すし初/湯島

シンガポールで社長をやってる古い友人が帰国したので鮨と日本酒でナイスゴー。この日もすし初は予約で満席です。
第1回J.S.A.SAKE DIPLOMAコンクールでの優勝グッズが輝きます。財務大臣の麻生太郎から贈られるのは、酒税をつかさどっているのは財務省だからだそうな。
生ビールで乾杯。さてこの日もガチヤバイほど日本酒を飲んだのですが、ひとつひとつにコメントを残す作業がいよいよアレになったので、記事の最後に写真をまとめて掲載することにしました。
焼いたシイタケにとろろを流し込み、卵黄の漬けをドレッシングがわりに用います。これぞ日本の味である。
レンコン。ザクザクとした食感にやや酸味のある醤油味。香りもグッド。
突然、触太鼓がやって来ました。触太鼓(ふれだいこ)とは、相撲の初日の前日に呼び出しが太鼓をたたきながら興行が始まることを町中に触れ回ることを指します。ある種のSNSですね。ああ下町。
酒ぶりの季節です。程よく熱した日本酒にタネをくぐらせ、ほんのりと火を入れていく。特に海老などは甘味が増してああおいし。
太刀魚。塩焼きが一般的なタネですが、なるほどこのようにして食べるのも乙な味。
ヒラメ。一般的には淡白な味わいとされていますが、やはり熱を持たせると旨味が凝縮されるのか、まるで別の魚を食べているかのような錯覚。
水ダコ。グニグニとした食感がいつまでも続いて楽しい。タレをたっぷりつけて頂きましょう。
ホッキ貝。この貝独特の香りは飛び、大人の旨味に溢れた逸品。
ブリは脂がたっぷりのったメタボ体質。酒ぶりの中ではキョーイチの味わいです。
ジュっと炙ったカツオにマッチ箱サイズのマグロ。ムシャムシャと背徳的な食感が秀逸。マグロをムシャムシャ食べるっていいでしょ。
タラはプリンと弾力のある仕様。たっぷりの香味野菜とスープと共に頂き、まるでヨーロッパの料理のようです。
シャケの西京漬け。シャケ弁のシャケの3倍はありそうなサイズ感であり、加えて強く調味もされており、ある意味最強の酒のツマミである。
あん肝を用いた茶碗蒸し。ぐわー、これは抜群に美味しいですねえ。ネットリというよりはフワフワとした食感のアンキモが驚くほど軽く、また、上品な味わい。ポーションもはんぺんのような気前の良いサイズであり、本日一番のお皿です。
特大の海老で先頭打者ホームラン。やはり食感はムシャムシャ。この店の価値を定義づけている大きな構成要素のひとつとして噛み応えが挙げられます。
一転して甘海老はトロリと優しい味わい。甘味も強く、その名に恥じない味わいです。
ヒラメを肝醤油で漬けにしたもの。これは美味しいですねえ。先の酒ぶりも良かったですが、漬けにすることによりまた違った形での凝縮感を楽しむことができ、これがヒラメかと唸るほどの旨味が感じられました。
イクラは粒が小さめ。プツプツと爆ぜる度に口腔内が幸せで満たされます。
どっぷりと厚切りのトロ。これがマグロだと言わんばかりの味わい。
白子は少し炙ってアツアツの状態で。口の中でシャリと共に液状化が進み、まるで和風リゾットのようです。
このウニは味が濃い。サラりと舌の上で溶けつつも風味はしっかりと残り余韻が長かった。
ふっくらと炊かれた穴子。繊維の1本1本にまで優しさが染み渡っています。
追加で巻物。まずはカンピョウ。自宅では楽しめない味であり、程よい味の濃さに酒が進む。
トロタクで〆。トロの上品な酸味とタクアンの酸味がほどよくマッチ。コリコリとした食感を楽しみながらご馳走様でした。

以下、この日飲んだ日本酒のリストです。自分でも引くぐらい飲み、翌日は絶賛二日酔いでした。















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鮨は大好きなのですが、そんなに詳しくないです。居合い抜きのような真剣勝負のお店よりも、気楽でダラダラだべりながら酒を飲むようなお店を好みます。
この本は素晴らしいです。築地で働く方が著者であり、読んでるうちに寿司を食べたくなる魔力があります。鮮魚の旬や時々刻々と漁場が変わる産地についても地図入りでわかりやすい。Kindleとしてタブレットに忍ばせて鮨屋に行くのもいいですね。

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Mahalo(マハロ)/イースター島

イースター島の村の端にある「Hotel Manavai」のメインダイニング「Mahalo(マハロ)」。我々が滞在しているロッジのフランス人オーナーが「ここのレストランはイースター島で一番だ!」と太鼓判を押しており、フランス人がそう言うなら間違いなかろうと、クリスマスの夜にウォークインでお邪魔しました。
店内は思ったよりも広くなく、席数は限られています。加えて窓際の席は全て予約されており、イースター島でもレストランの予約という文化があることを初めて知りました。
サービス人は感じが良く、英語が普通に通じます。まずはチリ産のリーズナブルなワインを1本。店員の「チャルドネ」という発音が可愛らしい。
前菜にセビチェ。刺身が300グラムはありそうな特大サイズ。一般的なセビチェの味覚にココナッツの風味をきかせておりセンスを感じます。付け合せのサツマイモ(?)を揚げたものやグリーンサラダ、ジャスミンライスなど、東京で勝負したとしても美味しいと唸らせるクオリティが感じられました。
続いてガーリックシュリンプ。大きめサイズの車海老(?)が8尾。エビそのものにはニンニクの風味が薄く、アイオリソースでその暴力的な味覚を補填します。思い切りの良い塩気やガっと揚げた食感など、どこを取っても一級品であり、ハワイで食べたどのガーリックシュリンプよりも美味しく感じました。
パンは普通。ただしバター代わりのフムスがグッド。地中海圏で食べるそれと同等のクオリティです。
メインのタコ。これまでの料理と調味のベクトルが同じであり、塩気が強く飲ませる味覚です。タコは見た目以上に柔らかく、ちょっとした鮨屋のタコの柔らか煮を彷彿とさせる食べごたえです。付け合せのイモ(?)のネットリとした舌触りも興味深い。
コチラは「レモレモ」のグリル。今日の魚は「レモレモ」と「カニカニ」の2種だったのですが、どちらも良くわからないのでサービスのニイチャンのオススメに従いました。が、これが大正解。いわゆるブリのような食感ならびに味わいであり、上質なブリの塩焼きを食べているような感覚に襲われます。
お会計はひとりあたり7千円と少し。これは、安い。東京なら1万円超えは当たり前のクオリティであり、リゾート地であるということを考えれば極めてリーズナブルです。イースター島は物価が高いと喧伝されていますが、それは南米基準であり、世界基準で考えればむしろ安く感じます。イースター島を訪れた方は一度はどうぞ。オススメです。


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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。