泊(とまり)の緑豊かな建物の2階に入居する「プティリス食堂」。千葉大学病院内のレストランに従事していた際の経験を活かした薬膳料理が自慢のお店です。
店内はカジュアルな雰囲気。大きな窓から望む木々の緑色が目に優しい。
注文はもちろん「薬膳ランチ」。1,500円です。注文を済ますと当該メニューに係る料理の解説書が配布され、期待に胸が膨らみます。10分少々待って着盆。って、あり?これだけ?量があまりにも少なく、思わず連れと顔を見合わせます。
スープはコーンかカボチャだったっけな?大地の甘味が強くコッテリとした味わいです。梅干しの茶碗蒸し。ありそうで無い組み合わせですが、いま貴方が想像している通りの味わいです。
おひたし。こちらも普通に美味しいのですが、薬膳感は見当たらず。そもそも「薬膳」の定義がわからなくなってきました。
大根とナス。やはり普通に美味しいですが、そのへんの定食屋の小鉢と変わらない味覚です。オカズのプレートは味が薄く、オカズとした機能していません。ゴハンが進まない進まない。なるほど病人の回復食におけるメインディッシュに近いものを感じました。
筍ゴハンは普通に不味いですね。グチャグチャのベチャベチャで口当たりが悪く、出来損ないの雑炊を食べているかのようです。美味しさ永遠のゼロの食事でした。「薬膳ランチ」と伊藤綾子ぐらい匂わせてくる割に薬膳感に乏しく、病院食のように量が少ないて薄味なだけの食事です。
また、こちらがお会計の対応を先にお願いしているのにも関わらず、途中でかかってきた予約の電話を優先し、我々は随分と長いあいだ放っておかれました。目の前のゲストを大切にできない店に、明日のゲストのおもてなしができるとは思えないのだけれど。
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