梅田の駅直結(?)高架下にある「新梅田食道街」。約100軒の飲食店がひしめく中で老舗中の老舗と認められるステーキハウス「スエヒロ」。戦後間もない頃に創業した歴史あるお店であり、長きにわたり梅田の勤め人や住人に愛されてきました。
ランチタイムは常態的に行列している人気店なのですが、たまたま通りがかった際に空きがあったので勢いで飛び込みました。テーブル席やボックス席が中心のステーキハウスですが、おひとりさま向けにカウンター席も用意されています。
ランチの定食に付随するコーンスープ。スーパーで売っている高級な紙パックのそれに比肩する味わいであり、千円かそこらのランチとしては悪くないクオリティです。あくまでステーキハウスなので「ビーフステーキランチ」を注文。前述のスープにステーキ、ライスがついて1,600円です。これでも最高値メニューであり、千円を切る定食も用意されています。
ステーキは、まあ、値段相応ですね。不味くはないが、旨くも無い。もちろんこの立地でこの価格で提供できるのは奇跡に近い所業ですが、不味くはないが、旨くもありません。
ライスも一般的な定食屋のそれと同等であり、不味くはありませんが、美味しくもありません。決して悪口を言っているわけではなく、近隣の同価格帯のランチとしては同程度です。
立地を考えればお値打ちに感じますが、費用対美味しさという意味ではそうだよね、といった程度です。各種メディアでは単なるレストランの域を超えた文化的なランドマークとして取り上げられることが多いですが、あくまで値段相応のランチと認識して訪れましょう。
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