ザ・ロビーラウンジ (THE LOBBY LOUNGE)/日光

日光国立公園内に2020年7月にオープンした「ザ・リッツ・カールトン日光(The Ritz-Carlton Nikko)」。ランチは14時と遅い時間に摂ったので夕食は軽めにしようと、誰でも手軽に利用できそうな「ザ・ロビーラウンジ (THE LOBBY LOUNGE)」にお邪魔することにしました。
なのですが、チェックイン時に「夕食はどうするつもりだ」とスタッフに問い詰められ、特に何も考えてないけどお腹が空いたらロビーラウンジにでも行くよと告げると「予約に空きがあるか確認する」と妙に仰々しい。宿泊客がラウンジで軽くつまむのに予約が必要ってどういうサービス設計やねん。
ラストオーダーは19:30と早く(これもまた使い勝手が悪い)、その時間に予約を入れ時間通りにお邪魔したのですが、ご覧の通り我々の貸し切り状態です。「予約に空きがあるか確認する」とのくだりは何だったのか。これが外資系思わせぶりプレイ。なお、ラウンジの現場に居るスタッフは皆にこやかで感じが良かったことを彼女たちの名誉のために書き添えておく。
唐揚げは2,200円にサービス料が13%と税金が10%上乗せされ、つまるところ1粒500円です。当然に美味しいのですが、この1粒がビッグマックよりも高いのかと、色々とと思うところはあります。まあ、ホテルでの食事とはそういうものである。
クラブサンドイッチは3千円ぐらいだったっけな。サンドイッチが3千円かよと毒づきたくもなりますが、新鮮で味の濃い野菜に極厚で旨味たっぷりのベーコン、完璧な焼き加減なトーストと、非の打ち所がない美味しさです。また、付け合わせのポテトの量が尋常ではなく、しかもかなり旨いので、この1皿だけで充分におなか一杯になれます。そう考えると、超一流ホテルのラウンジで地球最高峰のクラブサンドイッチを食べて3千円かそこらというのは悪くないディールかもしれません。
黒毛和牛バーガーは税サを含めて4千円ほど。やはりハンバーガーが4千円かよと毒づきたくなりますが、これが人生トップクラスに旨いハンバーガーであり、六本木「ALDEBARAN(アルデバラン)」芝公園「マンチズ バーガー シャック」に比肩する美味しさです。
見て下さい、この美しい断面を。分厚い和牛から滴る肉汁を。また、先のサンドイッチと同様に山のような量の、そして極上の味覚を奏でるフレンチフライが付随します。
飲み物を注文せずともひとりあたり5千円近くは要しますが、前述したとおり味もボリュームも雰囲気も風格も最高峰であるため、意外にありよりのありに感じてしまいました。そういえば六本木リッツのハンバーガーもかなりの美味しさだったので、久しぶりにお邪魔してみようかしらん。

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大所のホテルブランドであればリッツカールトンが好き。その街にリッツがあれば極力泊まるようにしています。


従業員の面接を、宿泊客と同様にもてなすリッツ・カールトン。ドアマンとピアノの生演奏が志願者を迎えるとか冗談みたい。そりゃあ凄いサービス集団が生まれるわけです。