おにまる/麻布十番

国際結婚をしてニューヨークに居を構える彼女。今回のデェトのために子供を全員預けて来てくれました。日本で生まれ育った彼女はエセ留学生のようにアメリカにかぶれてちょづくこともなく、変わらず淡々と素敵な美貌を披露してくれます。
「ラジオ(アーカイブで)見たわよ。あなたらしくって楽しかったわ」うーん、あのラジオ出演は『俺ってこんなにボソボソしゃべるんだ』という負の側面の発見であり、色々と反省することが多かった。
「そう?そんなに気にならなかったけどね。普段会って話してる分には、むしろ心地よい囁き声かなって感じてる。本業の人たちはそれ専用の声なんだから比べちゃだめよ」
「国際結婚はやっぱり難しいなあ。同じ日本人同士でも、どっちの実家の近くに住むか問題あるでしょ?国際結婚だと、それで国境を越えていくからもう大変」
「ウチの子たちはアメリカ人っぽくなって欲しくないなあ。アメリカの若い子たちは根拠のない自信に満ちていて嫌。日本人ほど引っ込み思案である必要はないけど、せめてヨーロッパ人ぐらいの奥ゆかしさが欲しいわね」
「アメリカ人と一緒にいてもつまんないんだよね。日本人が得意なニヤリ・クスリと笑う知的な瞬間が全くない。爆笑か無表情か、100かゼロかの人種なのよ、アメリカ人は」
「教育方針の違いについてはやっぱり揉めることが多いなあ。ホラ、子供って互いに自分の最高傑作でしょ?何が何でも自分が思うように仕立て上げたいわけ。子供の育て方についてだけは絶対に譲れない」
「それにしても、日本の若い女の子たち、大丈夫?あたしが若い頃って、何とか背伸びしてオシャレしようって頑張ってたけど、今の日本の子、みんな妊婦みたいな恰好してない?」
「さすがにニューヨークは物価が高いわね。今までお金の心配なんてしたことが無かったけど、今は外食を控えて必死で安いスーパーを巡ってる。子供を育てながらまともな生活をするには、世帯年収で2,500万円は必要なんじゃないかなあ、大げさじゃなくて」
「一方で、とんでもないお金持ちも多いわね。まさに桁違い。ベビーシッター、お手伝いさん、唸るほどの現預金、チタンのカード(注:アメックスのセンチュリオンカード、通称ブラックカード)、何でも持ってる。でも、不思議とちっとも幸せそうじゃないのよね」
「やっぱり、ヒトは何か仕事をしていないといけない生き物なのよ。人に必要とされていないと頭がおかしくなっちゃうの。毎日やるべきことがあるっていうのは、幸せなことなのよ。AIの発達だか何だか知らないけど、ヒトにまともな仕事が無くなっちゃって、お金を払ってでも働きたいって流れになるんじゃないかしら。一部の富裕層が既にそうであるように」

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我々のおにまるクロニクルは下記の通り。心からくだらない部室のようなやりとりばかり。ヒマで死にそうな時に時間つぶしにどうぞ。
  • 2020年2月 ←まともな生活をするには世帯年収で2,500万円は必要
  • 2020年1月 ←「ブスについての詳細がよくわからないんだけど」
  • 2020年1月 ←確かにあたしは美人でGカップ
  • 2019年12月 ←最近、あたしの周りで不倫の話が多くって
  • 2019年11月 ←#MeTooとか言ってる連中はブスばっか
  • 2019年9月 ←そういう男は結局のところ頭の悪そうなニコニコ顔の巨乳と結婚する
  • 2019年8月 ←ヒトという生き物は、自身の財産には執着しますが、他人のカネやモノに対しては無頓着なのかもしれません
  • 2019年7月 ←借金の踏み倒し方について
  • 2019年6月 ←どうして女という生き物は妙な駆け引きをするのか
  • 2019年12月 ←ストーカー気質。少し気持ち悪い。
  • 2018年10月 ←19歳の女子大生と飲み会した結果www
  • 2018年10月 ←「どうしてそんなにモテるのか、一度、真剣に考えてみたんだけど」
  • 2018年8月 ←タケマシュランは女性の婚期を遅らせる有害図書だ
  • 2018年7月 ←彼女は根っからのキャバ嬢気質に溢れている
  • 2018年4月 ←久しぶりにじっくり料理に向き合いました
  • 2018年1月 ←身代金要求1兆円パーティ
  • 2017年11月 ←2017年タケマシュランお誕生日パーティ
  • 2017年11月 ←あたしって、すごく顔は整ってるじゃないですか。いるだけでとっても絵になると思うんだけどな」
  • 2017年10月 ←再び既婚者という身分を隠して独身女性と遊ぶ男たち
  • 2017年10月 ←既婚者という身分を隠して独身女性と遊ぶ男たち
  • 2017年7月 ←1日2回「タケマシュランさんですか?握手して下さい!」
  • 2017年6月 ←差別に苦悩する中野区民
  • 2017年4月 ←「らめぇええええ!ずっと一緒に居てくれなきゃやぁだぁああ!」
  • 2017年4月 ←25歳にして東京レストラン事情に精通する神童たち
  • 2017年3月 ←ダメだこいつらやっぱバカだ
  • 2017年3月 ←私の顔面偏差値は65である
  • 2017年1月 ←3人なのにすげえ食べた
  • 2016年11月 ←2016年タケマシュランお誕生日パーティ
  • 2016年11月 ←東京カレンダーへの報復
  • 2016年10月 ←低脳未熟大学の陸の王者たち
  • 2016年10月 ←予約必須の水炊き
  • 2016年10月 ←ハゲマシュラン
  • 2016年10月 ←シイタケ嫌い生誕祭。
  • 2016年9月 ←壁にマッキーで「魑魅魍魎」と書く酔っ払い。
  • 2016年8月 ←斬新な味わいで、イタリアの未開の村の郷土料理を食べているかのよう。
  • 2016年8月 ←何そのクソブログ聞いただけで超読みたくねえ。
  • 2016年8月 ←オマエと言うと1,000円
  • 2016年8月 ←ひとりの夜は結婚式のビデオを繰り返し見る中年。
  • 2016年7月 ←「デブとか絶対にムリ」などと言う口の悪い女と付き合うメリット。
  • 2016年5月 ←「俺を殺しにかかってますね」
  • 2016年4月 ←営業日数25のうち8はご来店。
  • 2016年4月 ←からの朝までカラオケ。
  • 2016年3月 ←精彩を欠いている山田さん。
  • 2016年3月 ←美人局。
  • 2016年2月 ←スーパーバイザーの誕生日会。
  • 2016年2月 ←ヒルズ族というのはまやかし。
  • 2016年2月 ←「しゃ、写真を一緒にいいですくゎ?」
  • 2016年1月 ←カンテサンスに1日2度行く女。
  • 2016年1月 ←シューツリーの受け渡しのはずがどうしてこうなった。
  • 2015年9月 ←伝説の○○○○初登場。
  • 2014年5月 ←一番食べた日。
  • 2014年8月 ←イスラエル人が闖入し大騒動
  • 2014年8月 ←初訪問。もう2年も前なのですね。
  • 麻布十番グルメまとめ ←ほぼ毎日、麻布十番で外食しています。その経験をオススメ店と共に大公開!
東京カレンダーの麻布十番特集に載っているお店は片っ端から行くようにしています。麻布十番ラヴァーの方は是非とも一家に一冊。Kindleだとスマホで読めるので便利です。

おにまる
関連ランキング:居酒屋 | 麻布十番駅赤羽橋駅六本木駅

烈志笑魚油 麺香房 三く/福島(大阪)

予約の取れない創作料理店「カモシヤ クスモト(kamoshiya Kusumoto)」からの帰り道、せっかく大阪に来たんだしもう少し食べたいな、ということで近所の人気店に立ち寄る。
ラーメン激戦区、福島。 新福島駅から徒歩3分程度であり、上福島郵便局の正面。「れっししょうゆ めんこうぼう さんく」と読みます。営業時間は店名に合わせて11:39~14:39、18:39~23:39であり、在店時に「39分」 になるとデザートをサービスしてくれるそうな。
煮干しが中心の魚介系レーメン。私はその中でも特別に濃い「恋煮干し麺魚三」を注文。900円です。面白い所では特大のチャーシューを落とし蓋に見立てラーメン全てを覆ってしまう「落とし蓋ラーメン」。また、ラーメンだけでなく全粒粉を用いたつけ麺も人気だそうな。
店内はカウンターのみで10席強。ちょづいたラーメン屋とは異なり従業員全員の笑顔が満開で釣られて私までニコニコしてしまいます。卓上にあるのは水ではなくお茶であり、キンキンに冷えて旨い。
お通し(?)としてひじきの煮物が供されました。きちんとした定食屋の小鉢料理として出しても問題ないレベルであり普通に美味しい。
数分して「恋煮干し麺魚三」が着丼。「煮干し嫌いお断り」という注意書きがあるだけあって、恐るべき煮干し味。東京は大門の「いづる」を彷彿とさせるセメント色ですが、見た目とは裏腹にシャバシャバとした粘度。塩分は高くエグ味も強いので、好みが別れるかもしれません。私は大好きです。
パンチのあるスープに比べると麺は凡庸。決して不味くはありませんが印象には残りません。チャーシュー(?)は沖縄の三枚肉そばにも迫る厚切りであり、脂とのバランスも良く美味しかった。
「くすり」と称される特別ブレンドの七味が用意されているのですが、スープそのものの味の濃さがあるため、それほど味変には寄与せず。薄めのプレーンなラーメンにおいてその威力を発揮するのかもしれません。
挑戦的で迫力のある1杯でした。「カモシヤ クスモト(kamoshiya Kusumoto)」で4万円弱の食事をした直後ではありましたが、そのコース内の1品として忍ばされていたとしても納得できる美味しさです。夜の遅い時間は割に空いているそうなので、時間を選んで訪れましょう。


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大衆クラフトビール酒場 BELLY CRAFT/神谷町

2019年秋、神谷町駅の真上にオープンしたお店。「大衆クラフトビール酒場」という冠を掲げており、なるほどクラフトビールが大衆価格で飲める私に優しいお店なのかとずっと気になっていました。
メニュー表を見て驚き、1パイント1,500円超が当たり前。どこが大衆やねんと全力でつっこみたくなる価格設定です。

「お前あの記事、嘘松だろ。さしずめ、なんていう日本語、ナマで聞いたことがねえ」注文するが早いか彼は身を乗り出して言う。この質問は色んな人から聞かれるのですが、タケマシュランに記載されている出来事は基本的に事実であると捉えてもらって問題ありません。
『基本的に』という曖昧な表現にとどめているのは、発言された音声をそのまま文字に起こしているわけではなく、また、人に拠っては特定されると困る職業の登場人物も多いため、訪れた店やシチュエーションなどは意図的に変えている場合もあるからです。

加えて誰かの印象的な発言についても議事録のように淡々と記しては面白味が無いので、ある程度の理解し易い言葉に置き換えたりもしています。マーク・アンドリュースも「面白い場面を思いつくことがある。でも、その場面だけが面白くても意味がない。前後の流れが重要なんだ」と語っている。それが気にくわないと言うのであれば、貴方は官報でも読んでいればよろしい。
名物!と記された「煮込み」。味は悪くはありませんが、この量で500円超というのは割高です。

「色々と好き放題書いてますけど、クレームとか無いんですか?」ありますあります。月に1度ぐらい派手な苦情を申し立てられ、やはり個人の飲食店からのものが多い。もちろん前述の通り私は嘘を書いているわけではなく、あくまでも個人の感想を綴っているだけであり、また、料理人の反撃は文字ではなく料理でするべきだとも考えているため、彼/彼女たちからの批判は興味のない民謡程度にしか耳に入って来ません。でも、あんまりしつこいと「クレームをつけてきた店リスト」を大公開しちゃうぞ。
「至福の玉子カツ」は目玉焼きをフライにしたようなものであり、これだけで税込396円と恐るべき直接材料費率です。

「タケマシュランの記事内容、特にネガティブな意見については、当事者としては金を払ってでも知りたいはずなのになあ」マーケターの彼は首を傾げる。世の中には結果を重視する人間とプロセスを重視する人間の2種類が存在するのだ。
「ビストロか!?レバーペースト」もスプーンほんのひとすくいで500円超と、当店の「大衆」の定義とは如何に。

「たとえ登場人物の発言にせよ、あんなにブスの悪口を書き連ねていいわけ?今にフェミに吊るしあげられるぞ」うーん、そんなこと言われても、わたしの身の回りにはブスもフェミも居ないから、何ともコメントに困ります。「確かに、ネット上で発狂しているフェミの連中って、ちょっとビジネスフェミっぽいですよね。2chとかでは特定の人物が自作自演してるんじゃないですか?
「今は2chではない、5chだ」インターネット・パトロールを専業とする彼は神妙に解説する。「昔の2chは良かった。確かに悪乗りや差別発言も多かったが、基本的には面白いことを言ってやろうの精神が厚く、知的レベルも高かったように思える」

ちなみに最近のトレンドとしては、悪の化身であった『はてブ』からはすっかり毒気が抜かれ、代わりに『ヤフコメ』に高齢者の評論家然としたネガティブな意見が集まっているとのこと。また、ツイッターはタッチする年齢層が低いためバカばっかりだそうです。
全てがあまりにも割高なので早々に退散。同じ日比谷線上の近場であれば六本木「アントン ビー(Ant'n Bee)」「BrewDog」、恵比寿「君嶋屋」中目黒「立飲みビールボーイ」など優秀なクラフトビアバーがいくらでもあり、タクシー乗ってすぐの場所には「カミカツ タップルーム」「CRAFT MEAT(クラフトミート)」「デビルクラフト」などがあります。全ては店名とエクステリアに釣られ下調べしないまま訪れた私の責任です。


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自家製麺 MENSHO TOKYO/後楽園

都内のラーメン屋で私が最も愛するラーメン店のひとつ「麺や 庄の」の店主が手掛ける新業態。このお店のテーマ食材は何と「ラム(仔羊)」です。ピークタイムには断続的に行列が生じているので、時間に余裕をもって訪れましょう。
入店するとすぐに感じられる独特の香り。なかなかに動物臭く甘ったるい。ラムのゲンコツと豚骨をじっくり煮込んだスープを軸に、「ラム豚骨らーめん」「ラム煮干中華そば」「ラム豚骨つけ麺」「ラム煮干つけ麺」「脂そば」「まぜひつじ」「担々麺」などを展開。私は「ラム豚骨らーめん(全部のせ)」を注文。1,090円です。
着席後数分で着丼。ううむ、入店時よりもさらに強さを増した動物臭。アタックはラムの印象が強く、続いて重厚な豚骨が押し迫るという印象です。脂も多くドロドロとした口当たり。かなり好みが分かれるスープでしょう。個人的には味覚が多すぎて食傷気味に感じてしまいました。
麺は店内の製麺室で造る自家製麺。デュラム・セモリナを含んだ打ち立ての麺とのことですが、そのザラついた舌触りとバリバリとした噛み応えでやはり好みが分かれることでしょう。麺の香りも強く、仔羊・豚・小麦と香りが忙しい1杯です。で提供することが可能なのだとか。
テーブルには「生姜とカルダモンの甘酢スプレー」「ほうじ茶」「ミル胡椒」など興味深い調味料が置かれており、クセの強いスープに味変を仕掛け何とか完食。低温調理された肉やメンマなど美味しかったはずなのですが、やはりレーダーチャートで表現すればどのメモリもマックスな1杯なので食べ疲れてしまいました。
色々と書きましたが、これは個人の好みの問題であり、人に拠っては中毒性を期待できる挑戦的なラーメンです。今度はより羊味に的を絞った「まぜひつじ」に挑戦してみようかな。これなら真っすぐにラムに向き合うことができ、私の理解も進むことでしょう。


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ユニック(UNIQUE)/北浜(大阪)

大阪は北浜駅から徒歩数分、大正12年に建てられたレトロなビルに入居する「ユニック(UNIQUE)」。中山大輔シェフはホテル系のレストランで腕を磨き、「ラ・クロッシュ シェフズルーム(LA CLOCHE CHEF'S ROOM)」の料理長を務めた後に独立開業。
内装がカッコイイ。広い厨房を大胆にインテリアに見立て、カウンター席を作り付ける。テーブル席もたっぷりあり、柱を大胆に露出させたり土壁をそのまま残したりと、アンティークな風味を残した素敵な雰囲気です。
お酒もリーズナブル。泡のボトルが1万円を切るあたりから始まっており、気兼ねなく飲み進めることができます。お料理は「塩やバター、生クリームは極力控え、農家の方や漁港から直接届く旬の食材を使い、素材のうま味を存分に楽しんで頂くことができます」との説明。
アミューズは4種。ズラズラとテーブルに並べられあげぽよです。アワビの肝のチップスにマッシュルームのドロドロスープ(ヴルーテ?)、ニンジンのペーストが入ったマカロン、安納芋のケークサレ。マッシュルームの風味が強く記憶に残りました。
生のボタンエビを用いた料理なのですが、そのプレゼンテーションが素敵ですねえ。色とりどりの大根を用いて春のような外観。しかしながら味わいはしっかりと冬を感じられる凝縮感があります。
バゲットはプレーンなものであり、普通です。ソース濃いめのコッテリ系であればこのぐらいでちょうど良いのですが、繊細系の芸風であればパンにも存在感が欲しいところ。
Riz au laitすなわちライスプディングの素材にカブを起用したもの。しっとりと優しい味わいであり、内臓を撫でられたかのようなホッコリ感があります。
豚肉のハンバーグ(?)にフォアグラ。唐突に味の濃い1皿であり、豚肉の旨味にフォアグラの脂がのっかり食べ応え抜群。振りかけられた粉はダメゼッタイ由来のものではなく、フォアグラのコンフィをパウダー状態にしたものです。
お魚料理はイトヨリダイ。しっかり目に火を入れシンプルなソースで頂きます。ポーションが大きくイカも備え付けられていたりと胃袋に鎮座する魚料理でした。
お口直しのグラニテ。昼のコース料理で律儀に口直しを出すお店は珍しい。シェフのフランス料理に対する真摯な姿勢が垣間見えた瞬間です。
メインはフランス産の鴨。王道中の王道といった調理であり、ガッツリとしたポーションもフランス流。調味もしっかりとしており、私は大満足でしたが人によっては食べ疲れしてしまう場合もあるかもしれません。ビーツのチップスの食感と風味が好き。
デザート1皿目はサッパリと。ヨーグルトのムース(?)に柑橘系のジュレやシャーベットが折り重なり爽やかな味わいです。
デザート2皿目はイチゴ系。パリっとした生地を崩しながら食べていくのですが、これまでの料理の質および量に比べるとシンプルに感じました。甘党としてはもっとややこしいデザートだと嬉しいです。付け合わせのトンカ豆のアイスはグッド。
お茶菓子は凝っています。温かい紅茶のプリンはお茶の香ばしいかおりが濃厚。節分のオニに見立てた薄皮仕立てのクッキー(?)も面白い。
レモングラスのお茶を飲んでごちそうさまでした。一通りのコースと2人で泡を1本、メインに合わせてグラスを1杯楽しんでひとりあたり1.6万円。これは大変リーズナブルですねえ。連れは「満腹でぶっ倒れそう」と評していたので量も多かった。

店名とは裏腹に、良い意味で王道の味わいが続く、珍奇な料理は出さない正統派フランス料理に感じました。ランチでも相当な完成度を見せてくれたので、果たして夜に行く必要はあるのかと逆説的な評価までしてしまうレベルです。つまり、良い店である。


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「好きな料理のジャンルは?」と問われると、すぐさまフレンチと答えます。フレンチにも色々ありますが、私の好きな方向性は下記の通り。あなたがこれらの店が好きであれば、当ブログはあなたの店探しの一助となるでしょう。
日本フレンチ界の巨匠、井上シェフの哲学書。日本でのフレンチの歴史やフランスでの修行の大変さなど興味深いエピソードがたくさん。登場する料理に係る表現も秀逸。ヨダレが出てきます。フランス料理を愛する方、必読の書。

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