明洞(ミョンドン)/目黒

目黒の老舗韓国料理店「明洞(ミョンドン)」。夜は焼肉がメインですが、ランチタイムは韓国料理のセットメニューが用意されています。権之助坂を下る途中の商店街にあるビルの2階に位置します。1Fは「揚州商人」の本店だ。
エレベーターは小さくアプローチなしで店内に直結。昭和の焼肉店らしいつくりで年季が入っています。スタッフが韓国人ではない外国人で、韓国料理店であるにも関わらず店の奥からは韓国語ではない外国語がバンバン聞こえてくるので不吉な予感しかしません。
ランチに付随するキムチがとにかく酸っぱい。酸味が出たキムチはチゲや炒め物などの加熱料理に使うのが一般的だと理解していたのですが、当店は酸の角が立った状態を前面に押し出していくスタイルです。
主題の「参鶏湯(サムゲタン)」。これは何かの間違いではないかというほど薄味で、卓上に調味料の用意も無く、手の施しようがありません。これが本場スタイルなのか何なのかは知りませんが、個人的には「鳥一代(とりいちだい)」のように日本人向けに改造された参鶏湯のほうがタイプです。
肝心の鶏肉もスカスカのパサパサ。肉の繊維から水分と脂質が抜けきっており、ただ乾燥した繊維の塊のようになっています。
以上のセットが1,650円。これがディナーの焼肉だったらと思うと、ランチでこの程度の傷で済んだのは、むしろ幸運だったと言うべきでしょう。ポジティブに捉えよう。イエーイ。

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