株主総会の受け答えから察するに、ANAは当面は改善しなさそうなので、しばらく距離を置くことに決めました。…
— タケマシュラン (@takemachelin) July 1, 2026
苦労してANAのサイトからユナイテッド航空(UA)便を予約できたものの、パスポート情報や滞在先情報はUAに一切引き継がれておらず、24時間前チェックイン時にUAのサイトへ入り直して全情報を最初から入力し直す羽目になりました。… https://t.co/BrbxwVFSyR
— タケマシュラン (@takemachelin) July 3, 2026
ちなみにグアムは米領土ですが、アジアからの観光客を広く呼び込むため、本土のESTAとは別の独自査証免除プログラム(ETA)を運用しています。日本語にも対応しており、申請の翌日にはメールで審査OKの連絡が来るというスピード感。おまけに無料という気前の良さです。
他方、SNSのアカウント名を全て入力する必要があり、何となく抵抗があったのですが、入国時に触れられることはありませんでした。私の人畜無害な外観が役に立つこともあるのだ。

島内の移動はグアム独自の配車アプリ「Stroll」を活用します。UberやLyftが世界展開している中、グアム島内限定でわざわざ独自アプリを作るのは車輪の再発明と言えるかもしれません。
配車精度にも問題あり。ドライバーが乗車中のゲストを乗せたまま次の配車を受け付けており、次のゲストにはその事実が通知されません。他の配車アプリではほぼ標準のこの仕組みが欠如しているため、表示された到着予定時刻と実際の到着が大幅にずれるケースが頻発し、なかなかの使い勝手の悪さです。料金は東京のタクシーと似たようなもので、15分乗って3千円ぐらいです。
観光客の数はコロナ前の水準から50%以上も減少しているそうで、閉鎖したまま放置されているホテルやモールが目立ちます。グアムの象徴だった「Tギャラリア DFS」や「ハードロックカフェ」が相次いで閉店し、島の中心部・タモン地区の活気が大きく失われ、寂れてしまったという印象を強く与えています。
寂れ方は空港も同様で、規模が小さいだけでなく、航空会社のラウンジ運用もかなりシビアです。例えば、ユナイテッド航空(UA)の搭乗客がまだ大勢残っているにもかかわらず、UAラウンジは13時で閉まってしまいます。ビジネスクラスや上級会員に対しても、他ラウンジへの代替案内やミールクーポンの配布といった配慮は一切ありません。仮にクーポンをもらったとしても、空港内には硬い椅子のフードコートくらいしかないのが現状です。
また、プライオリティ・パスで入れるラウンジも17時には閉鎖されてしまうため、空港で出発までゆったり過ごすという選択肢はありません。空港での手続き自体は利用客が少なくスムーズなので、最終日はギリギリまでホテルや街中で過ごし、時間を合わせて空港へ向かうことを強くお勧めします。
グアムの湿気は凄まじいです。ホテルの窓を全開にしただけで、部屋じゅうのガラスやミラー、金属類が一瞬で結露したほどです。この高温・多湿な環境は、軍事にも影響を与えています。
そんなグアム滞在中、思わぬものを目撃しました。B-2ステルス爆撃機です(画像はWikipediaより)。グアムの北端には米軍の極東における超重要拠点「アンダーセン空軍基地」があり、B-2が配備されています。地下60mまで潜って起爆できるGBU-57(バンカーバスター)を搭載・運用できる世界で唯一の航空機です。
「ステルス」爆撃機ですが、これはレーダーに映らないという意味であって、肉眼には普通に見えました。なお以前、離陸直後に墜落する事故が発生しましたが、グアムの高温・多湿な環境がセンサーの電気系統に影響したことが原因とされています。あの湿気を体感した後では、妙に納得感がありました。
グアムは島全体の大きさが日本の淡路島と同じくらい(南北に約48km)と非常にコンパクト。車で一周する場合、ノンストップで走り続ければ90-120分ほどで回ることができます。
<飲食店>

■スタックス スマッシュ バーガーズ(Stax Smash Burgers)
毎日店内で自家挽きするパティが自慢で、「ダブルダブルバーガー」はリブアイ&ブリスケットの2枚パティにチーズ4枚+クリスピーベーコンのボリューム仕様で肉の旨味が抜群。特注のもっちりバンズとの相性も◎。ビールバッターのオニオンリングもサクサクで必食。JCBカード+クーポンで5%引きの特典がありました(2026年6月時点)。

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人口は約17万人。先住民のチャモロ人が3〜4割を占め、フィリピン系や白人(米軍関係者を含む)などが続きます。配車アプリで同じドライバーに何度も出くわすほどであり、そのこぢんまりとした規模感がどこか心地よいです。
タトゥーを入れた屈強な体格の人が多く、一瞬身構えてしまいますが、蓋を開ければ皆ニコニコと愛想がよく、何かと気にかけてくれます。その温かさの背景には、チャモロ文化に根付く「イナファマオレック」、すなわち相互扶助とおもてなしの精神があります。もともと人懐っこい気質に加え、ハワイほど観光客が押し寄せるわけでもないため、一人ひとりの旅行者にゆったりと向き合う余裕があるのかもしれません。
対照的にハワイでは「観光客のせいで島が住みにくくなった」という疲弊感が住民の間に静かに広がっています。陽光とアロハの裏側に、オーバーツーリズムという影が落ちているのでしょう。
歴史的な見どころを巡ろうとすると、どうしても「他国から支配され、翻弄されてきた生々しい傷跡」ばかりに突き当たってしまいます。日本人としては加害者側の立場も重なり、純粋に楽しめない居心地の悪さがあります。その歴史を正面から受け止める心の準備がないなら、グアムは滞在型リゾートだと割り切って過ごすのが正解かもしれません。
タモン湾の海は、透明度だけで言えばハワイのワイキキビーチより圧倒的に澄んでいます。遠浅で波も穏やか。ホテルのプールとビーチを行き来しながら、ビールを片手に夕日を眺める。それだけでグアムに来る価値は十分あります。
正直なところ、現在のグアムは2泊3日もあれば十分かもしれません。ただ、それが逆に強みになる場面もあります。3世代の家族旅行や会社の社員旅行、町内会の団体旅行には打ってつけです。訪れるべき場所が限られているぶん、参加者がバラバラに遠出することもなく、グループをまとめやすく管理しやすい。それでいて異文化の空気はしっかり漂っているので、「海外に来た」という特別感は損なわれません。刺激を求める旅ではなく、みんなで同じ時間をゆったり共有したい旅には丁度いい島かもしれません。
<ホテル>
■ハイアットリージェンシー グアム(Hyatt Regency Guam)
ホテルは「ハイアットリージェンシー グアム(Hyatt Regency Guam)」を予約しました。タモン湾に面した高級リゾートホテルであり、空港から車で約15分の好立地です。総じて「古き良きアメリカのリゾート」の趣で、設備の老朽感は否めず、1泊5万円の価格帯には割高感がありました。ただし、どのスタッフも笑顔で親切であり、それがこのホテルの最大の魅力と言えるかもしれません。
<飲食店>

ハワイ編でも記しましたが、ネット上の「アメリカではラーメンが1杯3千円もする!」「おにぎりが500円もする!」みたいな物価高自慢は、極端な例を切り取って面白おかしく喧伝しているだけで、そりゃあ(アメリカからすれば)外国の料理を食べたら割高になるのは当たり前でしょう。日本でパッタイを食べたら千円を超えるのと同じ理論です。アメリカに来たのであれば、牛肉などのようにアメリカの得意な食材を楽しむのが買い物上手というものです。
そこでグアムではハンバーガーばっかり食べてました。本当に美味しいし、チップも要らない。1ドル=100円で計算するとストレス無く楽しめるのでオススメです。
■スタックス スマッシュ バーガーズ(Stax Smash Burgers)
グアムにスマッシュバーガー文化を根付かせたパイオニア店。チャモロマーケット出店を経てハガニアに実店舗をオープン。スマッシュ製法とは熱したグリルにパティを押しつけ、クリスピーなクラストを生み出す技法。グラウンドチャック&ブリスケットのブレンドパティに、フワフワのバター風味バンズを合わせた「Classic Burger」が看板メニュー。パティが薄く食べ応えはやや控えめだが、ハガニア観光のルートに組み込む価値ありです。
■メスクラ ドス(Meskla Dos)
https://www.takemachelin.com/2026/06/meskla.htmlチャモロ文化とアメリカンダイナーを融合させたグアム発祥のローカルバーガーショップ。ウェスティン近くの2号店はオープンエアのテラス席もあり席数豊富。。看板メニュー「ランチェルバーガー」は炭火パティに目玉焼き・ベーコン・チーズを重ね、グアム伝統のピリ辛薬味「ディナンシェ」を効かせた特製ソースが個性的。JCBカード+クーポンで5%引きあり(2026年6月)。リゾートホテルエリアから徒歩圏内で、チャモロ風味のユニークな食体験が楽しめます。
■ハンブロス(HAMBROS)
https://www.takemachelin.com/2026/06/hambros.html毎日店内で自家挽きするパティが自慢で、「ダブルダブルバーガー」はリブアイ&ブリスケットの2枚パティにチーズ4枚+クリスピーベーコンのボリューム仕様で肉の旨味が抜群。特注のもっちりバンズとの相性も◎。ビールバッターのオニオンリングもサクサクで必食。JCBカード+クーポンで5%引きの特典がありました(2026年6月時点)。
■カフェ キッチン(CAFE KITCHEN)

「ハイアットリージェンシー グアム(Hyatt Regency Guam)」の朝食会場。天井が高く開放的で、タモン湾を望む眺望は良好です。ただしスタッフの対応は不親切で、料理のラインナップは毎日ほぼ同じと変化に乏しい。日曜朝は混雑が激しく席も料理も不足する阿鼻叫喚状態のため、土曜日泊は避けるのが無難でしょう。大人$33+サービス料10%という価格に見合うクオリティとは言い難く、タモン周辺には同価格帯でより満足度の高い朝食店が多数あるため、外食を強くおすすめします。
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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。
















