ロータスラウンジ(Lotus Lounge)/ノイバイ国際空港(ハノイ)

ハノイのノイバイ国際空港において、ベトナム航空が所有・運営する「ロータスラウンジ(Lotus Lounge)」。国際線(Terminal 2)の第2ターミナルの4階、出国審査後の制限エリア内にあり、29番ゲート付近のエスカレーターまたはエレベーターを利用してアクセスします。
天井が高く開放的な空間。大きな窓からは離着陸する航空機を間近に観察できます。座席は300席以上はあるでしょうか、ダイニングエリアを中心に広々とした誂えです。
マッサージチェアの置かれたクワイエットゾーンもあり、また、当然にシャワー室なども完備されています。ガチで仕事をするためのデスクが無いのは、ビジネス客にとっては物足りないかもしれません。    
食事はビュッフェスタイル。アジア料理と西洋料理の双方が提供されており、各種パン、サラダバー、フルーツ、スイーツは当然として、寿司ロールや炒め物などのホットミールの用意もあります。
飲み物はコーヒー、紅茶などのソフトドリンクが中心で、アルコールはビールにほんの少しのワインといったところ。他国のエアラインに比べると、ドリンクプログラムは貧弱に感じました。
目玉は専用のフードステーションで調理される「フォー」。数種類の麺やフレーバーが用意されており、トッピング類も自ら指定することが可能です。
スープは牛骨や鶏ガラを長時間煮込んだ優しく澄んだ味わいが基調で、スターアニスやシナモンなどのスパイスがほのかに香ります。米麺はつるっとした食感で、トッピングのハーブ類やライムや唐辛子でカスタイズ。空港ラウンジゆえ専門店ほど濃厚ではないですが、安定した美味しさです。
全体として「ゆったりとした快適さ」を重視した空間だと感じました。他方、ハードワークや美酒を求める向きには少々手持ち無沙汰な空間かもしれません。食事は華やかさこそ控えめですが、フォーを中心にベトナムらしさがしっかり味わえる点が好印象。滑走路を行き交う翼を眺めながら、熱々のスープと共にベトナムの余韻に静かに浸る。そんな使い方がこのラウンジの正解と言えそうです。

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