CHACOあめみや /千駄ヶ谷

1979年創業の「CHACOあめみや 」。東京でも屈指の老舗ステーキハウスであり、食べログでは百名店に選出されています。旨くて安く連日の大盛況であり、この日は2回転目の20時に入店。
開店当時から変わらない店内で、ザ・昭和なムードです。アメリカ的ステーキハウスといった高級感はなく、Tシャツと短パンでも来れそうなカジュアルでビアバッシュな雰囲気。巨大な炭焼きの竈が迫力満点。
今回はコースではなく全てアラカルト注文。まずは前菜にとスモークサーモン。これはまあ、そのへんのスーパーで買うのと変わらん味覚でした。
ホタテのブルゴーニュ風。こちらもチェーンの居酒屋と変わらないクオリティであり、わざわざ注文する必要は無かったかもしれません。そもそも何がブルゴーニュ風なんだろう。
コーンド(塩漬け)牛タンとピクルス。こちらは中々の味わいでしたが量は少なく、今夜の幹事の頬がひきつり始めます。
メインの「ヒレ・ブロック 1kg」が登場。おおー、これは凄い。本当にブロックだ。前述の炭焼き窯を用い、遠赤外線で肉の旨味を閉じ込めながら火を入れるそうでヤダ無理最高。「1キロの塊肉を!」みたいな触れ込みの場合、骨と脂がたっぷりで可食部は半分ほど、といった店がほとんどですが、今回はヒレ肉での注文であるため、ガチで可食部1キロという威圧感。
3人で訪れたので、店員さんが手際よく6等分してくれます。1枚166グラムのステーキ2枚がひとりあたりのノルマ。ステーキソースなどを用いずそのままかぶりつくと、これが旨い。ベリー旨い。バッカルファットなどは1ミリもなく、肉そのものの美味しさが直撃します。
ちなみに各人にはチンチンに焼かれた鋳物のステーキ皿が配され、その上で自分の好みに火を入れていきます。蓄熱能力が優れており、かなりの長い時間セルフ火入れに活躍してくれました。
瞬でヒレ肉を消費してしまい、もう少し肉を出してクレメンスということで、サーロインを追加注文。量をグラム単位で指定できる自由さがフリーダム。ちなみに酒の値付けも良心的で、瓶ビールは600円、ハウスワイン(山梨県勝沼町の丸藤葡萄酒工業「ルバイヤート」)は1本2,800円というガブガブ体制。ポンポン開けて、すっかり酔っぱらってしまいました。
少しワインが残ったので、少しツマミにチーズとピクルスをお願いしたのですが、やはりその辺のスーパーで来たようなものでありギリ美味しいレベル。やはり当店は肉のみに集中したほうが良さそうです。

ガツガツ腹いっぱいになるまで食べてお会計はひとりあたり1万円ほど。このクオリティのステーキをこれだけ食べてこの支払金額は大変お値打ち。ステーキ界のジャック・ウェルチ「ひよこ」を彷彿とさせる大迫力。肉好き仲間とガンガンかっ喰らいに行きましょう。

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