RODEO GOAT（ロデオゴート）／フォートワース（テキサス）

テキサス州に数店舗を構える特定地域ハンバーガーチェーン「RODEO GOAT（ロデオゴート）」。フォートワース店は「フォートワース現代美術館」のすぐ近くであり、また、通し営業でもあるため、観光客にとって使い勝手抜群です。
100席以上ある大箱の店内。ほとんどの客はハイチェアのテーブルに陣取っていますが、希望すれば奥の低いテーブル席も利用することができます。大型テレビにはスポーツ中継が流され、スポーツバーさながらの雰囲気です。
厨房と客席がシームレスに繋がっており、ジャンジャンとハンバーガーが焼かれ捌かれていき臨場感抜群。
ビールを中心とした酒類も多い。ハッピーアワーも開催されており、上手に使えばリーズナブルに酔うことができるでしょう、
注文後10分ほどで着バーガー。今回はハンバーガー主体での注文としましたが、サラダなどちょっとしたアペタイザーも用意されており、グループで訪れて色々注文しても楽しそうです。
「CHACA OAXACA」という、チョリソが練り込まれたパティに目玉焼きをのせ、アボカドのスプレッドを塗りたくったバーガー。兎にも角にもパティが旨いですねえ。肉の味が濃く、ハンバーガーというよりもステーキを食べているような錯覚に陥ります。
こちらは「BODACIOUS」。極厚のビーフパティにアメリカンチーズ、ベーコンを挟み込みソースはBBQソースと王道な味わい。そこへオニオンフライやらハバネロをトッピングし、なんとも暴力的な味覚が完成しました。手のひらでギュっと潰して何とか頬張ることのできる高さ。畢竟、ハンバーガーとはサイズ感である。
ポテトなどサイドメニューは別料金。せっかくなのでスペシャリテの「Cheese Fries Surprise」を注文。これがナチョスのジャガイモ版のような代物であり、マックのポテトMサイズ4人前以上のボリューム感があります。ジャンクで暴力的な味わい。食べきれない場合は持ち帰ることもできます。
チップなどを含めてひとりあたり2〜3千円といったところ。日本のファストフード感覚で訪れれば高く感じますが、これはもう立派な肉料理屋であり、上質なステーキを腹いっぱい食べることができると思えば安いもの。オススメです。


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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。
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