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JALが全員を幸せにする仕組みを開発

マイレージヲタの妻が面白いキャンペーンを見つけてきました。
JALに6,000マイルを支払い、旅行したい日付を登録すると4つの行先が表示され、後日このうちのどれかの往復航空券がもらえるというキャンペーンです。一家にひとりマイルに詳しい人がいるとすごく便利です。
面白いのは、提案された4つの候補地が気に入らなければ何度でも再提案を受けられる点。我々は寒いのは避けたいと思い、東京以北の地が表示されればF5連打を何度か繰り返し、それなりに温暖な地方4つが表示されたこの時に申し込み。

本命は親しい友人が住む高松だったのですが、結果は大分。2ヶ月前にクルーズで別府を訪れたばかりなので、今回は由布院へ向かうことに。
大分空港から直通バスで1時間で由布院着。なぜか韓国人が多い。道行く人々の95%が韓国人です。ソウルの中心地よりも韓国人が多いのではないか。
脇道にそれると途端に人気がなくなります。のどかな田園風景。由布岳の勇姿。春の香りがする静けさ。
ランチは由布院料理界の巨匠の店へ。詳細は別記事にて。
由布院は2度目なので特に改めて観光することはなく、地元のスーパーに遊びに行きました。瑞々しい野菜たちが麻布十番の半額以下。これは羨ましい。
圧巻は魚介類。びっくりするほど安く、どれも美味しそうです。この地で小さなカフェでもやりながら、毎晩サラダと刺身だけで過ごす人生も悪くない。
NHKの「第1回コロッケコンクール」で金賞を受賞したお店へ。説明書きがハングルで、店員も韓国語を操り(髪型からして韓国人?)、行列をつくるのも韓国人ばかりと不思議な光景でした。
味は大騒ぎするほどではないけれど、普通に美味しいコロッケです。観光地で160円なら良心的でしょう。
由布院は道が狭い割に車がガンガンに進入して来るし、歩行者もガラガラと荷物を転がしている人が多く、散歩しているだけでストレスが溜まるので、人混みを避けるためにここはあえて高そうなカフェへ。
テラス席に陣取りブレンドを。生クリームまでついてたった500円と非常にリーズナブル。
テラスも広々としており、無駄な空間が最高に気持ちいい。素敵な時間を過ごすことができました。
チェックイン時間の15時になったのでチェックイン、詳細は別記事にて。

地元の旬の食材をふんだんに用いた見事な夕食で幸せを噛み締め、満腹のままコタツでごろんごろんしていると来客。
結婚記念日祝いということでケーキを頂きました。嬉しいですが、さすがにデカい。気絶しそうになりながら4分の1を食べ、残りは冷蔵庫に入れ翌朝イチゴだけを食べるという暴挙に。「銀の彩」という、地元のパティスリーのケーキのようです(ページ最下部にリンク)。中々に美味しいスポンジとクリームだったので、次回は空腹時にチャレンジしたいところ。
チェックアウト後は金鱗湖を散歩し、
亀の井別荘に併設されたレストラン、湯の岳庵でランチ。詳細は別記事にて。
昼食後はすることがなくなってしまい、雨も降ってきたので、もういいやと空港に向かう。ダメ元で他の便に変更できるか聞いたら、空席待ちに登録してくださり、その10分後には呼び出しがあり、あっさりと変更することができました。なんと融通のきく仕組み。

いいですね、「どこかにマイル」。航空会社は空席埋めれるし、客はオトクに旅行できるし、観光地はタナボタで客来るしでみんなが幸せになる仕組みです。まだまだキャンペーンは続くようなので、期間中にもう1度どこかに行きたいな。


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国内旅行もすごく大事にしています。なんてったって安い。みんなハワイなんか行くだけでなく、日本の名所と美食を巡る人生の豊かさも知って欲しいな。

銀の彩ケーキ / 由布院駅
昼総合点★★★☆☆ 3.0

湯の岳庵/由布院


由布院御三家の一角「亀の井別荘」。荘厳たる門構えが宿泊客以外を跳ね除けます。
しかし併設のレストラン「湯の岳庵」はウェルカム体勢。予約さえ取れれば誰でも入ることができます。
和洋折衷のレトロな雰囲気。なのですが、サービスの方々が皆テンパってて見苦しいのが残念。殆どのメニューはセットものでありお盆に載せて一気出しなのに、なぜあんなにいっぱいいっぱなのか。コース料理でもあるまいし。また、客についてもマナーの悪い年配者が多かったりと、およそ高級旅館の併設レストランにそぐわない環境です。
朝ごはんで満腹だったので、軽めのランチ。「弥生膳」という、一汁三菜野菜主体のお膳です。
野菜と芋を団子状にすり潰し揚げたものでしょうか?初めて食べた料理です。コンセプトとしては悪くないのですが味付けが極めて薄いため、何を食べたのか判然としませんでした。
キノコとセリのぬた和えでしょうか。そう、当店において料理の説明は一切なく、ガチャンとお盆を置いていくだけなのです。味は上々。グニグニしたキノコの歯ざわりに柑橘系の刺激。
恐らくウドの煮物。野菜の味は感じられる調味料を食べているかのようでした。
麦ごはんは中くらいです大戸屋ぐらい。
お漬物も普通。
お椀は量がたっぷりなだけ。ワカメと山菜(?)に独特の臭みがあり、通向けを過ぎて不味かったです。
妻は可愛らしく和風オムライスを注文。大分名物の鶏飯を玉子で巻いて貝柱のあんかけを。
鶏飯は1合近くあり、卵はMサイズを4つ程使っているのではないでしょうか。とんでもないボリュームであり、新手の天津飯です。これは2~3人で食べてちょうど良いサイズ。味はご想像の通りです。

色々思うところがあったのですが、私のセットは1,500円だし、妻のオムライスは1,430円だしと、全てが安価なのですね。そう、当店はファミレスと同じ位置づけなのでしょう。サービス云々を要求するほうが野暮です考えを改めました私が悪いです。


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和食は料理ジャンルとして突出して高いです。「飲んで食べて1万円ぐらいでオススメの和食ない?」みたいなことを聞かれると、1万円で良い和食なんてありませんよ、と答えるようにしているのですが、「お前は感覚がズレている」となぜか非難されるのが心外。ほんとだから。そんな中でもバランス良く感じたお店は下記の通りです。
黒木純さんの著作。「そんなのつくれねーよ」と突っ込みたくなる奇をてらったレシピ本とは異なり、家庭で食べる、誰でも知っている「おかず」に集中特化した読み応えのある本です。トウモロコシご飯の造り方も惜しみなく公開中。彼がここにまで至るストーリーが描かれたエッセイも魅力的。


関連ランキング:郷土料理(その他) | 由布院駅

草庵秋桜(朝食)/由布院


さて朝食。私は日々の生活につき、病める時も健やかなる時も朝ごはんは一切摂らないのですが、朝食付きの旅館であれば話は別。
茶碗蒸しでスタート。生麩が旨い。茶碗蒸しに生麩を入れるって、ありそうでなさそう。
おひたしにキノコ。これは普通。特に印象はありません。
造りたての自家製豆腐。ほんのりと温かく、豆の味が濃い。ねぎ、ショウガ、カツオをたっぷりのせて、ほんの少し醤油をたらして至福のひと時。細かいですが、醤油が非常に新鮮で美味しかったです。
治部煮でしょうか?つくねのような団子が秀逸。朝一番に食べるには贅沢すぎる一皿でした。
大ぶりのシャケ。皮と肉の境目の脂がジューシー。さっぱりとした大根おろしを載せて、一番美味しいところです。
我々の食事のペースを見計らっての炊きたてごはん。自家栽培の新米。なのですが、ややべちゃついた炊き具合なのが残念。私は硬めのゴハンを好むのである。二郎では必ずカタメスクナメヤサイニンニクスコシです。
ゆうべの残念なハマグリから一転、素晴らしいお味噌汁。ううむ、出汁が旨い。私は和食にそれほど詳しくなく、ややこしい表現はできないのですが、とにかく出汁が旨かった。
明太子。一粒一粒が大きく迫力のある塩気と辛味が伝わってきます。
お漬物はゆうべに比べるとそれほど印象に残らず。朝だからか全般的に味付けが薄めでした。
「たまごハウスらんらん」という、放し飼い玉子が売りの農場から生卵。
勢い込んでTKGとしたのですが、期待していたほどのクオリティではありませんでした。生卵よりも醤油が旨く、明太子はもっと旨い。

夕食に比べると派手さには欠けますが、それでも外さず美味しいです。ボリュームも満点。大食漢にオススメの宿。


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草庵秋桜
関連ランキング:旅館 | 由布院駅

草庵秋桜(夕食)/由布院


昨今その料理レベルの高さで評判を得る温泉地、由布院。その中でもとりわけ誉れ高い「草庵秋桜」にお料理目当てで滞在することとしました。
部屋食か食事処のどちらかを選択することができるとのことで、せっかくなので後者で頂くことに。食事処だとしても個室です。
掘りごたつ形式で足元にストーブがあります。安全対策はなされていますが、漠然とした恐怖感。
結婚記念日として予約したので、ハーフの泡がついてきました。が、信じられないほど甘ったるいアスティ。。。和食の食前酒としてはちょっと難しいものであり、出鼻を挫かれます。
最初にウド・赤貝・インゲンのぬた和え。赤貝の弾力と濃厚なカツオのジュレがベスト・マッチ。なるほど由布院で名声を得るだけのことはあります。
自然薯とキノコ。味付けはいりこ出汁と変化をつける。わかり易い味付けで私好み。

それにしても個室は気を使わずに食事ができるので楽ですね。一方で、人の目を気にしないため食べ方が汚くなりがち。年を取って孤食が増えるとマナーが悪くなっちゃうんだろうなあ気をつけようっと。
ハマグリのお椀。身が小さく量も少なくやや不満。汁の味わいもパンチに乏しく、ランチのお椀の圧勝です。
旬のお造り盛り合わせ。左の鶏肉のタタキが筋肉質。噛むごとに旨味が溢れ、焦げ目も香ばしく素晴らしい一皿でした。すくい豆腐は肌理が細かく豆の味がきちんと伝わる逸品。

イカはねっとりとした舌触りで官能的。マスは鼻腔の奥で香りがふわりと広がり美味。タイは至って健康的な弾力を見せてくれますが、味そのものは淡白か。関サバはサバとも思えぬほどクリアな味わいでした。
春の里山。見目麗しいプレゼンテーションです。左上のチマキはムチムチとしたもち米とホクホクとした百合根の取り合わせの妙。サツマイモを揚げたものは素材の味わいが豊かな上に少しショウガ風味がして面白い試みですが、いかんせん先のチマキと共にでは腹が膨れます。

サワラの幽庵焼きは肉厚で迫力満点。菜の花はカラシで和えてあり味覚の方向転換があっていいですね。ワカサギの天ぷらはもう少し苦味と野性味が欲しいところ。フキノトウも至って上品でフキノトウらしさに欠けている。卵焼きは出汁と甘味のバランスが完璧で美味しかった。
日本酒に千羽鶴をお願いしたのですが、なぜか届けられたのは智恵美人。「同じ味なので」という説明でしたが、同じ味なはずがなかろう。酒蔵の人が聞いたら怒るぞ全く。冒頭の激甘スパークリングにせよ、この宿はそれほど酒にこだわりがないんでしょうね。
春キャベツ、タケノコ、ヨモギのお麩、やりいか。春の味覚が大集合。それらを出汁が見事に取りまとめ、鮮やかな論理を示してくれます。ヨモギの香りの豊かさと言ったらない。
豊後牛のステーキ。これはイマイチ。調理してから少し時間が経っているため、温度が下がり脂が浮いてきています。
由布野菜のサラダ。契約農家で採れた地場野菜。大地の味が濃く、由布院産のチーズとドレッシングも心和みます。
フォアグラ大根。これは唐突、なぜフォアグラ?ストーリーを打破するほどの深みがあるというほどの爆発力でもなく、意図がよくわからなかったです。
軍鶏鍋。軍鶏の肉にツミレ、キノコと野菜。滋味溢れる軍鶏肉は当然に旨いですが、キモはスープですね。塩気は低いものの味の豊かさに溢れた液体。
〆は雑炊。さすがに満腹だったので、断腸の思いでゴハンは少なめにしてもらいました。これまでの食事の集大成。胃袋が許すのであればもっと食べたかったなあ。
お漬物も手抜きなしに美味しい。特に長芋が良かったです。
デザートは白酒のムース。ひなまつりをイメージしてキウイ・イチゴ・パイナップルのトリコロールソース。これまでの料理が圧倒的だったので、デザートはそれほど記憶に残らない。
柚子練り。昔から由布院で親しまれているお茶うけです。粘着質でまったりとした味わいでベリー・グッド。

いやあ、見事な食事でした。東京の和食とすればミシュランだと二ツ星級の仕上がりです。同じ料理自慢で有名な旅館、京都の柊家と比べても段違いに当館のほうがレベルが上だと思います。

ハコとしては所々ダサく温泉もショボかったりはしますが、料理は格別。食事を楽しむ旅館です。旨かった。


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