリねっとりした食感に、酸味のきいたソースならびに茄子が良い仕事をしています。ソースにはトリュフの微かではありますが確実な余韻が感じられました。
パンはフランス料理屋における一般的なもの。前夜は虎ノ門「と村」、今夜は恵比寿「モナリザ」と暴力的なスケジュール構成だったので、控えめに1つだけとしました。
メインは「アンガス牛バベットのグリエ」をチョイス。アンガス牛らしい迫力のある赤身肉に、負けじと味付けの濃いソースがピッタリ。キノコの味も滋味深く、見た目こそ上品ですが味わいはフランスのビストロさながらの味わいでした。付け合わせのジャガイモのグラタン(?)も外皮はカリっと、繊維の1本1本はひょろりと面白い食感であり、見逃せない味わいです。
デザートは旬の梨、幸水を用いたもの。ショウガの風味をきかせたブランマンジェにマスカルポーネのソルベ、トップを飾るは金箔。ただし、なんとも美しいプレゼンテーションですが、これまでの迫力のある料理に比べると印象に乏しく感じました。
連れのデザートは何かなあ。チアシードにエディブルフラワーと、これまた女子ウケ間違いなしのラインナップです。
食後のお茶はテラス席へとご案内頂けました。冒頭の銀座四丁目交差点の写真はこのテラス席から撮影したものであり、これぞ銀座といった格好の良い景色です。
初デートはココで決まりですねえ。立地は最高、眺望は抜群、雰囲気は健康的。料理も旨けりゃサービスも完璧。加えて価格は5,000円ポッキリである。空はどこまでも高く、青い。銀座の今日は東京の明日だ。


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餃子李(ギョウザリー)/薬院(博多)

博多出身の方にオススメされて行ったお店。他の博多在住者に聞いても皆一様に誇らしげに首を縦に振るので間違いのないお店なのでしょう。1988年に薬院で創業した手作り餃子が自慢の中華料理店です。
開店時間の3分後にお邪魔したのですが、すでに半分以上の座席が埋まっていました。店員は全員が中国人であり、店員同士の会話には中国語が飛び交う。まるで中国の大衆食堂にお邪魔したような錯覚をおぼえました。
着席と同時に自動的に並べられる水・タレの皿とモヤシ・ニラ玉。ニラ玉はニラ玉というよりはニラ入りのスクランブルエッグと呼んだほうが良いかもしれません。料理下手の主婦が作り置きしたようなカチカチの冷え冷えであり、あまり美味しくありません。
 ゲストのほとんどは近隣の会社員と思しき人々であり、その大半がランチタイム限定の「焼餃子定食」を注文していました。
しかし私はスペシャリテを余すところなく堪能したい。ゴハンものの定食はパスし、「焼ぎょうざ」と「水ぎょうざ」をW注文。「小籠包」も気になったのですが、先月台湾一周旅行を達成してきたばかりであり小籠包にはうるさいつもりだったので、今回はパス。
まずは「焼ぎょうざ」。博多の餃子といえば親指程度の小さいものをズラりと並べることが一般的ですが、当店のそれは赤子のゲンコツほどのサイズがあります。小麦粉から手作りで皮を作り、注文を受けてからバリっと焼き上げた餃子は見るからに美味しそうです。
具材もギッシリ。肉だけでなく野菜も多いのが特徴的であり、双方のエキスがスープとなって小籠包のように迫りくる。下味が強いのでタレなど漬けずともそのままで美味しい。これで8つ600円というのは薬院の奇跡である。
少し間をおいて「水ぎょうざ」。ピークタイムだというのにゲストの注文内容ならびに食べるペースに気を配ってくれています。
餃子のタイプによって皮の厚みを変えてあるようで、「焼ぎょうざ」に比べると相当に皮が分厚くおなか一杯になります。モチモチとした食感は病みつきとなるのですが、「焼ぎょうざ」に比べるとパンチに欠ける面もありました。一見のお客は、まずは「焼ぎょうざ」 を注文したほうが良いでしょう。
良いお店を見つけました。日本人でこのお店を悪く言う人はまずいないでしょう。今度は夜にお酒を前提として大人数で色々注文したいな。通販も行っているようなので、中華版のホームパーティーで使ってみようっと。


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モナリザ(MONNA LISA)/恵比寿

河野透シェフは25歳で渡仏。パリ「ギー・サボワ」「ジャマン」「ジョルジュ・ブラン」、スイス「ジラルデ」等の有名店で研鑽を重ね、帰国後に恵比寿「タイユバン・ロブション」で初代シェフを務めた後に独立。「モナリザ(MONNA LISA)」を開業しました。ミシュラン1ツ星。
丸の内店は大規模商業ビル入居しているため、景色は良いものの画一的な印象が否めませんでしたが、恵比寿の本店はシェフの意向が随所にあらわれ、印象的な内装です。ちなみに使用するお皿は全てシェフ自らがデザインしているそうな。ところでフランスでは一般的にモナリザのことを「ラ・ジョコンド (La Joconde )」と呼びます。これ豆な。
乾杯はバラのジャムとシャンパーニュを用いたカクテル。ジャムが思いのほか甘かったので、食前酒としてはちょっとアレかもしれません。ちなみに当店は泡の値付けが妙に高いですが、スティルワインについては白赤共にリーズナブル。この後は樽の強いブルゴーニュの白1本で通しました。
アミューズは白玉に伸びるチーズを詰め、穀物的パウダーを塗して揚げたもの。おかきのようにカリカリとした食感が楽しいですが、白玉やチーズがボッテリとして1口目としては思い。
アミューズ2皿目はキノコとそのムース(?)。これは美味しいですねえ、旨味が強くキノコたちの香りも良い。アミューズの割に量は多めであり食べ応えも充分でした。
パンはプレーンなものと海藻を練り込んだものの2種。後者の磯の香りが魅力的であり、パン単体で見ても実に美味しいものでした。
バター、オリーブオイル、リエットと、パンに係るトッピングは自由自在。味濃いめ系のふたりであるため、リエットから秒で無くなりました。
前菜はサンマ。シンプルに香ばしく焼いた上で、マリネしたナスと共に頂き秋の味。サンマの旨味と苦み、マリネの酸味、果物の甘味と複雑なコンポジションであり、センスに満ちた1皿です。
こちらは菊の花とホタテのムーステリーヌにカブのポタージュ。企画としては悪くないのですが、ホタテとカブの風味が同化しておりボンヤリとした印象を受けました。菊の花を用いる必然性も感じられず、ホタテ好きとしてはもっとホタテを全面的にバックアップして欲しかった。
メインは仔豚フィレ肉をパートブリックで包んで焼き上げます。これは美味しいですねえ。パリパリっとした食感にクリアな豚肉の甘味。同衾した付け合わせ。どれを取っても一級品。プロ中のプロが本気でトンカツに取り組めばこうなるのかと、思わず舌を巻きました。そうなってくると1食6,000円のトンカツ屋「成蔵(なりくら)」の存在意義は何なのかと考え込んでしまう。
デザートに入ります。青リンゴとライチ(?)のスープにミントをきかせ、パチパチ弾けるキャンディーで仕上げます。口直しにちょうど良い爽やかな味覚でした。
デザートはおなじみ小さいポーションでの盛り合わせ。連れと私のお皿で内容が異なります。交換こしたりシェアしたりコミュニケーションを増やす意図なのかもしれませんが、私はあまり好きではありません。また、ミニャルディーズ(お茶菓子)としてこのプレートを出すのであれば構いませんが、メインのデザートとしては、ジャーンと主題が明確なものを出して欲しかった。
アイスも付きますが、これもシェア。ヴァニラと黒ゴマのアイスが特に美味しかった。
お会計はふたりで3万円を切りました。おお、これは結構リーズナブルかも。少なくとも丸の内店よりも印象が全然良い。料理は確実に美味しく、盛り付けや皿などはキュート。彩に溢れるお店です。

ところで、サービスについては好みが分かれるかもしれません。丁寧な接客で完璧なのですが、皆の言葉遣いが何故か女々しい。オカマとまでは言いませんが、およそ一般的な青年の口調とはまるで異なり、女々しくて女々しくて女々しくて辛いよ。どうしてああなっちゃったんだろ。みんなで居酒屋とかに飲みに行ってもあんな調子なのかなあ。


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恵比寿も十番に負けず劣らず良い街ですよね。1度住んで、片っ端から食べ歩いてみたいなあ。よそ者ながら印象に残ったお店は下記の通り。
恵比寿を中心に話題店が整理されています。Kindleだとポイントがついて実質500円ちょい。それにしては圧倒的な情報量。スマホやタブレットに忍ばせておくと出先で役立ちます。

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Andy's Sandwiches & Smoothies(アンディーズ)/マノア(ハワイ)

ワイキキから車で15分、虹の街マノア。このあたりはマノア渓谷に雨雲がぶち当たり、ほとんど毎日雨が降るため、結果としてエブリデイ・レインボーとなっています。その他の地域に比べて気温が数℃低く軽井沢のような涼しい気候が特長的。
今回のお目当てはマノアいちの人気店「Andy's Sandwiches & Smoothies(アンディーズ)」。なのですが、お隣のスタバの緑色の壁もインスタ映えするとのことで人気とのこと。創業は1977年の老舗。
カラフルな紙に手書きでお品書きが記載されています。20数種類はあるでしょうか、店舗の大きさの割にはかなりの品ぞろえ。お目当てのものを注文すると手書きのオーダー表を渡され、入り口近くのレジでお会計するという仕組みです。簡易的なテーブルも用意されておりイートインも可能。
オススメの「ホット・ターキー・マッシュルーム」と「アヒ・アボカド」に本日のスープのラージサイズを注文。サンドイッチは8ドル前後、スープは5ドル前後と東京の相場に比べるとやや高め。サンドイッチは注文が入ってからの手作りです。いずれも2つにカットしてくれるのでシェアし易い。
まずは「ホット・ターキー・マッシュルーム」。温かくてソフトなパンに、チーズのコクが印象的。スプラウトが山ほど挟まっており、その他の野菜を圧倒しています。肝心のターキーはパサパサとした食感でエグ味があり、あまり美味しいとは言えません。
こちらは「アヒ・アボカド」。やはりスプラウトが山盛りであり、外観だけでは何のサンドイッチかは見分け辛い。アヒ(マグロ)の量はそれほどでもなく、その代わりに様々な野菜やハーブの味覚が百花繚乱で、これはこれでありよりのあり。オマケのパパイヤシードドレッシングを落として味変もOK。
本日のスープは「チキン・ガンボ」。そこらへんの売店で売られている作り置きのそれと大差ない味わいですが、お米が結構入っているので腹は膨れました。
簡素な店構えに中くらいの味わいであり、これでサンドイッチ1個1,000円近くするのは割高。それでも普通の身なりの方が日常的に買い求めていたので、物価の高いハワイにしては普通のことなのかもしれません。東京の「キングジョージ」のほうがリーズナブルなので、それほど構えずに訪れましょう。


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