ビストロべっぴん舍/神保町

神保町駅から徒歩5分ほど。駿河台交差点の角の目立たない雑居ビル2階にあるカレーの人気店。当初は昼はカレー、夜はビストロの二毛作を目論んでいたようですが、神田カレーグランプリを契機にカレーに火がついたようです。
店主は上野「デリー」の系譜である柏「ボンベイ」の元店長。デリーの代名詞でもある「カシミールカレー」が当店にも健在。その他、「赤のべっぴん薬膳カリー」「コリアンダー香る濃厚エビカリー」「牛スジカシミールカリー」などがオンリスト。私は「黒のべっぴんカシミールカリー」を注文。
12:30に店先に到着し20分以上待ち、さらに着丼まで7~8分を要したので、都合30分も待つことになりました。人気のほどが伺えます。ちなみに店主はワインビストロで働いたこともあるようで、ディナータイムのビストロメニューも気になるところです。
カレーソースはまさにデリーなサラサラスパイシー系。このメニューにおいて最もマイルドな辛さ4を注文したのですが、唇は焼け汗は吹き出しお腹がゴロゴロと泣き始めるレベルです。しかしながら単に辛いだけでなく実に複雑なスパイス使いであり、熟成された旨味も相まって傑作と評しても過言ではない味覚です。具材はチキン・ニンジン・ナス・オクラとシンプルな仕様でした。
ライスは日本米であり、平日ランチタイムは大盛り無料です。平たい皿に薄く盛り付けるため瞬で冷めてしまうのですが、辛い辛いカレーソースと合わせるには少し冷えたくらいでちょうど良いのかもしれません。
+100円でルーを追加し、お会計は1,100円。大満足の一食です。何というか、センスが良い。他の3種のカレーも試したくなるクオリティであり、さらにはディナーにも訪れたくなりました。オススメです。


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