エアーズロックリゾート見どころまとめ

オーストラリア大陸の中心にある世界で2番目に大きい一枚岩(1番は西オーストラリア州のマウント・オーガスタス)。その泰然自若とした外観はまさに「地球のへそ」に相応しい。西洋人の探検隊が1872年に発見し、そのスポンサーであるヘンリー・エアーさんの名にちなんで「エアーズロック(Ayers Rock)」と名づけられ、その後はリゾート地として政府の肝いりで開発されています。今回はその、エアーズロックとその周辺の見どころをご紹介。


■Sails in the Desert Hotel
http://www.takemachelin.com/2019/01/sails.html
エアーズロックリゾート内の最高級ホテル。真夏のエアーズロックは日中の最高気温が45℃にも達するため、午後に外を歩き回ると身の危険を感じます。そのため宿泊客はひきこもりにならざるを得ない。詳細は別記事にて。


■Resort Town Square
https://www.ayersrockresort.com.au/around-the-resort/services-and-facilities
エアーズロックリゾートの中心地。小さいショッピングモールながらも銀行・郵便・美容室・レストランなど生活に必要なものは大抵揃います。
一番の人気店はスーパーマーケット。こんな砂漠のど真ん中によくもまあ、と感心するほどの品ぞろえ。サンドイッチやサラダ、スナックなども豊富にあり、リゾート内のレストランが割高と感じる場合は当店で無理やり間に合わせることも可能です。
意外な必需品はハエよけのネット。なぜかこのあたりはハエが異常に多く、人間の皮膚表面の水分目掛けてブンブンと集まってきます。害はないが、イラつく。帽子とネットが組み合わさったガジェットが1,500円ぐらいで売られているので、マスト・バイ。


■Gecko's Cafe
http://www.takemachelin.com/2019/01/geckos-cafe.html
イタリア料理に寄せた西洋料理レストラン。カンガルーバーガーを注文。決してゲテモノではなく、こざっぱりした牛肉のような味わいであり結構美味しい。バンズも覚悟していたほど悪くはなく、ポテトなどは東京という土俵で勝負したとしてもトップクラスに美味しい味わいです。これで20ASD(1,600円)なら悪くない買い物です。詳細は別記事にて。


■Kata Tjuṯa(カタ・ジュタ)
https://www.ayersrockresort.com.au/uluru-and-kata-tjuta/uluru-and-kata-tjuta-national-park
周辺の見どころツアーへはAATKingsという、エアーズロック周辺最大のツアー会社を利用しました。安心の日本人ガイド。錦織圭に似たイケメンである。

さてカタ・ジュタ。アボリジニの言葉で「多くの頭」という意味であり、その名の通りボコンボコンとマリオカートのようにラフな岩山が続きます。しかしとにかく暑い。とても暑い。人間と抱き合っていたほうが涼しく感じるレベルである。バスに戻るとゲスト全員がユデダコのように顔を真っ赤にしていました。


Uluru Sunset
https://www.ayersrockresort.com.au/experiences/sunset-experiences
エアーズロックが真っ赤に染まるタイミングを狙った訪れます。個人的には岩山だけでなく、地平線に沈んでいく太陽そのものにも心を打たれました。


■Walpa Lobby Bar
http://www.takemachelin.com/2019/01/walpa-lobby-bar.html
Sails in the Desert Hotelのロビーラウンジ。ビールを1本飲んで食べて一人あたり4,000円弱。繰り返しになりますが、ラグジュアリー・リゾートのロビーラウンジの夕食としてはリーズナブル。詳細は別記事にて。


Uluru Sunrise
https://www.ayersrockresort.com.au/experiences/sunrise-experiences
こちらはサンライズ。ゆうべの解散時刻は20:30だというのに、本日は朝4時起きと中々に過酷な旅である。サンセットとは逆サイドから望むため、カタ・ジュタも合わせて観ることができるのが魅力的。写真上にある白い点は大きなお月さまです。


■Uluru base walk
https://parksaustralia.gov.au/uluru/do/walks/uluru-base-walk/
この日は強風のためエアーズロックの登山道が閉鎖中。したがって、ふもとの散策路マラウォークをお散歩し、先住民のカルチャーセンターなどを見学しました。
でもまあ、ずっと岩ばっかり見続けていると正直飽きますね。加えて気温は45℃にも達するため、とにかく暑く、基本的にずっと体調が悪い。また、どうもこのあたりで言い伝えられている神話が胡散臭い。例えば、ある女の甥っ子が怪我してて、近くにたまたま居た男を犯人と決めつけて、女がその男をぶっ殺した、とか。そのエピソードから私は何を教訓として学び取れば良いというのか。


■PIRA POOL BAR
http://www.takemachelin.com/2019/01/pira-pool-bar.html
Sails in the Desert Hotelのプールサイドにあるレストラン。と言っても当店ではドリンクの提供を行うのみであり、料理は受付の後、本館の厨房で調理して持ってきている模様。やはり当店はプールサイドでウェーイってするための空間であり、美食の追求という意味では本館のレストランやバーで飲み食いしたほうが良いでしょう。雰囲気重視でどうぞ。詳細は別記事にて。


Ayers Wok Noodle Bar
http://www.takemachelin.com/2019/01/ayers-wok-noodle-bar.html
エアーズ・ロック・リゾートのショッピングモールにある麺料理専門店。オープンは17:30なのにテイクアウト専業と、変わった営業形態です。1ボックス1,500円前後と麺料理にしては高いほうですが、リゾート地での食事と考えればこんなものかもしれません。詳細は別記事にて。


■Field of Light Uluru
https://www.ayersrockresort.com.au/events/detail/field-of-light-uluru
国際的な芸術家Bruce Munro(ブルース・マンロ)が手掛けたイルミネーション。彼の作品の中でも最大規模であり、日没と共に5万以上もの灯がウルルの景色の中に組み込まれます。
しかしながら、延々このようなガラスのライトが点滅しているだけであり、工夫もへったくれもありません。チームラボ育ちの私としては物足りないことこの上ない。たしかに凄いが、こういう凄さならもっと上がある。
それよりも、頭上に広がる満天の星空が心に残りました。流れ星なんて、もう、ビュンビュン飛んでて凄いんだから。ハワイ島クルーズにおける星空でも感動しましたが、エアーズロックにおけるそれは、ハワイの星空を凌駕するように感じました。


■Kulata Academy Cafe
http://www.takemachelin.com/2019/01/kulata-academy-cafe.html
アボリジニ学校における研修生の教育の一環として運営されているカフェ。こういうことを言うのは何ですが、やはりどこか真剣味に欠けているように感じます。多気町の「まごの店」もそうですが、お金のやり取りが発生している時点でもうプロフェッショナルなのだから、やるならやるでもっと本気で取り組んでほしい。
厳しいことを言うようですが、フレッチャーが言うように、危険なのは上出来(グッジョブ)という言葉です。私もそう感じるし、思う。詳細は別記事にて。


■エアーズロック登山
http://www.takemachelin.com/2019/01/rock.html
2019年10月26日をもって全面的に入山禁止となる予定。私は何とか時間内に無事戻ってくることができましたが、まさに命からがらといった表現が適切なほど、心から危険な登山でした。詳細は別記事にて。


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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。