Yo-Chi(ヨチ)/オーストラリア全土

メルボルン発のセルフサーブ型フローズンヨーグルトとアサイーボウル専門店「Yo-Chi(ヨチ)」。健康志向のデザートとして急速に拡大し、オーストラリア国内に56店舗以上を展開。Z世代を中心にカルト的な人気を集めています。
まずはソフトクリーム的な機械で、好きなフレーバーを好きなだけ盛り付けます。私はマンゴーやストロベリーなどの女子っぽいフレーバーはパスし、より女子っぽいアサイーのみで自前のボウルを構築します。
続いてビュッフェ台のようなエリアでトッピング。数十種類のものが用意されており、フレッシュフルーツにクランチやクッキー類、ナッツやスプレッドにソースなどが用意されています。単価が統一された量り売りの店なので、イチゴばっかり盛り付ける、などが最も得する構図でしょうが、それはそれで何しに来たかわからないので、バランスよく盛り付けていきましょう。
最後にレジで盛り付けたボウルを測り、グラム単位で課金されていきます。ちなみにUber EatsやDoorDashなどのデリバリーサービスでは、カップのサイズに応じた固定価格制を採用しているようです。
今回はこれだけ盛って15豪ドル(約1,500円)程度。ハワイに比べると大幅に安く、日本のアサイーボウルと似たような価格設定です。味わいについても他店と似たようなものですが、食べたい量だけを購入することができるという点で、使い勝手の良いお店です。
2025年8月にはアジア進出の第一歩としてシンガポールへも進出し、オープン直後に200人以上の行列が発生し耳目を集めました。韓国ヨーグルトアイス「ヨアジョン(Yoajung)」も日本にも進出を果たし成功を収めつつあるので、当店が日本で開業しても行列間違いなしでしょう。 ブランドのコンセプトは「Share the Chi」(チを分かち合おう)であり、「Chi」とは自然のエネルギーを意味するそうなので、日本の漫画の「チ。」とコラボしたら面白そう。

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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。