ファインダイニング(Fine Dining)/読谷村(沖縄)

ザ・テラスホテルズグループの最高峰「ジ・ウザテラス」のメインダイニング「ファインダイニング(Fine Dining)」。今回はコロナ的にディナーの営業を中止しており、朝食のみでお邪魔しました。
同リゾートには50室近くあるはずですが、この日は見かけるゲストは数組のみとゆとりのある滞在でした。コロナ的にどうのこうのと言っていましたが、夜にダイニングを開けるのがダルいからそう言っているだけのような気もします。だって朝食はビュッフェスタイルなんだもの。
席についてからメインディッシュを注文し、その後、前菜などを自由にビュッフェ台に取りに行くスタイルです。うは、スパークリングワインもあるやんか。このあと私は運転があるため断腸の思いでペリエを飲むことにしました。
華やかなプレゼンテーションではありますが、そのほとんどがバターやジャム、ドレッシング類であり、肝心の料理は少なく感じました。
サラダにスープ、サーモンとサラミにチーズ。。。いずれもホテルのビュッフェ味で悪くないのですが、やはり選択肢が少ないというのはゲストを密かに落胆させるものである。
私が選んだメインディッシュはお魚。メカジキだったけなあ。味が痩せた腑抜けた味であり、全然美味しくなかった。
連れはは島の豚肉を用いたシャルキュトリにオムレツ。いくらか頂きましたが由緒正しきホテルのオムレツであり、分厚く焼かれたベーコンやソーセージも堂に入った味わい。ぐぬぬ、これは肉&卵プレートを注文すべきだったかもしれません。
コロナ的に不利な場面はあったかもしれませんが、随分と格下の「ジ・アッタテラス」とほぼ同じ朝食の構成であり、1泊10万円以上するリゾートで楽しむ食事としては隔靴搔痒の憾み。ハコは素晴らしいので、(そういうプランがあれば)素泊まりが一番に感じたホテルでした。

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