オールハンドメイドすなわちバンズ・パティ・ソースすべて店内手作りが自慢の「BURGER STAND Hi5(ハイファイブ)」。「食べた瞬間に思わずハイファイブしたくなる味」を目指しているそうです(BURGER STAND HI-FIVEという表記の場合もあり)。ゆいレール「牧志駅」から徒歩約2〜3分。国際通りから一本脇道に入ったところ、竜宮通り裏手あたりに位置します。
店内は打ちっぱなしコンクリートや赤レンガ調のインダストリアルな雰囲気。総座席数は15席程度と、それほど大きな店舗ではありませんが、工場よろしく天井の高い空間なので解放感があります。オープンキッチンから聞こえる油が爆ぜる音が心地よいBGMです。
私は「くんちゃまエッグバーガー」にサイドメニューとして「チキンナゲット」を注文。合計で2,400円ぐらいだったかな。ランチとしては中々の価格ですが、きちんとした牛肉を主力とした料理と考えれば妥当な価格設定でしょう。主題の「くんちゃまエッグバーガー」。バンズは毎日店内で5時間かけて焼き上げる自家製で、甘い香りとフワフワとした歯触りが印象的。パティはつなぎなしのビーフ100%であり、粗挽きを手ごねで成形し、スパイスを混ぜ込んでいるそう。肉汁が溢れ、ステーキのような肉肉しい味わいです。白眉は「くんちゃま(豚の首肉)」のベーコンで、トントロならでは
脂の質感が心に残ります。スモーキーな燻製の香りがビーフパティの重厚感に複雑な奥行きを与え、中毒性のある味わいです。
他方、添えられたフライドポテトは印象に残らず。派手さはなく、肉汁溢れる濃厚なバーガーを食べ進める合間の箸休めとして機能しています。
チキンナゲットもバーガーへの徹底したこだわりと比較すると、少し異なる表情が感じられました。思いのほか瑞々しく、ただ、その水分量の多さは時として水っぽさと表裏一体かもしれません。個人的には「ゴーディーズ」のように鶏肉鶏肉したナゲットほうがすち。
前述の通り、中々の支払金額ではありますが、単なるファストフードではなく専門の職人が焼き上げる肉料理への対価と考えれば悪くないディールです。提供数に限りがあり、「売り切れ次第終了」という方針を明文化しており、大量生産による品質の劣化を拒絶し、その日に提供できる最高水準のものだけを出すというプロフェッショナルとしての誠実さも良いですね。朝の10時から開いているのも便利。牧志でハンバーガーをお探しの場合は是非どうぞ。
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