ザ・レストラン by アマン/大手町


かわいくて美人でスタイルが抜群という割と最強な女の子と1年以上ぶりに会うことに。なんか緊張するなあ。なるべく健康的なランチにしたいなあ。でも普通のホテルのレストランじゃつまらないなあ。
ということで、アマン東京のメインダイニングを予約しました。アマンリゾーツ。ホテルの概念を一変し瞬く間に世界中のセレブを魅了したスモール・ラグジュアリー・ホテル。

アマン東京が開業してからしばらく経ち、宿泊客以外からも予約を受け付けるようになったと聞いてから、駆け出しのアマンジャンキーである私は今か今かと機会をうかがっていたのです。
私の健康志向を天が汲み取ってくれたのか、この上ないほどの秋晴れです。
直通のエレベータで33階に上がると、開放的なロビーが出迎えてくれます。客室数わずか84のホテルとしては考えられないほどの広さ。贅沢この上ない空間使い。
レストランからの眺めも極上。ただし予約タイミングが遅かったため、窓際席はおさえることができませんでした。

「お待たせ」と連れが到着。ううむ、顔はもちろん、スタイルも抜群。完全に半分芸能人。店内の視線が一気に彼女に集まります。

「ここ、いいホテルね。親切なんだけど立ち入っては来なくて」でもアマンの良さは泊まらないとわからないよ今度一緒に泊まろうよ、と誘うと「うそつき、そんな度胸ないくせに」冗談ですこのブログは私の妻も読んでいます。
当店はイタリア料理主体。久々に会う美女であるため、私の酔い乱れた醜態を見せることが無いようカンパーニャの白1本のみで通すことに。

目線で乾杯し、ここ1年の近況を交換。「相変わらずね。あなたって外見で得してる。妙に上品で、清潔で、誠実そうで」"そう"じゃない誠実そのものだ、と抗議すると、「でも、そのすぐに懐に飛び込んでくる愛嬌、あたしは嫌いじゃないけどな。ちょっとメンヘラホイホイっぽいところもあるけど」がーん、そのような自覚は全くありませんでした。まあ、いかなる理由であれ、人に好かれることは良いことである。
海の幸のサラダ。イカ、エビ、ブリ、サーモンなど、その名の通り海の幸がテンコ盛り。サラダでここまで極太のエビにありつける機会はそうそうないでしょう。カリフラワーと柑橘のドレッシングはもう少しビビッドな味付けにしても良いかもしれません。

彼女の気前の良いミニスカート姿を目前に、やっぱりスタイルいいよね惚れ惚れするよ、と素直な感想を述べる。「ありがと。若い時は細けりゃ細いほど良いって思ってたんだけど、最近は健康的にキレイに見えるようにカラダをつくってるんだ」
パンは2種+パリパリ。パンは中くらい。パリパリは酒の友にいいですね。グリッシーニだとツマミ感よりも食べている感が強くなるので、これぐらいの薄い生地がちょうど良いです。

彼女の話は極上のエンタテインメント。誰でも知ってる有名人との話がポンポンと飛び出し、私まで業界人になったような錯覚を覚えます。
寒鯖とムール貝のマリナーラ(トマトソース)。サバやムール貝は一般的なものなのですが、ナスとチポロッティ(ネギみたいなやつ)が良かったです。また、マリナーラも上々の出来。思わずトマト系のパスタを追加注文したくなりました。

「医者だけは本当にダメね。お金しか持ってないのに、自分に魅力があると勘違いしている奴らばっかり。バカなのに理屈っぽくしゃべるの、ほんと止めて欲しいわ」彼女は外見こそハリウッドスター級ですが、中身は結構なオッサンで、ズバズバとモノを言ってくるのが小気味良い。
牛タンのパン粉揚げ。洋食のタンシチューを濾過したような味わいで、淡白ながら牛の凝縮感は残るという面白い料理。ポーションも大きくパワフルな一皿でした。

「20代の男の子は時間の都合をいくらでもつけてくれる所が好きだな。雑に扱っても文句言わないし。30代は将来性にワクワクしちゃう。40代以降は経済力次第ってカンジ」テレッテレッほゎゎゎゎゎ~ん。40代以降の方、ボッシュートです。
デザートはティラミス。一般的なティラミスよりも、構成要素を際立たせた造りです。すなわち目に見えるフィンガービスケットにじっくりとエスプレッソを浸み込ませ、その上にソースやマスカルポーネを独立して盛りつけます。エスプレッソのグラニータ(カキ氷)のアクセントも良く、ありそうで無い一皿でした。
小菓子の出来もかなり良い。今度何かの手土産にアマンの焼き菓子セットを買ってみようかしらん。
ぴったりと美味しいコーヒーを飲んでごちそうさまでした。

料理はいわゆる外資系ラグジュアリーホテルのそれと同等で外さない美味しさです。当店の取り得は客質の良さですね。感度の高い上品なマダムが半分で、もう半分は外国人と趣味の良い紳士。全面のガラス窓に大きなテーブル、間隔の広さなど、全てが開放的で健康的。初ピンアポにちょうど良いお店だと思います。

値段はちょっと割高。立地やブランド力を考えれば妥当な価格設定ですが、本気で食事と酒を楽しみたいのであれば、地上にある個人経営のお店を選択したほうが良いと思いました。

別れ際に私からひとつだけ質問。じゃあキミは、突き詰めると一体どういう男性がタイプなんだい?と問うと、「決まってるじゃない、口が堅いヒトよ」とさすがの半分芸能人。

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ホテル業界の神と随一のマーケターの共著。サービスする側/される側の両視点があり、「ホテルマンが感動するお客さま」「少しでもお得に、上質な部屋に泊まる方法」などの話題も興味深いです。