ラ ベイエ(LA.VEILLEE)/恵比寿

恵比寿と広尾の間あたりに位置する老舗のフランス料理店「ラ ベイエ(LA.VEILLEE)」。どの駅からも徒歩10分以上を要し、また表の看板を確認しなければ営業中であることが判別しにくい奥まった店構えですが、勇気をもってドアを開きましょう。
L字型カウンターのみの小さなお店であり、シェフが独りで切り盛りしています。レトロな喫茶店のような落ち着いた雰囲気で、なるほど店名の「夕食後から就寝までの宵のひととき」というニュアンスがしっくりきます。
私は「ハンバーグステーキプレート」を400グラムでお願いしました。200グラムの肉塊がダブルで直列する圧巻のボリューム。これにスープが付いて2,500円とは食べる前から大変お値打ち。「シェイクツリー」の「ワイルドアウト」を彷彿とさせるプレゼンテーションです。
アングルを変えてもう1枚。ジャガイモのグラタンには生クリームとチーズが組み込まれており、ホクホクとした素朴な甘みが広がります。添えられたオムレツは小さめながら卵の風味そのものがはっきり出ており食べ応えがある。十六穀米は香ばしく炊き上げられており、プチプチとした食感が小気味よいアクセント。
主役のハンバーグは滑らかに練り上げられており、ふっくらと厚みを持たせて焼かれています。玉ねぎが含まれているのか適度に甘く家庭的な優しい味わい。ソースはナスをペースト状に煮込んだもので、果肉のトロミが肉汁と渾然一体となって後味を長く残します。400グラムでもペロリである。
美味しかった。このエリアでこの質この量のハンバーグをたっぷり食べて2,500円は大変お値打ち。和牛ロースステーキや鮮魚のソテーのプレートもあるようなので、次回はそちらも試してみたい。いや、やっぱり夜にワインと共にかなあ。

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