そば処 まいすく家(まいすくや)/壺屋(那覇市)

松尾の同名の居酒屋が沖縄そばを手掛けることで話題となった「そば処 まいすく家(まいすくや)」。場所は壺屋の住宅街で、いわゆる「弁当通り」に位置しています。ゆいレール安里駅から歩いて7-8分といったところでしょう。
店内はカウンターが5-6席に、小上がりも少々。飲み屋の雰囲気を引き継いだようなノスタルジックな雰囲気です。冷えたさんぴん茶がオールドスクールなヤカンで提供されるのもかわちいです。
そばは「ソーキそば」「三枚肉そば」「ミックスそば」の3種のみと潔いラインナップ。麺は「細麺」か「中太麺」から選べることができ、私は後者を選択。スープは器の底が見えるほどに透き通っており、カツオ節の風味が支配的。雑味が徹底的に取り除かれており、塩味のカドは立たず出汁そのものの旨味が前面に出ています。
私の注文は「ミックスそば」で、トッピングの肉はトロトロに煮込まれた「軟骨ソーキ」と脂身の甘みが際立つ「三枚肉」。どちらも提供直前にバーナーで丁寧に炙られており、その香ばしさがスープに溶け出すことで、あっさりとした出汁に奥行きとパンチを加えています。添えられたカマボコからは魚のニュアンスがしっかりと感じられ、アクセントにゴボウ(?)の風味も感じられてオシャレです。
麺は生麺を採用しており、従来の茹で置き麺では到達できないテクスチャーを実現しています。一般的な沖縄そばよりも少し厚みがあり、手揉み風の緩やかなウェーブがかかっている。ひと口啜れば唇を震わせるようなプルプルとした質感と歯を押し返すような力強いコシに驚く。この躍動する食感は、まさに麺を食べる喜びを再認識させてくれました。
ジューシーは上品な外観。醤油の濃さを感じさせない明るい色合いで、パラっとした炊きあがりです。味わいもそばのスープのニュアンスを引き継いだ繊細な味わいで、そばと交代ばんこで食べるにちょうど良し。刻まれた具材には豚肉がたっぷりと入っており食べ応えがあります。
美味しかった。メニューの絞り方からして潔いですが、味わいは更に潔く、旨いそばってこうだよなあと思わず頷いてしまいました。昨今の色んな味わいゴテゴテ系の沖縄そば(?)とは真逆の価値観。2025年に開業したばかりの最新のお店が、どクラシックなスタイルで痛快だ。

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沖縄通を気取るなら必ず読んでおくべき、大迫力の一冊。米軍統治時代は決して歴史のお話ではなく、今の今まで地続きで繋がっていることが良くます。米軍の倉庫からかっぱらいを続ける悪ガキたちが警官になり、教師になり、ヤクザになり、そしてテロリストへ。沖縄戦後史の重要な事件を織り交ぜながら展開する圧巻のストーリー構成。オススメです。