グランドハイアット仁川での朝食はロビフロアにドーンと構える「レストラン 8(Restaurant 8)」へ。その名の通り、カフェ、クッチーナ(イタリアン)、ヌードル、グリル、寿司、焼き鳥、デリ&デザートという、8つの異なるコンセプトのキッチンがひとつの空間に集結した巨大なオールデイダイニングとなっています。
店内は広々としており、まるで空港のフードコートを極限まで洗練させ、よりリラックスできる大人の空間に仕立て上げたような印象を受けます。子連れ客を殆ど見かけませんでしたが、彼らは分割リブランドしたお隣のハイアットリージェンシーに向かっているように感じました。
ビュッフェスタイルでの提供で、ベーコンや卵料理といった洋食の定番はもちろんのこと、本格的なアジアンヌードルや和食、さらには韓国らしいメニューまで多種多様に揃っており、胃袋がいくつあっても足りません。
サラダステーションには多種多様な新鮮野菜が百花繚乱。ドレッシングをかけずとも大地の恵みをダイレクトに感じることができます。サーモンにハムにチーズとホテルの朝食らしいフードもたっぷりで、野菜不足に陥りがちな旅行者得のラインナップです。
韓国料理もたっぷりと並び、旅行気分を味わえるのがいいですね。白菜キムチをはじめとする色鮮やかな漬物類がズラリ。ただし思い切り強く刺激的でもあるので、辛味が苦手な方は少しづつ試しながら楽しみましょう。
パンやケーキ・デザート類も充実しており、併設されたベーカリーで毎日焼き上げられるというパンやペストリーの数々は、ホテルメイドの矜持を感じさせるクオリティです。とりわけクロワッサンは上質な発酵バターの芳醇な香りと小麦の甘みが心に残りました。
トランジットホテルの朝食は、仕方なく腹を満たすホテル飯というネガティブなイメージが付いて回りますが、当館のそれは都心部のラグジュアリーホテルのそれに比肩するクオリティであり大満足。宿泊する予定があれば、迷わず朝食付きのプランで予約を入れましょう。
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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。






