廻る寿し ぽん太/金沢中央卸売市場

金沢中央卸売市場の目の前にある「廻る寿し ぽん太」。創業当初は市場で働く人々や近隣住民に向けた大衆食堂としての機能を担っていましたが、1999年に回転寿司へと業態転換したようです。私は週末の正午頃にお邪魔し、店内の待ち席を飛び出て店外にも行列が生じていましたが、回転は良く15分ほどの待ちで着席できました。
店内はカウンター席が10席ほどにボックス席が3つに小上がりが3卓。レーンは設置されていますが廻っているのは食器やお茶っ葉であり、注文を紙に書いてお願いするスタイルです。なのですが、客が書いた紙をそのまま手で受け取り、特に手を洗わないまま調理を続けるストロングスタイルなので、潔癖症の私は鳥肌が立ちました。
鮨の用意ができるまではアラ汁とガリで胃腸を整えます。寸胴から自分で注ぐセルフサービスなのですが、具沢山で大変美味しい。日々市場から入荷する数十種類の新鮮な魚のアラをグツグツに煮込んでおり、魚介の濃厚な旨味と出汁が汁全体に染み渡っています。もうこれとゴハンだけで立派な食事なんだけど。
私は最高値の「プレミアランチ」を注文。「すっしーくん(7貫)」は770円のところ、「プレミアランチ(15貫)」は3,410円と中々の価格設定です。
このあたりはマグロにイカに赤エビ、数の子、ノドグロ、アワビ、ウナギあたりでしょうか。アラ汁そのものは大変美味しかったのですが、寿司そのものは大して美味しくありません。
このあたりはブリに赤貝、ホタテに何だろう。そう、「プレでーす」といって皿をホイっと渡されるだけなので、内容物が何なのかわかんないんですよね。なんだかんだ言って情報を食べるのも食事を楽しむ上で重要な要素なのだ。
コチラは贅沢エリアで、スゴクスゴイエビにカニ、ウニ、イクラ。いずれも不味くはないのですが回転寿司レベルであり、というか「廻る寿し 」と店名に冠しているので妥当なクオリティかもしれません。
というわけで、セルフサービスの「あら汁」はバリ旨いですが寿司そのものは微妙なので、そのあたりは割り切って安いランチセットを楽しむと良いでしょう。個人的にはすぐ近くにある「魚がし食堂 中央市場店」のほうが断然推し。とは言え近江町市場(金沢駅東側)と比べるとかなり庶民的な値段設定で、観光客にはあまり知られていない穴場であり、使い方次第かもしれません。

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「大人絶景旅」と銘打ってはいますが、石川の名所をテンポ良くまとめています。グルメ情報も多くモデルルートの提案もあり、広告だらけのガイドブックとは一線を画す品質の高さです。