THE HIRAMATSU HOTELS & RESORTS ATAMI(ホテル)/熱海

2020年はコロちゃんのせいで海外に行けないので、その予算を全て国内旅行に振り向けています。今回は週末に1泊のみで熱海。ひらまつはホテルとしては食事が圧倒的に旨いのでお気に入り。今回も大船に乗ったつもりでチェックイン。

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場所は熱海城のすぐ近く(以上、写真は公式ウェブサイトより)。高台の傾斜を利用した要塞のような建屋であり、遮蔽物は一切なく海を望むことができます。
入ってすぐのロビー。この眺望を見てアガらない人間は熱海に来る資格はありません。エクステリアの一部である水たまり(?)が相模湾とインフィニティに繋がり、つい手を伸ばしてしまいそうな位置に海が横たわります。初島もよく見える。
ウェルカムドリンクは5種からのチョイス。私はちょっとイキってブドウのロゼのジュースをお願いしたのですが、そういえばジュースでロゼってどういう仕組みなんだろう。
部屋に入る。ワオ!これは素晴らしい間取り!ドアを開けた瞬間に真っ青な相模湾が目に飛び込んで来ます。ライティングデスクは横に長く使い勝手良し。何よりデスクからもベッドからも風呂からも海を望むことができるのが素晴らしい。
お部屋の中に温泉を引っ張ってきており、海を見ながら全裸でラリホーする解放感といったらない。部屋は60平米、テラスは20平米という何とも贅沢なつくりです。ちなみにシャワールームも別途用意されており、そちらでジャカジャカ洗ってから湯につかりましょう。
洗面台は写真のものが両サイドに2台。ゆとりを通り越して無駄にすら感じすら思える設計です。
アメニティはブルガリで統一。私はメイクをしない派なので詳しくは存じ上げませんでしたが、連れは写真右のクレンジング剤(?)が良いやつらしく跳ねて喜んでいました。女とはチョロい生き物である。
お手洗いは当然にセパレートタイプ。居住地域からは遠く離れた場所にあるため盛大にぶっ放しても音を気にすることはないでしょう。
ウォークインクローゼット。私の実家の自室よりも広く、旅行どころかワンシーズンの衣装すら収納できる容量です。
ミニバー。水やお茶、ネスプレッソはもちろんのこと、冷蔵庫ソフトドリンクも宿泊代金に含まれています。ビールやジーマなどアルコールは有料なのですが、それぐらい込み料金でええやんかという気持ちはある。
タンスの中にはルームウェアとパジャマ、セーフティボックス。このほかバスローブも備え付けられているため、全てを着こなそうと思えば軽くファッションショーです。
地味に立派なソファセットもあります。チェックインしたばかりにはウェルカムスイーツなどを楽しむために気取って座ったりもしましたが、ベッドがあまりに快適だっため、結局は余分な枕とクッション置き場にしてしまいました。
夕食は海と繋がるダイニングへ。詳細は別記事にて
朝食は他のひらまつのホテルと似通っています。パンのラインナップやコンフィチュール、ハチミツなども同じ。パンは山盛りでもちろん食べきれないのですが、チェックアウト時に持たせてくれるので帰宅してからのお楽しみとしましょう。
スープは魚介ベース。甲殻類の旨味にパンチがあり。夕食の立派な1皿として出てきても問題のないレベルです。
地元の採れたて野菜のサラダに温泉卵。このサラダが美味しくって、まさに瑞々しいという言葉がピッタリの逸品でした。
地元のアジはタルトにと、フランス料理屋としての矜持を感じます。シャルキュトリも非常にレベルが高く、夕食よりも朝食のレベルのほうが相対的に高く感じました。
大満足の1泊2日でした。部屋に温泉が引かれているのが特に良かったですね。一般的な温泉旅館だと、大浴場にせよ予約制の貸切風呂にせよ、ちょっとの距離でも準備をして公共の場に出るのは正直ダルい。当館は全室に温泉が配備されており、気が向いたらいつでも入ることができ、そのままのだらしない恰好でゴロゴロできるのが最THE高なのだ。GoToトラベルの対象施設でもあるし、ちょっと贅沢な週末にどうぞ。

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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。