京都を代表する老舗洋食レストラン「グリル&コーヒー はせがわ(GRILL & COFFEE はせがわ)」。半世紀以上にわたり地元住民から絶大な支持を集め続けており、行列の絶えない大人気店。食べログでは百名店に選出されています。「HASEGAWA」の木看板と食品サンプルのショーケースが目を引くレトロな外観が目印です。
私は開店15分ほど前に到着したのですが、先客が15名ほどシャッター待ちしていました。40席近くあるため無事、一巡目に入ることができましたが、その後はずっと軒先で行列が生じている人気っぷり。
店内はランプや絵画が飾られ、木製のテーブルと赤のレザー調ソファーが並ぶレトロな空間で、どこかヨーロッパを思わせる雰囲気です。ちなみにおひとり様向けカウンター席の用意もあり、空いていれば列をすっ飛ばして案内してもらえるので、ソロ活おすすめです。
私は日替わりのサービスランチにエビフライを付けた1,500円の「Aランチ」に加え、単品で200グラム千円の「ハンバーグ」を追加しました。合計で2,500円ですが、これだけ食べて2,500円で済むとは食べる前から大満足です。
木曜日のサービスランチは「サカナフライ」。サカナとは何の魚かは不明ですが、淡白な白身の風味がコッテリしたタルタルソースに良く合います。生パン粉を用いて揚げているためか外はサクサク、中はふんわりとした仕上がりです。
追加でお願いした「エビフライ」がいいですねえ。ドッシリと肉厚な海老を用いており、かぶりつくとザクッという豪快な音がして香ばしい風味が広がり、中のエビからはプリプリとした弾力が楽しめます。「サービスランチ」を注文の方は必ずエビフライを付けて「Aランチ」化しましょう。必ずです。
ちょっとしたサラダも付随します。ドレッシングがかかってさっぱりとした味わい。ハンバーグも追加して肉々しくなっちゃったので、さらに追加でサラダもお願いすれば良かったかなあ。
追加でお願いした看板メニューのハンバーグ。細かく肉を挽き、タマネギと合わせて独特のふっくらした質感を表現しています。ソースはいわゆるケチャップソースで酸味と甘みが支配的。ややもするとウチのオカンが作るハンバーグソースに酷似しており、私にとって郷愁を誘う味覚です。決してマザコンというわけではない。
老舗洋食屋らしく、ゴハン・味噌汁・おかずという定食スタイルを守り続けており、ライスと味噌汁はサービスランチに標準で付属します。ライスは大盛も可能なようですが、デフォルトでも中々のボリューム感。先のケチャップソースのハンバーグと合わせて心なごむ味わいです。
味噌汁はいくつかの味噌がブレンドされているようで、まろやかで甘みのある味わい。ほっとする和のアクセントとなっており、洋食店でありながら日本の食卓の温かみをしっかりと感じさせてくれます。
以上を食べて2,500円。質および量を考えると大変にお値打ちな価格設定であり、やはり京都は洋食のレベルが高いと再認識したランチでした。常態的な行列が玉に瑕ですが、今日は並ぶぞと心に決めてから訪れましょう(後ろのオッチャンは小説を持ってきていた)。日影が無いため日傘の用意をお忘れなく。
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JR東海「そうだ京都、行こう。」20年間のポスターから写真・キャッチコピーを抜粋して一冊にまとめた本。京都の美しい写真と短いキャッチフレーズが面白く、こんなに簡潔な言葉で京都の社寺の魅力を表せるのかと思わず唸ってしまいます。