海は抜群に綺麗なのに全く無名な阿嘉島について紹介する

避寒と避花粉のため例年12-3月は沖縄に長期滞在することが多く、平日は那覇で仕事をしているのですが(ワーケーションだ!)、週末は日帰りで本島北部を訪れたり、土日の1泊で離島を旅したりしています。この週末は日帰りで慶良間諸島の阿嘉島を訪れました。
那覇から船で50分(座間味島経由だと70分)でこの青さ。船が行き交う港ですらブルーレットのように水が澄んでいます。それにしても那覇からこんなにアクセスが良いのにどうして阿嘉島は内地の方に知られていないのでしょうか。
その答えは島内交通の事情によるでしょう。なんと阿嘉島にはレンタカーという概念がなく、レンタルバイクもしくは自転車を借りるしか移動手段が無いのです。かなりアップダウンの激しい土地なので自転車では行先が限られ、まともに観光するにはバイクのレンタルが必須であり、なるほど家族連れを全く見かけなかった理由がよくわかりました。
お隣の座間味島に訪れた際にも感じましたが、このあたりの海はどっちゃくそに美しいですねえ。世界レベルのスクーバダイビングスポットとしてパラオやシャルムエルシェイク(紅海)、グレートバリアリーフなどと並んで慶良間が褒めたたえられる理由がよくわかります。
阿嘉島からは慶留間島、外地島と橋でつながっているので、せっかくなので一番遠くの外地島までやって来ました。外地島には慶良間空港という慶良間諸島唯一の空港があるのですが、チャーター便でしか運用していないというレアな空港です。当たり前ですが誰もいません。
慶良間空港脇の山道から展望台へ登ることができ、そこにはホエールウォッチングのガチ勢がいました。ガチ勢と言っても、海に出ているいくつかの船と無線であっちに鯨がでましたこっちにブローが見えましたとやりとりしており、なるほどホエールウォッチングツアーの遭遇率が高い理由がよくわかりました。
ランチは阿嘉島の集落にある「あかじまのカフェとごはん guu guu」にお邪魔しました。と言ってもランチに営業している飲食店はこのあたりで数軒しかないため、読者の貴方もきっとコチラを訪れることになるでしょう。
色々と野菜が乗ったチキンソテー丼的なものを注文。1,200円です。思いのほか野菜がたっぷりで嬉しい。ライスは5分づきの玄米と健康志向。大手町あたりでキッチンカーの弁当として千円で提供すれば飛ぶように売れるでしょう。
食後もスクーターで島内をくまなく散策するのですが、やはりガイドブックの通り「北浜(ニシバマ)」の眺望が最も素晴らしいですね。全くの白い砂に紺碧のグラデーション。マリオカートのノコノコビーチもかくやと思わせる透明感です。
ちなみに「北浜(ニシバマ)」は行政も力をいれているのかテラスや椅子、トイレ、なんなら無料のwifiまで整備されており、空いているぶん客単価10万円オーバーのリゾートホテルよりも居心地は良いかもしれません。
ちなみに阿嘉島へは09:00に那覇の泊港を出発し10:10に阿嘉島着、16:00に阿嘉島を出発し17:10に那覇に戻って来る日帰り旅が王道なのですが、悪天候で船舶が欠航した際はヘリコプターでの移動に補助金が出て、なんと片道33,000円でチャーターすることができます。定員は5人なので割れば1人あたり6,000円かそこら。船でも3,000円程度ということを考えれば破格と言えるでしょう。何なら悪天候を狙ってヘリコプターという作戦もアリかもしれません。
いずれにせよ、とにかく海の綺麗な島でした。冒頭に述べた通り島内交通のハードルは高いですが、それさえクリアできれば本島北部の子連れがうるさいリゾートエリアに遊びに行くよりも、よほど賢い選択肢と言えるでしょう。理解のあるパートナーや友人と共にどうぞ。

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