安里(栄町エリア)にある「ブーシェ(BOUCHER)」。店名はフランス語で「肉屋(の主人)」であり、内臓料理に定評のあるお店です。私の推しの飲み屋「スタンド末広(Stand Suehiro)」のすぐ近くの路地に位置します。
グラスワインは6-7種類が開いており、いずれも7-800円といったところ。ビールなどその他のアルコールも似たような価格帯であり、気前よくガブガブ飲み進めることができます。
お通しはガスパチョ。夏にピッタリの冷製スープですが、トマトの酸味やニンニクの香りに加え、バリっと思い切りの良い調味が良いですね。アジコイメでハッキリしてる。
淡路島産玉ねぎのソテー。シンプルに焼いただけのひと品ですが、熱を纏いジットリと旨味が増しており、とろけるような柔らかさと濃縮された甘みを放ちます。牛ハラミのユッケ。軽く炙ることで肉本来の旨味を凝縮し、とろけるようなレア感も残します。卵黄を絡めればまろやかさが加わり、濃厚ながらも上品な味わいを楽しむことができます。
お通しはガスパチョ。夏にピッタリの冷製スープですが、トマトの酸味やニンニクの香りに加え、バリっと思い切りの良い調味が良いですね。アジコイメでハッキリしてる。
淡路島産玉ねぎのソテー。シンプルに焼いただけのひと品ですが、熱を纏いジットリと旨味が増しており、とろけるような柔らかさと濃縮された甘みを放ちます。牛ハラミのユッケ。軽く炙ることで肉本来の旨味を凝縮し、とろけるようなレア感も残します。卵黄を絡めればまろやかさが加わり、濃厚ながらも上品な味わいを楽しむことができます。
牛ハツのタタキ仕立て。新鮮な牛ハツ(心臓)ならではのクセのないクリアな旨味と心地よい歯ごたえが特長的。こちらも表面を軽く炙ることで香ばしさをまとい、内部は生に近い状態でハツ本来の繊細な風味を保ちます。
牛もつグラタン。表面はパン粉でサクサク、その内側はトロトロのベシャメルソース。丁寧に下処理されたもつは臭みがなく、噛むほどに滋味深い味わいが広がります。語感ほど全然重くなく、むしろ軽やかなひと品です。
牛もつグラタン。表面はパン粉でサクサク、その内側はトロトロのベシャメルソース。丁寧に下処理されたもつは臭みがなく、噛むほどに滋味深い味わいが広がります。語感ほど全然重くなく、むしろ軽やかなひと品です。
ハチノスのカツレツ。牛の4つある胃袋のうち第2の胃を指し、その独特な弾力を活かした食感が面白い。薄く衣をつけてカリッと揚げられ、外はサクサクながら内側はビョンビョンしています。他の内臓に比べると少し臭みが感じられるので、好みは分かれるかもしれません。
パスタはその日の材料で自由自在に作って頂けます。こちらは魚介のエキスを活用したものであり、モチモチとした食感の太麺が程よく旨味を吸い込んでとても美味しい。海鮮塩焼きそば的に一気にかっ食らってしまう味覚です。以上を食べ、そこそこ飲んでお会計はひとりあたり5千円ほど。これだけたっぷり牛肉とワインを楽しんでこの支払金額は実にお値打ち。1人でフラっと訪れ、ちょっとつまんで後はワイン、みたいな楽しみ方もOKのようなので、何とも使い勝手の良い店です。こういう飲み屋が普通にいくつもあるのが栄町の懐の深さである。
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