CAFFÈ(カフェ)/ハイアットリージェンシー東京(都庁前)

西新宿は都庁の目の前にある「ハイアットリージェンシー東京(Hyatt Regency Tokyo)」。1980年に日本初のハイアットホテル「ホテルセンチュリーハイアット」として開業し、2001年に「センチュリーハイアット東京」に名称変更し、2007年に現在の形へリブランドしました。
しかしながらオーナーのホテル小田急が当館の売却を検討していることを日経がすっぱ抜きました。小田急は「当社が発表したものではなく、現時点で決定した事実もありません」との声明を発表しているものの、2021年3月期の赤字が28億1,200万円という数字を鑑みるに、売却交渉は進捗していると考えるのが自然かもしれません。
レストランやプールなどの施設が次々と閉鎖されていき、ゲストにも制約が課されます。朝食につき、クラブラウンジでの提供は取り止めとなっており、全ゲストがロビー階のオールデイダイニング「CAFFÈ(カフェ)」へ案内されます。ある程度の待ちは覚悟していましたが、見て下さい、この行列を。BTSの限定グッズでも売られているかと思うほどの待ち順列の長さです。
ようやく席に着いても店内は子供たちが走り回るフードコート状態。グローバリスト(ハイアットの上級会員)なのにクラブラウンジは利用できず、平会員や一見と等しく長い時間を待たされ、ららぽーとのような雰囲気の中で朝食を摂る。わたしは週末をのんびりと過ごすためにホテルステイしているというのに、逆にストレスが増しました。
朝食ビュッフェのラインナップは一般的なもの。この品揃えでビジター3,993円という価格設定は高杉ではないでしょうか。あと千円出せば「アンダーズ 東京 (Andaz Tokyo)」で最上級の朝食を堪能することができますぞ。
オンデマンドの卵料理もなく全てが作り置き。私は日本のハイアット系列のホテル全てに泊まったことがありますが、私こんなの初めてです。
けっきょく野菜と果物ぐらいしか私の口に合うものはありませんでした。今から思えば当館と同ブランドの「ハイアット リージェンシー 那覇 沖縄」の朝食はビジター2,200円ながら奇跡のラインナップ&クオリティーであった。
あまりに酷い朝食体験でした。もちろん当レストランのスタッフたちに非は一切無く、彼ら/彼女たちも弾薬が無いまま最前線に立たされ、ある意味では最大の被害者と言えるかもしれません(↓の画像は「ホテルバンク」より)。
このような運用を強いる経営サイドは責任を問われるべきでしょうが、もちろん彼ら/彼女たちだって好きでこんなことをやらせているわけではなく、畢竟、全てはコロナが悪いのだ。

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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。