ザ・リッツ・カールトン香港(THE RITZ-CARLTON HONG KONG )/九龍(香港)

私の最も好きなホテルブランドはリッツ・カールトン。行く先々の土地にてなるたけリッツカールトンに宿泊することを心がけています。
香港のリッツカールトンは 環球貿易広場(International Commerce Centre)という、九龍駅直上の香港で最も高いビルの102階から118階に入居しています。その高さ484メートル。建築物として世界で最も高い場所にあるホテルです(写真は公式ウェブサイトより)。
クラブラウンジにてコーヒーを飲みながらゆったりとチェックイン。103階のスタッフに声をかけるとそのまま116階のクラブラウンジに連れられ、最初から最後まで同一のスタッフが対応して下さいました。このあたりインターコンチネンタルホテル大阪と同じ仕組みです。インターちゃん、元気かなあ。
部屋に入る。公式には14時チェックインでしたが、 11時に訪れても快く受け入れて下さいました。
広さは50平米といったところ。同価格帯ながらシンガポールほどは広くなく、ワイキキと同程度といったところでしょう。
しっかりとしたライティングデスクがあります。定規や消しゴム、蛍光ペンなどの文房具も備え付けられていました。
別の角度より。あまりにも高所なためか、時折ケータイの電波が圏外となるのに苦笑い。もちろん無料のwifiはバリバリ飛んでいるため差し支えはありません。
ミニバー。飲料水やネスプレッソ、紅茶などは無料です。アルコールやジュースなどは優良なのですが、クラブラウンジに行けば無料でいくらでも飲むことができるので手をつけませんでした。
バスルーム。でたらめに分厚くて清潔なタオル類が山ほどあり、非日常感を演出します。バスタブも恐ろしく頑丈な造りであり、滑って頭を打てばお陀仏の危険性すら感じます。もちろんバスルーム内にもテレビとお風呂用の枕が常設。
アメニティはおなじみのアスプレイ。アスプレイは1781年創業のイギリス王室御用達ラグジュアリーブランド。映画『タイタニック』の「碧洋のハート」や『マリー・アントワネットの首飾り』のジュエリーを作ったブランドです。
立ち利用のできるシャワーブースも別途用意されています。ここにもアスプレイのアメニティがぎっしりと用意されており、アメニティをひとつひとつを買い揃えたとすれば1万円は超えるのではなかろうか。
トイレは普通。ウォッシュレットはありませんでした。
広さや設備こそはリッツとしては中くらいですが、やはり地上500メートル近い高さからの眺望は魅力的。
ゲストの行動を予見してか、窓際にはクッション的なものが予め用意されています。同ビル100階には「スカイ100(天際100)」という展望台があるのですが、その入場に小一時間並んで入場料を支払うことを考えれば、リッツへの宿泊は非常にリーズナブルと言えるでしょう。
日が暮れるとこんな感じです。思わず息を呑む美しさ。こんな夜景と共に寝泊りしているため、一日中息を呑み放っしで大変でした。
共用設備のご紹介。まずは118階にあるプール。もちろん世界で最も高所にあるプールです。ホテルのプールは距離が取れないことが多いですが、同館のそれは20~25メートルの長さがあり、トレーニングにも適した大きさでした。水着持ってくれば良かったなあ。
プール脇のソファ。それにしても出鱈目に見事な眺望である。
ちなみに夜間はこんな感じとのことです(写真は公式ウェブサイトより)。
フィットネスセンター。窓に面してながーい造りとなっています。トレーニング器具は必要最低限と言ったところでしょうか。本気の人には若干物足りないかもしれません。私は適当に利用し、しっかりとゼエゼエハアハア筋肉痛になったので、素人には充分なラインナップでしょう。
共用設備の王者と言えばクラブラウンジです。コチラも素晴らしい空間設計であり、飲み物食べ物にも大変満足できました。詳細は別記事にて


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大所のホテルブランドであればリッツカールトンが好き。その街にリッツがあれば極力泊まるようにしています。


従業員の面接を、宿泊客と同様にもてなすリッツ・カールトン。ドアマンとピアノの生演奏が志願者を迎えるとか冗談みたい。そりゃあ凄いサービス集団が生まれるわけです。