ホテル オリオン モトブ リゾート&スパ/本部(沖縄)

オリオンビールが運営する「ホテル オリオン モトブ リゾート&スパ」。沖縄本島北部の「沖縄美ら海水族館」から歩いて行ける距離にあります。と言っても那覇からは車で2時間近く要する僻地。チェックイン時にウェルカムドリンクとしてオリオン生が用意されているのが憎い演出。
部屋が広い。たしか「オーシャンダブル」という、一番安いお部屋を予約したはずなのですが、想像以上に広かった。床がカーペットでなくフローリングなのが個人的にはとても好き。
ベッドのほか特大のL字ソファにライティングデスクもあり、長期滞在にも良さそう。なのですが、wifiの接続が非常に悪く、仕事では使い物にならないかもしれません。
テラスから海を望む。ビーチはプライベートではなく公営のものですが、それでも本部町という僻地にあるビーチなので、普段から割に空いているそうです。遠くに見えるのは伊江島。
ミニバーは無く冷蔵庫は空っぽ。ちょっとしたコーヒーにお茶がある程度とそっけない。ところで各階のエレベータホール近くにオリオンビールの自動販売機があり、いずれの商品も定価販売なのが運営企業としての矜持なのかもしれません。
洗面所は広いですが、まあ、普通の洗面所です。アメニティ類もビジネスホテルと変わらず特筆すべき点はありません。
他方、洗面所とお風呂が別で、また、洗い場とバスタブが分かれているのは二重丸。シャンプーなどが詰め替え式でやはりビジネスホテル感がぬぐえませんが、バスルームの広さは大満足。
そうそう、館内には別料金のタラソテラピーがあり、せっかくなのでお邪魔したのですが、その辺の銭湯の広さ程度であり脱力。従業員も客に来て欲しいのか来てほしくないのか、親切なのか不親切なのかわからない客あしらいで微妙です。ちなみに温泉大浴場もあるのですが、こちらも別料金で大人1,650円と、なんだかなあ。
冬季なのでアウトドアプールは閉業。インドアプールは入ることはできるのですが、温水ではなく常温という苦行。水辺を楽しみにしていた子連れは発狂するかもしれません。
朝食はコロナ的にビュッフェは休止しておりセットメニューでの提供です。
我々は和定食をお願いしたのですが、これがかなりのボリュームであり悪くなかった。先ほど「ビュッフェは休止」と記しましたがサラダバーだけは生きており、セットメニューにサラダを山盛り食べればもう満腹。

冬季の緊急事態宣言下という特殊な状況であったため設備に制限は多かったですが、その分ゲストも少なくガラ空きだったので居心地は非常に良かった。従業員も場面でポンコツでしたが皆ニコニコと感じは良い。また北部に用事があった際には利用してみようと思いました。

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1年で10回沖縄を訪れることもあります。1泊15万円の宿から民宿まで幅広く手がけています。
TACが世に出した一風変わった沖縄本。もはやガイドブックではなく参考書の域です。非常に情報量が多く、かつ、うまく整理されており読みやすい。大判ではないので持ち歩きやすいのも素晴らしいです。オールカラーの割に高くない。数多ある沖縄ガイドブックの中では突出した存在です。