【2023年3月最新】完全に自由に観光できるようになったマレーシア・クアラルンプールの現在

1月のハノイ訪問に続き、GACKTのお膝元のクアラルンプールにお邪魔しました。一時期はマレーシアもコロナで色々大変だったのですが、アジアの中では早期に鎖国を解除しPCR検査もワクチン接種証明書も不要となり、何なら入国審査書類も税関審査書類も何もかも必要とせずパスポートだけで入国OKという、そんな運用で大丈夫かと逆に心配になるほどの緩い国境へと踏み切りました。

<出国から入国、ホテルチェックイン>
搭乗するのはマレーシア航空の機体なのですが予約はJAL経由であり、JALのダイヤモンド会員(最上級会員)である私は当然にJALのファーストクラスカウンターを訪れます。しかしながらこれはマレーシア航空の便だの事前にwebチェックインをしていないだのと色々と難癖をつけられ大変な不便を強いられました。ルールはわかったが、そういう面倒なこと全部やってくれるからダイヤモンドなんとちゃうの?君たちの価値は何だ?そんなんやからセールごときでwebサイトが落ちるんやぞ。
「JALファーストクラスラウンジ (JAL First Class Lounge)」のショボさは相変わらずでしたが、この冬新作のリガトーニは中々の美味しさです。
他方、ラウンジの中で唯一マシだと感じていたafuriのラーメンがリストラされており、謎の醤油ラーメンに外注先が変更されていました。日に日にコストカットされていく世界。もう、JALのダイヤモンド会員は全く価値が無いですな。LCCのビジネスに乗って空港ではスタバで過ごすのが一番賢いような気がしてきました。
今回はビジネスクラスでの利用です。前回はファーストクラス(マレーシア航空ではビジネススイートと呼ぶ)を利用したのですが、何かと過剰な割に空間使いがヘタクソで、レッドアイフライトで寝るだけならファーストもビジネスも変わらんという結論です。
とにかくひたすら寝続けたので、受けたサービスはコップ1杯の水のみ。なおのことLCCのビジネスクラスを活用するのがジェットセッターにとっての最適戦略に思えてきました。こんど海外に行くときはZIPAIRの「ZIP Full-Flat」を利用してみよう。
日本入国時のアホみたいな運用と異なり、降機後は十数分で制限エリア外に出ることができました。なお、ダウンタウンへは定額制のタクシーを利用するのですが、これはあまりオススメできません。車体こそ悪くないもののドライバーのレベルが大変低く危険極まりない。普通にGrabを利用するのが良いです。やはり利用者からの評価とフィードバックがある仕組みは市場の適正化と言う意味で重要なのかもしれません。


<街中の様子>
気になるコロナですが、例えばマスクについては東京と着用率が真逆であり、公共の場であってもマスク着用率は1-2割程度といった印象です。ヒジャブ(ムスリム女性が被るスカーフ)を着けた方にマスクが多い気がする。普段から頭の布で慣れっこで、マスクごときでは動じないのかもしれません。
女性と言えば、日本と同等かそれ以上にGirls K-POPが街を席巻しています。ちなみに写真はショパールのアンバサダーであるaespaであり、かつては第四世代の雄としてSM内で激しく推されたのですが、カムバの数があまりに少なすぎBoAのバイトユニットにまで駆り出されてるうちにIVEに喰われ、ダメ押しにNewJeansがデビューしてしまったという不遇のグループです。
ところで韓国文化だけでなく日本文化も着実に浸透しており、街中で普通に日本語を目にします。ユニクロや無印は定番で、イオン、ダイソー、紀伊国屋書店、ニトリなどもチラホラ。伊勢丹内では関西の食材フェアなども開催されており、お造りのクオリティなど日本のデパ地下と変わらないように見えました。
最も気温が低い時期に訪れたはずなのに連日の30℃超えで、屋外プールが普通に稼働しています。あまり日傘をする文化圏ではないのですが、旅行者は日本からお持ちすることをお勧めします。
とにかく暑いので日中の屋外を歩き回るのは得策ではなく、ベトナムと同様に現地の移動はGrabが中心となるのですが、クアラルンプールはイギリス統治時代の名残なのか一方通行が妙に多く謎の遠回りを提案されることが多い。目と鼻の先から迎えに来てもらうだけなのにそんなに待ってられんということで、深く考えずにキャンセルを続けていると、途中でアカバン喰らいました。警告もなしにいきなり使用停止なのでこれには参った。皆さんクアラルンプールでGrabを使用する際は、どんなに遠回りであってもキャンセルすることなく気長に待つようにしましょう。
数年前にクアラルンプールを訪れた際は、コタキナバルからの帰り道に乗り換えついでに少し滞在しただけだったので、しっかりと観光したのは今回が初めてかもしれません。街ゆく人々は皆ニコニコとしており、様々な人種と宗教、言語が自由に入り混じり、近未来を感じました。
ベトナムと違って交通マナーも悪くなく、乗る車も清潔で整備がきちんとされており、移動に係る恐怖を感じたことは一度もありませんでした。英語は大体通じるし、そこまで円安・インフレじゃないし、サーチャージも欧米に比べると大したことないので、2023年の旅行先としてマレーシアは狙い目かもしれません。あまりに快適なのでワーケーションの候補先としても悪くないでしょう(時差は1時間)。GACKTが移住した気持ちがよく理解できた滞在でした。


<ホテル>
ホテルはランドマーク的存在「ペトロナスツインタワー」すぐそばにある「グランド ハイアット クアラルンプール(Grand Hyatt Kuala Lumpur)」に滞在しました。クアラルンプールの中心の中心に位置し、仕事にも観光にもこれ以上ない立地です。
ちょっとびっくりするぐらい広い部屋にご案内頂きました。何でも「Grand Suite」というお部屋だそうで、100平米以上はありそうです。
とにかく広く、窓が大きい。これまで訪れたハイアットではニセコ大阪が双璧をなすお部屋の広さでしたが、今回はそれらの上限値を悠々突破する形となりました。詳細は別記事にて。


<飲食店>
細かな観光地の紹介は地球の歩き方(2023年2月にアフターコロナの最新版が出ました)に譲るとして、ここからは私がお邪魔した飲食店をご紹介。ミシュランに載るような、いわゆるファイン・ダイニングには一度も訪れておらず、予約が取れないなんてことのない気楽なお店ばかりです。

■Jojo Little Kitchen
https://www.takemachelin.com/2023/02/jojo.html
「Pan Mee(パンミー)」という料理をご存じでしょうか。漢字で書くと「板面」であり、その名の通り麺を板状に伸ばしてカットする中国南方の麺料理です。その「板面」がマレー半島に渡って魔改造され、なんやかんやでクアラルンプールのB級グルメの代表格にまで成長してしまいました。詳細は別記事にて。


■Bijan Bar & Restaurant/ブキッ ビンタン
レストランやバーなどが立ち並ぶChangkat通りの外れにあるマレー料理の名店であり、とりわけ日本人を含む外国人に人気です。ちなみにマレー料理とはマレーシア料理のうちの1ジャンルだそうで、和食における日本料理のような取り扱いなのでしょうか。当然のように食事はハラル対応なのですが、お酒を提供するのはマレー料理のお店としては珍しいそうです。詳細は別記事にて。


■Restoran Stadium Negara(スタディウム ネガラ)/KLCC
https://www.takemachelin.com/2023/03/negara.html
クアラルンプールに出張者に駐在員が必ず連れて行く店。丸の内のようなコンクリートジャングルの街中にポッカリと佇むオープンエアの大箱レストラン。何とも地元っぽい雰囲気で、プラスチックの椅子の座り心地が旅情を掻き立てます。詳細は別記事にて。


■Thirty8(サーティーエイト)/KLCC
https://www.takemachelin.com/2023/02/thirty8grand.html
「グランドハイアットクアラルンプール(Grand Hyatt Kuala Lumpur)」のダイニング「Thirty8(サーティーエイト)」。その名の通り38階に位置し眺望が抜群。食事のラインナップの豊富さは異例を通り越して異常かもしれません。私はこれまでかなりの数のホテルの朝食を楽しんで来ましたが、ここまで料理の種類の多いダイニングは初めてです。詳細は別記事にて。


■JP teres/KLCC
「Thirty8(サーティーエイト)」と異なり当店の朝食はオーダー制。料理そのものは中くらいの味わいであり、ホテルの朝食としてはまあこんなもんかというお気持ちです。一方で、ゲストの数は少なく席間に余裕があり、天気が良ければテラス席でのんびり過ごすことができるので、午前中を静かに過ごしたい方にとっては打ってつけの環境でしょう。詳細は別記事にて。


■世界一静かなスタバ
https://www.takemachelin.com/2023/02/sutaba.html
「世界一静かなスタバ」として耳目を集めたクアラルンプールのBangsar Village II店。聴覚障害者が多く働くスターバックスであり、なるほど軒先の看板にハンドサインでSTARBUCKS表記があります。詳細は別記事にて。


■マレーシア航空ファーストクラスラウンジ
https://www.takemachelin.com/2023/03/golden-lounge-klia-satellite-first-class.html
KLIA(クアラルンプール国際空港)のサテライトにあるマレーシア航空ファーストクラスラウンジ。ダイニングエリアにはバリっとテーブルクロスが張られており、高級レストランさながらの誂えです。シャンパーニュを片手にメニューから何を注文するかを考える。そう、JALの安っぽい居酒屋みたいなQRコード注文方式ではなく、ここでは人間が温かみのある接客をしてくれるのです。詳細は別記事にて。


<帰国>
日本帰国時の検疫ですが、ホリエモンがtwitter経由で河野大臣を動かしてくれたおかげで、「全て事前にwebから登録しているのにも関わらず結局のところ紙運用」という地獄からはいくらか脱していました。それでも無駄なバイトがワラワラと空港内に沸いている状況は変わらず、税金って本当に無駄に使われているんだなあと呆れを通り越して感動すら覚えます。
また河野大臣は継続して動いてくれているようで、「VisitJapanWebで登録するよりも紙を記入した方が待ち時間は短く、VisitJapanWebを使用するメリットは何もない」という状況も改善されるようです。

それでも実際の現場では税関における謎の動線に困惑する方々が多く、むしろどうやったらあんなヘンテコな動線を思いつくことができるのだと、デジタル庁の逆クリエティビティに感心しました。ややこしいことしないでアフターコロナ先進国のUIUXをそのままパクれば良いだけだと思うのだけれど。

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