ICE MONSTER 永康創始店 /東門(台北)

台湾で一番人気のカキ氷とも言われる「ICE MONSTER」。2015年に日本に進出し待ち時間は5時間にまで達した話題店の本店です。小籠包の名店「鼎泰豊(Din Tai Fung)」の数軒隣にあるので、観光客であれば連続で訪れれば効率が良いでしょう。
時間帯によって多少は並びますが、席数は多く滞在時間は1時間までと規定されているため回転は速い。我々は17時過ぎに訪れて数分で入店することができました。
列に並んでいる最中にオーダーを取られ、入店するとまずは支払いです。クレジットカードの利用OK。英語も普通に通じます。ひとり1品のオーダー必須。
テーブルに案内されるとすぐにカキ氷が提供されます。まずはマンゴー。カキ氷に乗りきらないマンゴーについては別皿で提供してくれます。日本の一般的なカキ氷の2~3杯はありそうなボリューム感。

やはりアイスモンスターと言えばこの滑らかな舌ざわり。「フレーバーアイスブロック」という、味付けされた氷を絹のように薄く削り、きめ細かく美しく折り重ねていきます。不思議なことにいくら食べても頭がキーンとしません。
ある程度食べ進め氷の量が減ったころ、別皿のマンゴーをぶちまける。ちなみにマンゴーシャーベットやパンナコッタも付帯しており、これだけの量を食べて700円かそこらという価格設定は実にお値打ち。表参道店では1,550円と倍以上の価格設定ですが、何なら東京の価格設定で妥当のような気すらしてきます。
マンゴーカキ氷を食べ終わった頃を見計らって、もう1杯のカキ氷を持って来てくれました。このあたりの心遣いが嬉しいですね。ちなみにコチラはタピオカミルクティー味。ミルクティーアイスブロックを削り、キャラメルソースをかけ、クリーミーなパンナコッタをトッピング。
タピオカはほんのりと温かく、一気にのせると氷が溶けてしまうので別皿から少しづつ振り分けていきます。見た目こそグロ画像ですが、フルーツがなく氷とタピオカだけなので、パクパク食べ進めることができました。
それにしても量が多い。このボリューム感で「ひとりにつきワンオーダー」というルールは中々辛いです。したがってひとりづつカキ氷を注文するのではなく、2人目は小さなアイスクリームに留めるなど客側のサイズコントロールが重要となってくるでしょう。

安くておいしくキュートなお店。ベタですが、観光客としては外せないお店です。


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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。

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