PICO食堂(ピコしょくどう)/首里(那覇市)

ゆいレール首里駅すぐ近くにある「PICO食堂(ピコしょくどう)」。駅から本当にすぐ近くなのですが、お店の周りは急坂があり、また建物2階に階段で昇る必要があるため、スーツケースを引いた旅行者等はご注意を。
「食堂」と銘打ってはいますが内装はコンクリート打ちっぱなしでカフェっぽい雰囲気。席数はカウンター席とテーブル席を合わせて十数席といったところです。
看板メニューは「ゴロゴロお肉のタコライス」なのですが、私は無類のブリトー好きなので、ブリトーを注文しました。Mサイズが990円で、プラス200円でアボカドをトッピング。合計で1,190円です。
当店のブリトーの最大の特長は、鶏出汁で炊いた旨味のあるライスと、香ばしいナッツが食感のアクセントとして加えられている点でしょう。ゴロゴロとしたタコミート、チーズ、野菜が一体となり、アボカドをトッピングすることで、その味わいはさらにリッチになります。それを包むトルティーヤは非常に薄くモチモチとした口当たりであり、一般的なブリトーのゴワゴワ感は排除されています。
美味しかった、のですが、これで1,190円というのは割高に感じました。沖縄は「ブレーメン(Bremen)」「ボラーチョス(Borrachos)」などメキシコ料理のレベルが地味に高いので、厳しい勝負を強いられるかもしれません。初回の訪問だったため、やはり看板メニューの「ゴロゴロお肉のタコライス」を注文すべきでした。おつかれさまでした。

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