ファインダイニング (Fine Dining)/ザ・テラスクラブ アット ブセナ(沖縄)

「ザ・テラスクラブ アット ブセナ(The Terrace Club at Busena)」のメインダイニング「ファインダイニング(Fine Dining)」。テラスホテルズ系のホテルのメインダイニングは同名であることが多く、また、「ご利用はザ・テラスクラブ アット ブセナおよびザ・ブセナテラス クラブヴィラにご宿泊の、13歳以上のお客様に限らせていただきます」と、私の知る限り沖縄で最も排他的なレストランです。
ディナータイムはバリバリにドレスコードが規程されているのですが、朝食時はそれほど厳しくはありません。それでもパリっとした身なりの方が多いので保守的に訪れたほうが恥はかかないでしょう。
メインの卵料理を注文した後、サラダなどの前菜類はビュッフェスタイル。以前は野菜(ヴィーガン?)に振り切りタンパク質不足で力が出なかったものですが、最近は徐々に肉なども出すようになりました。
オーダー制の料理につき、卵のほか「本日の料理」として「ゆし豆腐」も選択することができました。が、こんなに綺麗に盛り付けられた「ゆし豆腐」は初めてであり、スープ料理として朝食に楽しむにピッタリ。ファインダイニングだけにファインプレーです。つまんないですかそうですか。
オーダー制の料理は追加注文可能なので、私はプレーンなオムレツもお願いしました。丸っこくて可愛い。味そのものは卵の風味が非常に強く、卵好きには堪らない味覚です。
他方、パン類は全然ダメですね。おそらくザ・ブセナテラス側でバッチ処理にて生産しているのでしょう(もしくは外注)。つい前日「マロード(Maroad)」で地獄のサンドイッチを食べたばかりなので、このあたりの機微には敏感なのだ。

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マロード(Maroad)/ザ・ブセナテラス(沖縄)

私は「ザ・テラスホテルズ」系列が好きで、色んなホテルを年に何回も滞在しているのですが、唯一にして最大の致命傷が食事のレベルが低いこと。この日も朝食の「真南風(まはえ)」で惨敗を喫し、もう二度と「ザ・テラスホテルズ」で食事は摂らないを決意しました。1年ぶり計18回目ぐらいの決意です。
そうは言っても腹は減るので、この日のランチは最も精神的ダメージの少なそうな「マロード(Maroad)」とうカフェにお邪魔しました。休日の真昼間で観光客は出払っているのか店内はガラガラで、図らずも今回の滞在で最も居心地の良い空間だったかもしれません。
ゲストの殆どはアフタヌーンティー目当てで訪れていましたが、我々は「サラダ、サンドイッチ、ホットサンド、水でいいです」のハードボイルドな注文。隣の家族連れはママと子供たちはアフタヌーンティーのフードに大はしゃぎしていましたが、パパはクールに生ビールだけを1杯だけ楽しんでおり、彼とは仲良くなれそうな気がします。
さて、シーザーサラダなのですが、1,500円ほどの価格設定の割に信じがたいボリューム感であり、「クリスプ サラダ ワークス(CRISP SALAD WORKS)」の食べ応えを凌駕するほどです。これは2,800円で出されたとしても「ホテルだし仕方が無いか」で済ませそうです。
他方、ホットサンドは普通ですね。不味くはありませんがとても普通。実家でオカンが戯れに作るそれに酷似しています。また、フレンチフライは注文後に揚げたとは全く思えないほどの冷え冷えのシナシナで、マジおつかれヘナヘナ丸でした。
サンドイッチは貧困の極みとも言える構成であり、人生ワーストに迫る勢いの味覚です。病み加工でもしているのかパンが不気味に真っ黄色であり派手にMatt化しています。大げさでなくコンビニのサンドイッチのほうが数段レベルが上でしょう。連れは「あたしもうおなかいっぱい~」と絶望の音色を奏でるのですが、嘘つけ、オマエ3分ぐらい前まで「お腹ペコリンチョ💛」とか言うとったやろ。
とは言え終わってみれば支払金額は5千円強といったところであり、リゾートホテルのレストランでこれだけ食べればまあこんなもんかというお気持ちでもあります。少なくとも腹は膨れた。食事を楽しむというよりは、空間と眺望、カロリーを摂取する目的でどうぞ。

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真南風(まはえ)/ザ・ブセナテラス(沖縄)

「ザ・ブセナテラス」の和風レストラン「真南風(まはえ)」。我々は「ザ・テラスクラブ アット ブセナ」に連泊していたのですが、「ザ・ブセナテラス」のレストランも朝食で利用しても良いと聞き、お邪魔してみました。
家族向けのメガリゾートなので当たり前と言えば当たり前ですが、「ザ・テラスクラブ アット ブセナ」に比べると恐ろしく客層が悪いですねえ(写真は公式ウェブサイトより)。ビュッフェ朝食に比べるとマシなのかもしれませんが、子供たちがギャーギャーと騒ぐ様は耳を圧するばかりです。また、客席は半分ぐらいしか埋まっていないのに入り口で行列させる運用は街のファミレスを想起させます。
さんざん玄関で待たされたかと思いきや、着席後はものの数十秒で食事が提供され、これはこれでロマンに欠けます。回転率命の定食屋ならまだしも、当店は朝食だけで4,400円(サービス料別!)を請求するダイニングです。
サラダは大根を切り飛ばしたモノに海ブドウとプチトマトを放り込みます。料理というよりも材料です。
炊き合わせは程よく煮込まれ味が沁みて美味しい。とは言え家庭料理と大差ないクオリティです。
小鉢にこの日の焼魚はカレイの幽庵焼き。不味くはありませんが、見切り発車で調理を開始しているためヌルいです。大戸屋の焼魚朝食のほうが余程愛情がこもっているように感じました。
ゴハンは白ゴハンか五穀米、お粥から選択でき、五穀米でお願いしたのですが、グズグズのベタベタで全く美味しくありません。ご飯粒も取っ散らかっており、5千円近い朝食としては精神的に貧困層な盛り付けです。
お味噌汁はガッチリとした豆腐が含まれており、それなりに美味しいです。ちなみにライスとお味噌汁はお代わりOKとのことですが、オカズが少なすぎるのでライスのお代わりは事実上不可能と考えた方が良いでしょう。
いくらホテルのダイニングだからと言っても、全く酷い朝食でした。例えば「セントレジス大阪(The St. Regis Osaka)」の和朝食も大概ですが、それでも客層は良く追加で色々と注文もできるので、こじつけで満腹になれるという意味でまだマシというもの。大人しく「ザ・テラスクラブ アット ブセナ」で摂れば良かったと大変後悔した朝食でした。

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日本料理は支払金額が高くなりがち。「飲んで食べて1万円ぐらいでオススメの日本料理ない?」みたいなことを聞かれると、1万円で良い日本料理なんてありませんよ、と答えるようにしているのですが、「お前は感覚がズレている」となぜか非難されるのが心外。ほんとだから。そんな中でもバランス良く感じたお店は下記の通りです。
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黒木純さんの著作。「そんなのつくれねーよ」と突っ込みたくなる奇をてらったレシピ本とは異なり、家庭で食べる、誰でも知っている「おかず」に集中特化した読み応えのある本です。トウモロコシご飯の造り方も惜しみなく公開中。彼がここにまで至るストーリーが描かれたエッセイも魅力的。

魚屋きいもん/恵比寿

恵比寿駅から歩いて7-8分ほど、あいおいのビルの裏手の路地にある「魚屋きいもん」。富山出身の店主が繰り広げる海鮮居酒屋で、磯丸水産的な賑やかさを感じさせるファサードです。
お店は2階建てで、1階に厨房とカウンター席にテーブル席、2階にも珍しくカウンター席があり、懐かしの「長谷川稔」のような誂えです。飲食物用のエレベーターを駆使してはいるのですがパっとしない運用であり、スタッフの気もききません。
アルコールは生ビール660円と一見良心的に見えるのですがジョッキは全く小さく飲み応えがありません。加えて欠品が多く、瓶ビールが売り切れとは居酒屋として一体どういった了見なのでしょう。
料理もジョッキと同様に小さく、例えばこの「わさび菜おひたし」は790円でこのサイズ感で悪いムードが一層募る。きょうびチェーンの居酒屋の500円のお通しでも、もうちょっとマシな小鉢を出すような気がします。
刺盛り2人前は悪くないボリュームで、いずれも結構美味しい。なるほど当店ではコンセプトの通りにお魚一直線で楽しんだほうが良さそうです。
当店の名物はお魚の串焼き。牡蠣・銀むつ・イワシといずれもふくよかな味わいであり、身がしまっています。
他方、「なすとしらすのアヒージョ」は塩気ばかりが強く素材の風味が活かしていません。パンもコンビニの食パンを網で焼いた程度の味覚であり、これで990円は高杉で公民権を停止してやりたいくらいです。
気を取り直して「あんこう肝みそ煮込み」。なるほどコチラにはあんこうの身と肝がたっぷりと溶け込んでおり、それに負けないくらいの味噌もぶち込まれており暴力的な味わいです。
アジのフライ。身はふっくらと厚く素材の良さがビンビンに伝わってきます。やはり当店は魚の店であり、我々もようやく使い勝手がわかってき始めエンジョイ勢へと育ちつつあります。
節分が近かったので恵方巻も注文。節分の恵方巻は妖怪ウォッチのブームのように終わりを告げつつありますが、目の前にあればつい注文してしまいます。具材はタイ・エビ・カニ・ネギトロ・玉子・サーモン・カンピョウとちょっぴりけばけばしく感じました。
以上を食べ、軽く飲んでお会計はひとりあたり8千円強といったところ。魚そのものは悪くないのですが、その他の飲食物の存在感が郵便ポストのようであり総合的な印象はあまり良くありません。メニューがどうにもTMIで頭に入ってこないのも作戦のうちなのかもしれません。お疲れさまでした。

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恵比寿も十番に負けず劣らず良い街ですよね。1度住んで、片っ端から食べ歩いてみたいなあ。よそ者ながら印象に残ったお店は下記の通り。
恵比寿を中心に話題店が整理されています。Kindle Unlimitedだと無料で読める。それにしては圧倒的な情報量。スマホやタブレットに忍ばせておくと出先で役立ちます。

まちノ食堂/日吉(横浜市)

日吉駅から徒歩3分、中央通りから少し脇に入ったところにある「まちノ食堂」。ランチタイムはその名の通り食堂で、かなりの待ち時間が生じるほどの人気店。ディナータイムは創作系のツマミが多い居酒屋として営業しています。
行列を避けて開店と同時にお邪魔しました。それでも正午が近づくにつれてすっかり満席となり、人気のほどが伺えます。ご近所の方なのか、お子様連れの家族客が多く見受けられました。
私は「とろとろ牛スジ定食」を注文。1,100円です。小さな丸盆にギュウギュウ詰めでやってくるので迫力があります。
主題の牛スジ。おお、この煮込みはかなり私のタイプです。かなり甘く、またしょっぱく味付けてあり、ジャンキーな味覚です。これは酒が欲しくなる。スジ肉のゼラチン部分が程よく溶け込みネットリとした口当たり。薬味もタップリでベリーナイスです。
400円で追加したハーフサイズのチキン南蛮。こちらも調味の思いきりが良く、甘酢だれの心地よい酸味に卵たっぷりマヨたっぷりなタルタルソースのどっしりとした味覚。ゆうべのチキン南蛮がイマイチ乗らなかっただけに捲土重来を果たしました。
小鉢として肉団子も付きます。こちらは先の煮込みやチキン南蛮と違って優しい調味であり、肉の挽き方も細かく滑らかな口当たりです。
玉子半分にお漬物なども付いて来ます。玉子はメニューの写真だとラーメン屋の味玉のようで美味しそうなのですが、実態は単なるゆで卵に近い物質であり、ちょっと下がりました。
ご飯は大盛り無料ですが私は大人なので普通盛りで。だがしかし、先の煮込みやチキン南蛮など味の濃い料理が続いたため、やっぱり大盛りにすれば良かったと少し後悔。少しだけね。
味噌汁は大根たっぷりなのですが、他の料理に比べると穏やかな調味であり印象に残りませんでした。
定食が1,100円に追加のチキン南蛮ハーフが400円で合計1,500円。日吉の定食屋としては少し高めの価格設定ですが、その価値は充分にあり、全メニューを制覇したい魅力があります。

料理の味が濃く酒を呼ぶので、次回は夜に飲みに来たいな。飲み放題が付いて4-5千円程度だそうなので、良く飲む仲間と共にお邪魔したいと思います。

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