2025年4月にオープンした「花すばや(はなすばや)」。国際通り近くのビルの2階に位置し、昼間は沖縄そば専門店として営業し、夜は同じスペースで「アグー豚しゃぶと沖縄料理 安里家」として展開する間借り営業の形態を取っています。
店内は沖縄そばランチのために設計されたものではなく、数千円のディナーしゃぶしゃぶのために設計されたものであるため、重厚感のある柱や梁が印象的な広々とした空間です。入口で履物を脱ぐ必要があるのがちょっと面倒ですが、掘りごたつのテーブル席などを使用できるという利点もあります。個人的には注文はQRコードからなのに支払いは現金のみという中途半端なDX化が気になる。
私は一番人気の「花そば」に「ジューシーセット」を注文。三枚肉・炙り本ソーキ・炙りテビチという、提供される3種類の肉すべてをトッピングした全部乗せそばであり、1,400円と強気な価格設定です。
スープは鰹出汁をベースに豚のエキスが盛りだくさん。それでいて見た目はクリアであり雑味が無く、飲み干したくなるすっきりとした後味を残します。夏は冷やして食べても旨そうだ。
肉類には炙るというひと手間が施されており、香ばしいスモーキーな風味が漂いビールが欲しくなります。全体的に脂の重さが抑えられており、清澄なスープの中で悪目立ちしません。
太めのちぢれ麺は、表面のツルツルとした滑らかな喉越しが抜群で、スープを優しく絡め取りながらも、麺自体のコシがしっかり残るため、食べ進めるほどに満足感が増します。生麺由来のモチモチとした弾力ある食感が後を引く美味しさです。
ジューシーは思いのほかしっかりと味が沁みており、淡麗スープとのコントラストが印象的。豚の脂の旨みが米の甘さを引き立て、ひと口で旨いと感じられるパンチ力があります。綺麗なスープのそばだけでなく、ジューシーとセットで食べるべきランチなのかもしれません。
以上の食事が1,400円。沖縄そばランチとしては高価ですが、ゆとりのある空間にレベルが高く安定したそばを楽しんでこの支払金額というのは妥当でしょう。そばのスタイルは異なりますが、食後感は「つばめ御茶屋御殿」に似ているかも。落ち着いた空間で行列ナシに美味しいそばを楽しみたい方は是非どうぞ。
ツイート
関連記事
寒い季節は沖縄で暮らしているので、旅行やゴルフだけで沖縄に来る人よりかは一歩踏み込んでいるつもりです。沖縄の人ってネットに書き込みしないから、内地の人が知らない名店が結構多いです。
沖縄通を気取るなら必ず読んでおくべき、大迫力の一冊。米軍統治時代は決して歴史のお話ではなく、今の今まで地続きで繋がっていることが良くます。米軍の倉庫からかっぱらいを続ける悪ガキたちが警官になり、教師になり、ヤクザになり、そしてテロリストへ。沖縄戦後史の重要な事件を織り交ぜながら展開する圧巻のストーリー構成。オススメです。
- 沖縄の、ここ数年で滞在した高級・有名とされているホテルを一覧化し◎〇△×と記した
- まーちぬ家/美栄橋 ←沖縄料理の決定版。
- 魚じょぉぐぅ(いゆじょぉぐぅ)/西町 ←沖縄の魚をたっぷり食べるならコチラ。
- 串六×九(くしろっく)/栄町 ←クソデカサイズの伊達鶏で腹いっぱい。
- Nubia(ヌビア)/牧志(那覇) ←那覇のイタリアンでは頭ひとつ抜けている。
- ラルフズ バーガーレストラン(Ralph's Burger Restaurant)/コザ(沖縄市) ←わが心のハンバーガー・ベスト5に入ります。
- LITOR(リッター)/久茂地 ←フランス料理みたいなハンバーガー。
- ゴカルナ(Gokarna)/楚辺 ←沖縄の隠れた名物「スパイスカレー」の爆心地。
- 金壺食堂(きんつぼしょくどう)/牧志 ←チマキの概念が変わる店。50個も爆買いして自宅の冷凍庫で保存する達人もいるそう。
- 鉄板焼 朝日(あさひ)/名護 ←北部で牛肉を食べるならコチラへ。
- 島豚七輪焼 満味(まんみ)/名護 ←北部で豚肉を食べるならコチラへ。
- Maison de Fujii(メゾン ド フジイ)/松山 ←このクオリティで1万円を切るだなんて。
- 中國菜Yoshi/前島 ←クセつよ系絶品中華。
- 髙ノは(たかのは)/前島 ←日本料理ならココ。東京の半額で済む。
- 日本料理 行雲(こううん)/首里 ←こちらも素晴らしい日本料理。
- GLOUTON SHURI(グルートン シュリ)/首里 ←沖縄ベストフレンチの先頭集団。
- 6 (six、シス) /古宇利島 ←世界でもトップクラスに眺望が素晴らしいフランス料理店。味も抜群。






