サカナバル／恵比寿

魚介系洋風居酒屋「サカナバル」がランチタイムにラーメン屋を始めました。場所は恵比寿駅の西口を出て線路沿いに坂を登ったところ、「亀戸ホルモン」や「中村 玄」、最強ワンオペフレンチ「mori」などあのへんです。
ラーメンの提供が始まったことが知られていないのか、夜の部の混雑度合いからは考えられないほどガラガラでした。

麺のラインナップは塩ラーメンに醤油ラーメン、雲丹つけ麺にルーロー飯。プラス350円で水餃子つきのセットにできます。
まずは水餃子。まあ、普通に美味しい水餃子です。中華料理屋で注文することを考えれば350円というのは悪くない価格設定ですが、ラーメン屋のサイドメニューと考えれば高く感じてしまう不思議。
雲丹つけ麺がやってきました。結構時間がかかり、注文から着丼まで10分近くを要したので時間に余裕をもって訪れましょう。
麺が超旨い。いわゆるつけ麺の麺というよりも、イタリア料理店で食べるモチモチの生麺という印象。ツルっとした口当たりながらもグニグニとしっかりとした食感。ちょろっと始めたラーメン企画としてはあまりの美味しさに麺食らいました。
他方、つけ汁（？）は期待していたほど雲丹を感じることはなく、どちらかというとトマトの風味が強い。「ラベットラダオチアイ」のスペシャリテのウニ抜きみたいなテイストです。
具材のチャーシューは一般的なもの。卵は味玉というわけでなく、普通の半熟卵なのが残念。私は味濃いめ原理主義なのだ。
雲丹つけ麺に水餃子のセットで1,530円。ラーメン屋と考えれば高価ですが、上質なパスタ料理を食べたと思えば悪くない食後感です。つけ麺にしたから余計にパスタ感が強まったのかな。今度は醤油ラーメンを食べてみよう。

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