恵比寿は思いのほか韓国料理屋が多いのですが、ランチタイムのお気に入りは「モナミ食堂」。フランス語で「私の友人(Mon Ami)」を意味し、親しい間柄で食卓を囲む気の置けない食堂です。JR恵比寿駅から歩いて3-4分に位置し、東口交差点すぐ近く。以前は「PALLET46(パレット46)」という店名で営業していたと記憶しています。
50席以上ある広い店内。韓国の食堂を再現したようなカジュアルな雰囲気であり、スタッフも韓国人なので新大久保ぐらい韓国感あります。ずっとKポが流れてる。ランチから食べ放題プランもあり、また、2人前~の鍋もあれば、おひとり様向けの定食の用意もあり使い勝手は抜群です。
私は「ケジャンランチセット」を注文。ケジャン2種にお代わりOKのサラダや小鉢料理も付き、ラーメンバー(後述)まで用意されて1,650円という信じがたい価格設定です。
サラダは野菜が新鮮で、仄かに甘味と酸味を感じさせるドレッシングが印象的。お代わりOKなので野菜を大量摂取するに最高のシチュエーションなのですが、他に食べるものが多すぎて結局お代わりしませんでした。ガンジャンケジャンとキムチたち。生のワタリガニを醤油ベースのタレ(カンジャン)に漬け込んだ料理です。加熱していないカニの身のネットリとした舌触りと甘みが特長的で、ごま油の風味も効いており、無限にライスが進んでしまいます。ライスもお代わりOKなのですが、後続が控えているのでガマンガマン。
ヤンニョムケジャンと小鉢料理たち。こちらは生のワタリガニを粉唐辛子、ニンニク、生姜、水飴などを合わせた真っ赤な薬味ダレ(ヤンニョム)で和えた料理です。唐辛子の刺激的な辛さがガツンと来ますが、すぐにカニの身の甘みと、タレに含まれる甘味料や果実のコクのある甘さが追いかけてきます。濃厚なタレが殻ごとたっぷりと絡んでおり、殻をかじりながら身を吸い出すようにして食べる。ああ、昼から酒が欲しくなる。
ひとしきりケジャンを食べ終わった後は、お待ちかねのラーメンバー。棚には十数種類の袋めんが用意されており、セルフでお鍋を用意して、好きなものを好きなだけ食べることができます。お馴染みの「辛ラーメン」に加え、見たことの無い麺が盛りだくさん。
具材もお好きなものをお好きなだけ。先ほどのお野菜や小鉢料理に加え、韓国風のさつま揚げやお餅、卵、チーズ、餃子的な詰め物の用意もありました。
今回は「カムジャ麺」という、麺の主原料にジャガイモ(カムジャ)のデンプンを練り込んで作られたものを用いてみました。一般的な小麦粉麺とは一線を画す歯ごたえがあり、非常にコシが強く、モチモチプリプリとした弾力が特長的。時間が経っても伸びにくく、ツルツルとした喉越しの良さが最後まで続きます。
以上を食べて1,650円。恵比寿では最大級の費用対カロリーを誇るランチであり、本場に比肩する美味しさです。こんなにカニを食べて1,650円とはこれいカニ。その他の鍋料理も一律に1,650円であり、グループで訪れて全制覇したい勢いです。
ディナーはディナーで韓国風の焼肉の食べ放題も用意されており、飲み放題を付けても5,500円。まさに「モナミ」との飲み会に最適。今度は何かの打ち上げで、大勢でお邪魔したいと思います。
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恵比寿も十番に負けず劣らず良い街ですよね。1度住んで、片っ端から食べ歩いてみたいなあ。よそ者ながら印象に残ったお店は下記の通り。
- ガストロノミー ジョエル ロブション ←やはり最強。季節ごとにお邪魔したい。
- Saucer(ソーセ) ←コッテリしたソースを全面に押し出すスタイル。
- mori(モリ) ←ワンオペの凄腕。
- アーティショー(Artichaut) ←本物のフランス料理。
- ラ メゾン フィニステール(La maison finistere) ←最近のチャラチャラした自称フランス料理とは一線を画す硬派な味わい。
- CarneSio east(カルネジーオ イースト) ←なんて素晴らしい費用対効果なのでしょう。
- 日本料理 四四A2(よしあつ) ←ギャルのLINEみたいな店名だが良き。
- 鳥焼き 小花(とりやき おはな) ←焼鳥屋の範疇を超えた世界での出来事。
- 恵比寿ニューれば屋 ←日本酒を浴びるほど。
- 恵比寿焼肉 ホルモン富士 ←安かろう良かろうという奇跡のお店。
- クンビラ(KHUMBILA) ←スパイスのオーケストラともいうべき複雑な味わいが五感に押し寄せる。









