店内は薪窯に作業台とカウンター席のみというシンプルな構成。まるで舞台を観ているような誤魔化しの効かないリアリティがあり臨場感抜群。フードメニューを「マルゲリータ」と「マリナーラ」という王道のピッツァ2種のみに極限まで絞り込んでいるのもクールです。
ワンドリンク必須なのですが、ビールは650円、グラスワインは600円と実に良心的。ほんのちょっとのビールが千円を超えるという、「BACAR(バカール)」の悪い部分を全て排除したドリンクプログラムと言えるでしょう。
私は「マルゲリータ」を注文。味わいの土台となるのはトマトソースのフレッシュな酸味と凝縮された甘み。そこに溶け合うモッツァレラチーズが重たさを感じさせないミルキーでクリーミーなコクを加えます。熱でふわりと立ち上るフレッシュバジルの爽快で華やかな香りが心地よいアクセントとなり、全体の輪郭をキュッと引き締めます。
生地も流石の美味しさです。表面はサクッと軽快な歯切れでありながら、内側は水分をたっぷり抱え込んだしっとりモチモチの食感。ぷくっと膨らんだ縁についた香ばしい焦げ目が、小麦本来の芳醇な甘みと香りをグッと際立たせます。トッピングがなくても耳までご馳走である。
マルゲリータが1,900円にグラスワインが600円の合計2,500円。サク飲み・サク食いの最高峰とも言うべき飲食体験であり、飲み会後の〆ピッツァにも活用可能。予約不可で営業時間は16:30〜22:00に限定というのも潔くて好き。無駄を削ぎ落とした現代的なピッツェリアの模範的モデルは那覇にあった。
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- タランテッラ ダ ルイジ/白金高輪 ←前菜含めた総合力という意味では一番好き。
- ナポリスタカ/神谷町 ←東京タワー真下という立地に星型のピッツアというオリジナリティ。
- ナポリスタカ/駒沢大学 ←ランチも抜群。1枚でボリューム満点。
- ラッテリア ベベ カマクラ/鎌倉 ←「好きなピッツェリアはどこですか?」と問われると、いの一番に挙げたいお店
- エンボカ/軽井沢 ←美味しい車輪の再発明
- エンボカ/代々木上原 ←ヨーロッパを頻繁に出張する方も唸る丁寧な作りこみ。
- ジャンカルロ トウキョウ/麻布十番 ←大き目のサラダに抜群に旨いピッツァ、食後のお茶がついて1,000円ポッキリ
- サヴォイ/麻布十番 ←まるで蕎麦屋。2種のみのピッツァを15分で掻き込んで駆け抜ける爽快感。





