香港スカイシティ・マリオット・ホテル(Hong Kong SkyCity Marriott Hotel、香港天际万豪酒店)

香港国際空港から電車で1駅、アジアワールド・エキスポ(AsiaWorld-Expo)に直結する「香港スカイシティ・マリオット・ホテル(Hong Kong SkyCity Marriott Hotel、香港天际万豪酒店)」。翌日のフライトが朝早いので前泊として利用させて頂きました。
天井が高く、窓が大きく開放的なロビー。2008年に開業し、2019年に大規模な改装を経てはいるものの、それなりに歴史あるホテルです。総客室数は658室。最先端のデザインを誇る新規開業ホテルとは異なり、手入れの行き届いた既存の高級施設と理解しましょう。
いちばん安いお部屋に予約を入れたのですが、それでも広さは30平米以上はありそうで、2人で泊まるには充分です。お向かいの「レガラー・スカイシティ・ホテル(Regala Skycity Hotel)」に泊まったこともあるのですが、値段が大差ない上に超狭かったので絶対に許さない。
広々としたワークデスクやソファもあり、また、回線速度も下り40-50Mbpsは安定的に確保しており、ビジネスでの長期滞在にも耐え得ります。飛行機の離発着音が気になりますが、空港の真横なので仕方ありません。
ミネラルウォーターは無料で冷蔵庫は空っぽと、イマドキのビジホスタイル。装備は最低限ではありますが必要にして十分といった印象です。
クローゼットは中くらいの大きさで、セーフティーボックスも完備。脇にあるスーツケースをバカっと開くスペースが潤沢で、色々と使い勝手が良いです。
ウェットエリアはバスタブ・シャワー・トイレなどがひとつにまとまっています。香港の、この価格帯のホテルでバスタブまであるのは珍しい。全てが大理石仕様であり、どっしりとした使用感があります。
トイレが独立型でないのが玉に瑕。とは言え粗探しをしてこの程度です。
ボールルームやフィットネスセンター、スパやプールは地下で繋がる別棟に配置されています。かなり本気なトレーニング機器が豊富に揃っており、ホテルのジムとしては優秀オブ優秀です。
全長25メートルの屋内温水プール。子供の水遊びというよりはガチ勢がガチ泳ぎするためのプールであり私嬉しい。プールサイドには、ジャグジー、サウナ、スチームルームも完備されており私嬉しい。
エントランスからは香港国際空港・MTR東涌駅に向かう無料のシャトルバスがそれぞれ30分間隔で運行しています。香港の中心地までは電車で30分、ランタオ島での観光の拠点ともなるし、香港ディズニーランドまではタクシーで15分ほどと使い勝手良し。「翌日のフライトが朝早い」という雑な理由で泊まった割に、大変満足した滞在でした。

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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。