世界一静かなスタバを訪れた話。

「世界一静かなスタバ」として耳目を集めたクアラルンプールのBangsar Village II店。聴覚障害者が多く働くスターバックスであり、なるほど軒先の看板にハンドサインでSTARBUCKS表記があります。
とはいえ当店はクアラルンプールの住宅地にある地味なショッピングモールに入居する普通のテナントで、事前情報が無ければそういったコンセプトのスタバだとは全く気付くことはないでしょう。店舗内の座席は十数席のみですが、店舗外のフリースペースにスタバ用の椅子が沢山並べられている、世界中のショッピングモールでしばしば見かける光景です。
店内も至って普通のスタバであり、違うところと言えば店員が静かな点でしょうか。ゲストとはメニューの指差し等のノンバーバルコミュニメーションで意思疎通し、オーダー品の準備が整えばキンコンキンコンとチャイムで知らせてくれます。日本の「ショー↑トキャラメ↑ルマキ↑アートォオォオ↑↑↑オ!」の声かけ叫び文化は誰が始めたんやろな。たぶん暑苦しいテニサー出身の奴やろな。慶應で言えば九球みたいな。
目前のメニュー表にあるものは指差しで注文すれば良いですが、ちょっとややこしいものなどについては手書きのボードに記せばOK。ローカルの言葉はもちろん英会話すら不要な世界。純ジャパにとってはアメリカのスタバで注文するよりも簡単かもしれません。
私はコールドブリュー コーヒー(水出しのアイスコーヒー)を注文し、日本で飲むそれと同じ味。連れが注文したピスタチオなんたらかんたらマキアートは地獄のような甘さで、私が中学生時代に口にしていたら不登校になっていたかもしれません。
店内掲示板には当店のコンセプトの説明や、各種メディアに取り上げられた記事などが掲示されており、当店を皮切りに聴覚障害者が多く働くスタバとしてペナンや米国、中国にも展開し、日本では世界で5番目として国立にオープンしたことが紹介されています。よーし今度は国立店に行ってみよう。事前に勉強して手話で注文してみよう。

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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。