NAGISA okinawan ramen.(なぎさ)/与那原町(沖縄)

2019年2月にオープンしたばかりですが、あれよあれよという間に沖縄屈指の人気のラーメン店となった「NAGISA okinawan ramen.(なぎさ)」。与那原町は知念高校のすぐ近くであり車でないと厳しい。駐車場スペースは5台のみで近隣にコインパーキングは無し、昼のみの営業という、難易度の高いラーメン屋でもあります。
開店と同時に満席となり、そこから閉店まで行列が絶えません。店内はテーブル席ゾーンとカウンター席ゾーンに分けられており子連れもOK。席の間隔は広く、行列はアレですが着席してしまえばゆったりとした雰囲気です。
私は「煮干しらぁめん」にトッピングが色々と乗ったやつを注文。たしか千数百円でした。

スープは煮干と言えども豚骨の雰囲気が漂う面白い味わい。大門「いづる」のような破壊力のある煮干ではなく、豚骨に取り込まれいくらかマイルド。スープは少なめなので完飲必至です。
麺は自家製で細目のストレート麺。ツルっとした喉越しで麺そのものが美味しい。量はそれほど多くなく女子でも余裕。食べ盛りの男子は大盛りにしたほうが良いでしょう。

チャーシューは3パターンあり、いずれも違いがはっきりとわかる調理。何ならこのチャーシュー盛り合わせにシューマイ(今回は残念ながら売り切れ)とビールで立派な中華風居酒屋が完成する勢いです。
連れは「醤油らぁめん」に、同じくトッピングを色々と。こちらも余裕で千円を超えた気がします。いくらか味見させて頂きましたが、先の「煮干しらぁめん」とはまるで異なるスープであり、直線的でキレのある、全盛期の江川卓のストレートのような味わいです。
旨いラーメン屋の少ない沖縄の中では、なるほど確かにトップクラスの美味しさでしょう。ただし価格もトップクラスであり、スタイルや支払金額を考えればもはや東京のラーメン屋と捉えたほうが良いかもしれません。然るに旅行者というよりも在住者の方にオススメしたいラーメンです。

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1年で10回沖縄を訪れることもあります。1泊15万円の宿から民宿まで幅広く手がけています。
TACが世に出した一風変わった沖縄本。もはやガイドブックではなく参考書の域です。非常に情報量が多く、かつ、うまく整理されており読みやすい。大判ではないので持ち歩きやすいのも素晴らしいです。オールカラーの割に高くない。数多ある沖縄ガイドブックの中では突出した存在です。