那覇市安里、国際通りの端っこにある「鳳凰餃子(ほうおうぎょうざ)」。中国人シェフにより手作り餃子が人気の中国料理店であり、「アゲアゲめし」でも特集されました。
店内は公民館の多目的室のような佇まいであり、中華料理店らしからぬカラフルポップなイスが印象的。テレビでは教育テレビが放映されており、昭和の町の中華料理店にタイムスリップしたかのような気分です。
こだわりの手作り餃子。餡から皮に至るまで毎日丁寧に手作りされているというから驚きです。餡の主役となる豚肉には、沖縄県産のブランド豚である「山原豚(やんばるぶた)」を用いており、豚肉の旨みと野菜のシャキシャキとした食感のコントラストを楽しみます。
定食にはスープにミニサラダ、モヤシのナムル(?みたいなの)も付随します。このスープがご機嫌で、玉子のコーンのスープとして大皿で出せば、これだけで千円以上は請求できそうなものでした。
ランチのセットメニューはいずれも千円前後、夜は食べ飲み放題で4千円と良心的な価格設定。最近の那覇はネオ中華的な店が増えて食傷気味でしたが、当店は古き良き日本の中華料理として心身に沁みわたる味わいです。
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寒い季節は沖縄で暮らしているので、旅行やゴルフだけで沖縄に来る人よりかは一歩踏み込んでいるつもりです。沖縄の人ってネットに書き込みしないから、内地の人が知らない名店が結構多いです。
沖縄通を気取るなら必ず読んでおくべき、大迫力の一冊。米軍統治時代は決して歴史のお話ではなく、今の今まで地続きで繋がっていることが良くます。米軍の倉庫からかっぱらいを続ける悪ガキたちが警官になり、教師になり、ヤクザになり、そしてテロリストへ。沖縄戦後史の重要な事件を織り交ぜながら展開する圧巻のストーリー構成。オススメです。
- 沖縄の、ここ数年で滞在した高級・有名とされているホテルを一覧化し◎〇△×と記した
- まーちぬ家/美栄橋 ←沖縄料理の決定版。
- 魚じょぉぐぅ(いゆじょぉぐぅ)/西町 ←沖縄の魚をたっぷり食べるならコチラ。
- 串六×九(くしろっく)/栄町 ←クソデカサイズの伊達鶏で腹いっぱい。
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- 日本料理 行雲(こううん)/首里 ←こちらも素晴らしい日本料理。
- GLOUTON SHURI(グルートン シュリ)/首里 ←沖縄ベストフレンチの先頭集団。
- 6 (six、シス) /古宇利島 ←世界でもトップクラスに眺望が素晴らしいフランス料理店。味も抜群。