アスパイア ラウンジ(Aspire Lounge)/パース空港(オーストラリア)

パース国際空港(Perth International Airport)のターミナル1出国審査・保安検査後にある「アスパイア ラウンジ(Aspire Lounge)」。ANAの利用なので同じスターアライアンスのニュージーランド航空のラウンジに通されると思いきや、独立系の本ラウンジに案内されました。このあたりのルールは良く知らない。
このラウンジは変わってますねえ。中二階が延々続くような構造であり、ラウンジの全容が把握しにくい独特なレイアウトです。モダンな内装であり、あまり空港のラウンジっぽくありません。
入ってすぐにはボックスシートなどもあるのですが、全て「予約済」の札が置かれており、この空間はどうやって予約するのだろう。成田行きの便の直前は日本人ゲストでごった返し、座席が充分に行き渡っていないのが気になりました。
レッドアイフライトなので、登場前にシャワーでキレイキレイします。シャワーブースは3つしかなく早い者勝ちで、プライオリティパス会員などは追加料金を要するなど過酷な環境です。前述の通り場面で大混雑するラウンジなので、シャワーは利用できて当然と思わないほうが良いかもしれません。もちろん風呂キャンセル界隈には心配無用です。
飲み物はセルフサービスでなく、バーカウンターでのオーダー形式。ちょっと面倒だなと思いつつも、飲み放題だぜグヘヘヘみたいな酔っ払いも制限されるので、これはこれでありよりのありに感じました。地元のワインやビールが置かれているのが嬉しいです。
食事は独立系のラウンジとしては結構充実してて、サラダ類からハムやチーズなどのツマミ類、温かい料理もいくらか用意されています。
麺料理はホッケンミーだったっけな。オーストラリアの僻地で日本人がマレー半島の料理を楽しむ姿は中々にシュールです。スイーツ類も充実しています。
あまり満腹になっても機内で熟睡できないので、サラダとちょっとした肉類に留めます。野菜の質は悪くなく、パース市内のホテルの朝食よりも余程レベルが高い。
Aspireだなんて随分と仰々しい店名だなと身構えてお邪魔しましたが、ラウンジとしては独特のポジションで面白みがありました。無駄にお洒落で座席や電源は多くないため、ガッツリ仕事をするには厳しい面もあるため、そのあたりはよく理解してお邪魔しましょう。

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