ホリデイ イン ウランバートル(Holiday Inn ULAANBAATAR by IHG)/モンゴル

モンゴル屈指の有力地場コンツェルンである「マックス・グループ(Max Group)」が開発を手掛け、国際チェーンであるインターコンチネンタルホテルズグループ(IHG)のアッパーミッドスケールブランドを導入して爆誕した「ホリデイ イン ウランバートル(Holiday Inn ULAANBAATAR by IHG)」。
チンゲルテイ地区の中心部に位置し、チンギスハーン広場まで徒歩約15分、ガンダン寺院までは徒歩10分ほどとアクセス良好です。近くにはテンギスバスターミナルやオペラハウスもあり、市内観光の拠点に便利な立地です。渋滞に巻き込まれなければ、空港からは車で約1時間ほどでしょう。
近代的な20階建ての高層ビル内に全169室を配したこの宿泊施設は、国際基準の安定したオペレーションをウランバートル市場に定着させた一例として評価されています。
我々は高層階、角部屋のお部屋にご案内頂けました。IHGでは無会員、かつ、ツアー経由での予約としては中々の条件です。広さは30平米ほどで、2人での短期滞在であれば充分な広さです。
広めのワークスペースや下り50Mbpsの回線も備えておりビジネス利用でも全く問題なし。ただ、客室内の温度の個別管理が機能しないのは不便ですね。ホテルの設計が中央管理による制御に依存しているようなので、暑がり・寒がりの方は着衣で調整する覚悟で臨みましょう。
スーツケースをガバっと開く台やミニバー、無料のミネラルウォーター、インスタントのコーヒーおよび紅茶、バスローブ、スリッパ、アイロンおよびアイロン台、セーフティボックスが備え付けられており、世界的ホテルチェーンらしい抜かりの無い装備です。
ウェットエリアもピカピカで清潔感があります。個室のシャワーブースではなくシャワーカーテンも無いため床がビッタビタになりがちなのでご注意を。
トイレも同じウェットエリア内に配置されているのが残念。まあまあ広いのだから、このあたりは独立型にして欲しかったですが、配管など構造上の条件があるのでしょう。ところでモンゴルのトイレはトイレットペーパーを流すことができず、備え付けのごみ箱に捨てる方式なのでご注意を。
共用設備に参ります。フィットネスセンターは凄いですねえ。全169室という小規模ホテルながら一般的なホテルのオマケ的な規模を大きく超えており、ゴールドジムもかくやというマシンの充実度合いです。卓球台があるのは珍しい、というか世界的チェーンのホテルでは初めて見たかもしれません。
朝食は2階の「InnJoy Restaurant(インジョイ レストラン)」。インリン・オブ・ジョイトイみたいな店名ではありますが、グローバルホテルチェーンらしい無難なラインナップの朝食です。
モンゴルでは野菜が不足しがちなので、野菜ばっか食べました。モンゴルらしい料理はボーズ(小籠包みたいなやつ)と肉の煮込み程度であり、もうちょっと郷土色を出して欲しいところ。ちなみに当館は飲食店や土産物店が密集する賑やかなゾーンからは一歩離れているため、ふらりと出歩いてローカルな食事をするにはちょっと不便です。
「ホリデイ イン 」ブランドらしい無難なホテルでした(誉め言葉です)。テルレジ国立公園内のクソリゾートから帰ってきたばかりであり、その文明的で機能的な仕様には心から安堵する。ウランバートル出張の拠点に、モンゴル旅行の足掛かりに最適なホテルです。

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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。