ちなみに往路と復路で違う大韓航空のラウンジを使いましたが、インテリアや料理・飲み物は全て同じだったので、搭乗ゲートに近いラウンジを選ぶと良いでしょう。
今次のラウンジ刷新プロジェクトは、大韓航空が推進する仁川国際空港の拡張工事およびアシアナ航空との統合(メガ・キャリア化)に伴う旅客数の急増に対応するための戦略的投資(総額1,100億ウォン!)の一環です。大韓航空がT2で運営するラウンジの総面積は、従来の5,105平方メートルから12,270平方メートルへと約2.5倍に拡大し、座席数も898席から1,566席へと大幅に増強されました。
エントランスに到着すると、ラウンジ混雑緩和のためのデジタル武装に驚かされます。自動入室ゲートのデータを活用してリアルタイムの混雑状況がアプリやウェブに表示され、満席時にはモバイルで順番待ちができるというシステマティックな運用。さらに、マイルやバウチャーを利用する乗客は事前予約が可能というシステムまで導入されており、巨大ハブ空港のラウンジが抱える入場大行列という宿痾を見事に解決しています。
かつてのオフィス然とした無味乾燥なデザインから脱却し、高級ブティックホテルのような巧みなゾーニングが施されています。当然ながら各座席にはユニバーサル電源やUSBポートが完備されており、PC作業にも抜かりはありません。静かに仕事に集中したいビジネスパーソン向けに設計された半個室エリアも用意されていました。
ダイニングエリアへ向かいます。ビュッフェにはDIYスタイルのビビンバや、手の込んだサラダ、洋食系のホットミールが並びます。特筆するほどの美食というわけではありませんが、トランジットの合間に軽く胃袋を満たすには充分なラインナップでしょう。
韓国のソウルフードであるビビンバをご飯や具材を自分で盛り付けてカスタマイズできる点は、観光客にとってちょっとしたエンターテインメントです。
さらに奥へ進むと、静かに休憩したいゲストのためのリラックスエリアや、予約制のシャワールーム、マッサージチェアや手荷物を預けるロッカーまで完備されており、長時間滞在するトランジット客のニーズをよく汲み取った設計となっています。トイレもめっちゃキレイ。
素敵なラウンジでした。いわゆるビジネスクラスのラウンジでは世界を見渡してもトップクラスの装備であり、エアラインの統合を経て「これが規模の経済か」と身に沁みた滞在でした。ANAのSFC改悪で沸きに沸く日本の航空業界ですが、今後対象外となる方はアシアナのスタアラゴールドとして今のうちに体験しておきましょう。
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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。








