プランデルブ/北鎌倉

2012年のミシュラン湘南地域で唯一の星付きフレンチ。北鎌倉の山の上にあり、車でないと行けません。ワクワクしますよねこういうところにあるレストラン。お酒が飲めないのが残念。連れが飲んでいた自家製枇杷のスパークリングが美味しそうでした。
前菜はウニにコンソメゼリー。間違いなく美味しいけれど、北島亭の同じものを経験済みなので、どうしても比べてしまい、やっぱり北島亭のほうがいいなあとか思ってしまいます。
 連れの鎌倉野菜盛りの方が断然見目麗しい!
スープはまずます 。

メインはリードボーを選択。リードボーとは牛の胸腺。焼肉で言うところのシビレですね。割と珍しい部位で中々お目にかかることが無いので、メニューにあれば必ず注文。フワっ、トロッ、ジュワッの三拍子。臭みも無く抜群に美味しかったです。
 デザートも手抜きナシ。大満足。
鎌倉地域って妙にフレンチが多くって、食べログの評価もどこも異常に高い。ちょっと遠出したから舞い上がって美味しく感じてるだけじゃないのかあ、と穿った見方をしがちですが、当店は心から美味しいです。また来ます。


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レストラン プランデルブ北鎌倉
関連ランキング:フレンチ | 北鎌倉駅

モンド/自由が丘

自由が丘駅から歩いて15分。土地勘が無いひとは迷うでしょう。住宅街にあるというか住宅レストラン。写真はNG。BGMがハードロックです。

前菜はホワイトアスパラガスとサクラマスのサラダ。平均的な味。ホワイトアスパラガスが小ぶりなのが残念。やっぱごんぶとなやつをシンプルにオランデーズソースだけで食べるのが最強なんでしょうホワイトアスパラガスは。

スープ?としてイカ墨とジャガイモのカプチーノ仕立て。ジャガイモはエスプーマ(食材を秘密の器械でムース状にすること)してます。エスプーマ、あんま好きじゃないんですよね。食感が無くなって味しかしなくなる。ジャガイモならちょっとザラザラ舌触り残るぐらいが好き。

パスタはカバテッリ(手打ちのショート)を牡蠣とブロッコリーのソースで。これはすごく美味しい。カバテッリの食感、牡蠣の風味、ブロッコリーの色合い、どれをとっても抜群。おかわりしたい程。

メインはイベリコ豚の炭火焼き。美味しいけれど、とても普通。印象が全く無い。もっと冒険してもいいのに。パンはいろんな種類があって楽しかった。

ドルチェは苺のタルト。ただのタルトじゃなくて、イチゴとカスタードクリームを混ぜ合わせたものを球状のチョコレートで覆ったもの。カトラリーでその球面を突き破って食べる。おもしろい。恐らく最も手が込んだお皿でしょう。こんなところで冒険してないで、メインでもうすこし頑張って欲しいところ。

自由が丘の住宅街にある一軒家レストランで雰囲気あるし、皿自体も美味しい。でも、何か物足りない。値段を倍にして食材の質をあげて、もっと先鋭的にしたらおもしろいレストランになるかもしれません。

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イタリア料理屋ではあっと驚く独創的な料理に出遭うことは少ないですが、安定して美味しくそんなに高くないことが多いのが嬉しい。
十年近く愛読している本です。ホームパーティがあれば常にこの本に立ち返る。前菜からドルチェまで最大公約数的な技術が網羅されており、これをなぞれば体面は保てます。

mondoイタリアン / 自由が丘駅九品仏駅尾山台駅
昼総合点★★★☆☆ 3.0

ボルダリング

ボルダリングとはロッククライミングの姪っ子みたいなもの。ロッククライミングは命綱をつけて結構な高さまで昇ったりしますが、ボルダリングは高さは抑えて何の装備もなくゴツゴツを頼りに壁に貼り付いていきます。ただし、難しくするために掴んでいい石とか、乗って良い石を限定したりもします。
恵比寿にあるボルダリングジムで初チャレンジ!マンションの一室を改装したぐらいの小さなジムですが、平日昼間で空いてたので、お店の人がつきっきりで教えてくれました。

毎回お題が提示されて、壁を見てどうやって攻めるかじっくり考えてからスタート。うぎゃー!全然のぼれねー!女の子なんて軽々クリアしていくのに。うぐぐ、腕がパンパン。握力が消えていく。しまいにはペットボトルも閉めることができなくなる。

聞くと、クライマーは細マッチョ体質がどうしても多くなるとのこと。「ま、体重あってもそれだけオモリを抱えてトレーニングしてると思えばいいんじゃない?」とポジティブシンキングでした。

男はどうしてもパワーに頼ってすぐに消耗するけど、女性は軽くて楽にスイスイ行っちゃうので、意外と女性のほうがレベルが高い。お店の人はほんとすごい。天井に貼りついたり、足つかわずに手だけでホイホイ移動したり。スパイダーマンみたい。参りました。

とんでもなくチカラを使うから、3分トライして10分休憩、みたいな間隔でゆとりです。その間、他人のトライを眺めたり、休憩中の人と談笑したり、「岳」を読んだりと、かなりゆるめに時間を過ごせます。
難しいコースに挑んでる人がいるとみんなの注目をあつめて、一歩一歩進むたびに「ナイス!」「もうちょい!」「カモン!(←外人がいた)」「ああ~(←落ちた)」みたいな雰囲気なので、自然にみんなと仲良くなれます。新規の友達が欲しいかたは是非お試しください。

「ね、今週末、恵那(岐阜にある山)行かない?寒い?大丈夫だって~。この前行って寝袋忘れちゃったけど、ギリギリ死ななかったよ~」みたいな電話をしてる人がいた。あ、やっぱ外でもやるんだ。死ぬんだ。


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レストラン駄々/外苑前

抜群にダサい店名。ちなみに外観も内装も抜群にダサいです。

ウェイティングバーで本を読みながら連れを待ってたら、「おっ、お勉強ですか~」とスタッフのおじさんに声をかけられました。人に拠ってはフレンドリーと捉えるのかもしれませんが、狭量な私は馴れ馴れしく感じてしまう。こういうの好きじゃない。高級店において、一見の客には一線を置いて欲しいのです。

乾杯のシャンパングラスはソーサー型(カクテルグラスみたいな逆三角形をひらべったくしたやつ)でした。ソーサー型の存在は知っていましたが、実際にこれで飲むのは初めて。すぐに炭酸が抜ける気がする。フルート型(縦に長細い一般的なやつ)でいいのに。
ダサいダサいと思いきや、アミューズは中々美味しい。
イカスミパンは黒いだけでイカの風味なし。
ホタテ、オマール、キャビアと最強の食材陣。文句なしに美味しい。
フォアグラも余計なことはせずにどーんとソテーするのみ。直線的に旨い。
ゴボウのスープ。ザラつく程にたくさんのゴボウ。ゴボウって香りが良くてすごく好きな食材。皮とかアク抜きが面倒なので、自分ではあまり調理しないから、お店で出ると嬉しい。
魚はちょっとぼやっとした味付けでイマイチでした。
最後の最後までしっかりした量のお肉が。いいですねこういう心意気。
デザートもしっかりと量があって満腹じゃ。

バブルというか、20年前に流行りそうな雰囲気と皿です。文句なしに美味しい。ただ、客層がブレています。私はジャケット着用なのですが、ノースリーブの男がいたり、ピンクのジーンズを履いたおばあさんがいたり、かと思えばポケットチーフしたおじさん2人組がいたり、サスペンダーつけた半ズボンのお坊ちゃんが和風ステーキ御膳みたいなのを食べていたり。

謎の空間でした。美味しいし高くないんだけれど、なんとも言えないダサさがあり、誰とどういう状況でお邪魔すれば良いのか難しいお店です。


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「好きな料理のジャンルは?」と問われると、すぐさまフレンチと答えます。フレンチにも色々ありますが、私の好きな方向性は下記の通り。あなたがこれらの店が好きであれば、当ブログはあなたの店探しの一助となるでしょう。
日本フレンチ界の巨匠、井上シェフの哲学書。日本でのフレンチの歴史やフランスでの修行の大変さなど興味深いエピソードがたくさん。登場する料理に係る表現も秀逸。ヨダレが出てきます。フランス料理を愛する方、必読の書。

駄々

ルポンドシエル/北浜

結婚披露宴を始め、バンケットに力を入れているレストランは宴会客ばっかり贔屓されているような気がしてあまり好きじゃないのです。当店もずいぶんバンケットが推されているのであまり気が進まなかったのですが、ミシュラン二ツ星だし、そう大ハズレすることもないだろうということでチャレンジ。中ノ島の南の対岸。川沿いにあって、ガラス窓からの採光が最高でした。
典型的なグランメゾン。客層が非常に良い。おばちゃん6人グループがおり、着物をお召しになられててすごく素敵。近くのテーブルは70過ぎのおじいさんと40過ぎのおっちゃんで、聞こえてきた会話から判断すると、どうやら親子。しかも息子はお父さんに対して敬語で話しています。滲み出る品位。「お父さん、今日は私に払わせて下さいね」「なに生意気なこと言うとんねん。オレが払うに決まっとるやろ」とても微笑ましい。
アミューズ。アワアワで自動的に美味しい。そうそう、ここはソムリエが素晴らしかった。平日昼だったので、私に対して「お仕事中ですよね?ミネラルウォーターにします?」。ソムリエが自身の売り物を脇に置いて、客の状況を見て水をすすめるなんて経験、初めてです。

俄然彼に対して興味が湧いて、じっと観察してたのですが、おばちゃん6人グループには「この人数ですので、ボトルワインのほうがオトクですよ。」、いかにも不慣れな夫婦に対しては、「ワイン召し上がります?ミネラルウォーターもありますし、無料のお冷もございますよ」うーん、コレ、なかなか言えないですよ。普通ソムリエって週次か月次かで予算があって、それを達成しないといけないですもん。しかもその言い方がなんとも自然でお客を決して卑屈にさせることも無い。お店の方針にも拠るのでしょうが、こういう応対ができるソムリエは貴重だと思います。
 ウサギとチキン。これは可も無く不可も無く。
 オマール海老のリゾット。すんげい美味しかった。エビ風味が汁に溶け込んでるねん。
フォアグラのコロッケ?
味は申し分ありませんが、グランメゾンのメインにしては華やかさに欠けるかも。超ウマイだけに惜しい。
 デザートも文句なしに美味しかった。
すごく良かった。和食を除いてうまいもんは東京に集中していると信じ込んでいたのですが、関西も中々あなどれない。

今度時間ができたら京料理と大阪フレンチを集中的に巡ってみようと決意。そのきっかけを与えてくれたお店となりました。おすすめです。

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関西も食のレベルは高い。しかも東京に比べて1~2割物価が安く、予約も取りやすいので良いこと尽くめです。印象的だった有名店をまとめました。
関西のグルメ本についてはミシュランガイドが最も優れています。どうも他のグルメ本は粉モノや串揚げ、大阪割烹など、物珍しさを優先して紹介されており、本質的な価値は置いてけぼりな気がします。

ル ポン ド シエル
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フジヤ1935/堺筋本町

ミシュラン3ツ星!!ようやく予約とれました!抜群に評判の良いスペイン料理店は少ないので期待大。
トリュフ。丸々トリュフというわけではなく、チョコのトリュフがトリュフ風味(ややこしい)のような味わいです。全然美味しくないぞ。
クリのビスケットに至ってはビスコ以下。意図がわかりませんでした。
気泡がたくさん入ったトリュフパン。美味しくないを通り越して不味いです。どうして最初からなぜこんなに小麦粉で攻めてくるのか。
牡蠣にタピオカ。うーん、グロテスク。生きたままの牡蠣をオーブンに入れてややこしい調理を施しており、自称「絶妙な火加減」らしいですが、私としてはぬるいだけに感じました。キリっと冷やすかジュウジュウ焼くかにすればいいのに。
白子。盛り付けが引き続きグロい上、美味しくありません。
パンは一般的なものです。
マナガツオも別に普通。ソースに味がしない。 シャケ弁のシャケのほうが美味しい。
マッシュルームのパスタ。どうしてこんな鰹節みたいにするかなあ。良いと思ってやってることが、私にとっては全て裏目に出ています。
メインはクッパ城から直送、血の池地獄です。
デザートはなんとか美味しかった。
どの皿も一貫して不気味でした。これらは果たしてスペイン料理だったのでしょうか。独創的で独自性があるものの、そのいずれもが全くもって美味しくなかった。

ポールボキューズは言いました。「美味しいもの、それが、料理」。彼の定義に当てはめると、当店の食事は料理ではない。面白さ先行で色々と工夫をする前に、まずは「美味しい」を目指して欲しいです。

シェフが挨拶に来て、割と長くベラベラ話しかけてきたのですが、これが苦痛で仕方が無かった。全く満足してないのに「美味しかったです」とか言って嘘つきは泥棒の始まりだし閻魔様にタン抜かれるし。でもまさか正面から「美味しくない。陶芸家なら自分で割るレベル。奇をてらわず、まずは美味しいものを目指して下さい」とは言えないし。

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一時期スペイン料理にハマって有名店は片っ端から訪れました。印象に残ったお店を大公開!

これは名著!なぜスペイン料理が料理界を席巻したのかが手に取るようにわかります。日本が観光立国となる手がかりも随所に散りばめられており、高城剛って懐が深いなとシミジミ。

Fujiya 1935

六覺燈/なんば

大阪名物の串カツがミシュラン1ツ星www。シャッター商店街の2階。ミシュラン正気かよ!よく見つけたなあ。
入店してびっくり。小奇麗な和食屋みたいな佇まい。お客さんもほとんどがシャレオッティです。コンセプトが「串カツをワインとともに」なので、ソムリエがワインを推してくれます。
串カツが20本以上にサラダは食べ放題、自家製のパンとデザート、コーヒーがついて8,000円。ものすごく安い。新世界の串カツ屋で適当に食べても5,000円ぐらいするのでとってもお値打ち。















ネタはエビ、ホタテなどオーソドックスなものがほとんど。ただ、素材の質が恐ろしく良く、揚げただけなのに、こんなにも美味しい。サラダもオイシックスで買う一番高い野菜みたいな味がします。
東京では銀座の交詢ビル(バーニーズの上ね)に入ってて、オーナーは東京に赴任中とのこと。お値段は3割増。

隣の客とお店の人の会話が聞こえてきて、その内容がとても印象的でした。

「オーナーがひょっこり大阪に帰ってきて、店を覗きに来る。その時、店がなってなかったら厳しく叱られる。オーナーが来たときだけ何とかうまくやる、ってのは、人間、絶対にできない。なので、常に最上の状態でいないといけない。普段からのお客様に対する心遣いや食材に対する姿勢がなってないと何となくそれがにじみ出てしまうもの。だから私たちは常にパーフェクトでいる。オーナーが居なくなってからのほうが店のレベルは上がっていると思う」

客に対して、ここまで言い切ることができるのはすごいと思いました。良いお店です。おすすめ。

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六覺燈