味噌めしや まるたま/旭橋(那覇)

那覇市役所裏側、ハーバービュー通り沿いにある「味噌めしや まるたま」。首里で創業百六十年あまりの老舗味噌蔵「玉那覇味噌醤油」の無添加天然醸造の味噌を用いた料理の専門店であり謎のヘルシー感に溢れており那覇近辺の健康派に人気です。
イマドキの居酒屋のような内装の店内。厨房に面したカウンター席にテーブル席が数卓。我々は11:30頃にお邪魔したのですが客の入りは半分であり、数分もすればもう満席。人気のほどが伺えます。
サバミソが食べたかったのですが既に売り切れ。代わりに「紅豚味噌しょうが焼き」を注文。売り切れの腹いせに「肉増量(2倍+300円)」としました。
お、旨い。厚めにカットされた豚肉の弾力が良く、肉そのものとして美味しい。玉ねぎもたっぷりで、ダブダブに注がれた味噌だれも程よい味の濃さ。付け合わせの野菜も新鮮で見事なトータルコーディネートを奏でています。
ゴハンは玄米か白米を選ぶことができるので玄米を。いわゆるおうちで炊く玄米と同等の味わいですが、量が多く、スタンダードな胃袋をもった女子には完食は難しいかもしれません。
味噌汁は、期待していたほどメチャウマ!というわけではなく、まあ、よくある美味しい普通の味噌汁です。過度に味噌アピールしてしまったがためにミソがついてしまったのかもしれません。
おからでしょうか。カレー風味であり面白い味わい。オマケの小鉢として魅力的な一皿でした。
連れは平日ランチ限定の「ワンプレート味噌めし」をチョイス。いわゆる日替わり定食であり千円ポッキリ。この日のメインは紅豚と和牛の合挽きハンバーグでした。
美味しかった。どのランチも千円を超え那覇での昼食としては高めではありますが、その支払金額に見合ったクオリティです。また、朝から夜までの通し営業というのも嬉しく、朝食メニュー・昼食メニュー・居酒屋メニューと山ほど料理を抱えているので通い詰めても飽きることはないでしょう。使い勝手の良いお店。オススメです。

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1年で10回沖縄を訪れることもあります。1泊15万円の宿から民宿まで幅広く手がけています。
TACが世に出した一風変わった沖縄本。もはやガイドブックではなく参考書の域です。非常に情報量が多く、かつ、うまく整理されており読みやすい。大判ではないので持ち歩きやすいのも素晴らしいです。オールカラーの割に高くない。数多ある沖縄ガイドブックの中では突出した存在です。