THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田(宿泊)

ひらまつがリゾートの最高峰、軽井沢へと進出。ひらまつが手掛けるホテルとしては6つめ?7つめ?いつの間にやら立派なスモールラグジュアリー軍団に変貌を遂げつつあります。
先般、アドバンテッジパートナーズと袂を分かってパチンコのマルハンの傘下に入りましたがブランドイメージ的に大丈夫なんかな。まあロブションもピザーラの子会社ですし、そのあたりは上手くやれるものなのかもしれません。
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場所は軽井沢と小諸の中間地点の御代田町。浅間サンライン沿いの小高い丘に鎮座するヴィラとホテル。6万平米を超える敷地にわずか37室のみという贅沢な空間使いです。
ロビーラウンジが超かっこいい。落ち着きのある内装に絵画のように飛び込んで来る緑の眺望。薪の爆ぜる音。これまでひらまつ系のホテルは色々訪れましたが、建屋の設計としては一番好きかもしれません。
我々は本館のお部屋に滞在。最も小さい部屋でも100平米を超える設計であり、すべての客室にテラスと露天風呂が用意されています。ちなみにヴィラタイプの離れでは愛犬と滞在できる「ドッグヴィラスイート」なるお部屋もあるそうです。
ベッドは床が抜けそうなほどしっかりした誂えであり、こんなに重いベッドカバーは中々ありません。もちろん寝心地は抜群。住める。
ライティングデスクもバッチリ用意されており、ちょうどお外の風景が飛び込んで来る設計で気持ち良い。ネットも速度も下りで50Mほどあって、何をやってもサクサクです。
テラスも最早無駄遣いとも言える広さであり、友人を集めてバーベキューでも開催したいほど。また見事に南向きの斜面であり、思いのほか高さもあり、ハワイまで見渡せそうな勢いです。
ミニバーの飲み物はアルコール類を除いて全て無料(というか込み料金)。地元のコーヒー豆を手挽きのミルでカリカリやって飲むのも乙な体験。
洗面所やトイレも常に過剰に広く、そのへんの大学生の独り暮らしの居住スペースよりも立派な空間でしょう。ボウルもふたつあって、化粧の濃い女子ふたりで訪れても順番待ちでイラつくことはなさそうです。
各部屋に配置される温泉。ここから噴き出ているわけではなく、上田市にある大塩温泉から運び入れているそうです。いつでも好きなタイミングで入れるのが良いですね。なんやかんや理由つけて浸かりまくってすっかり体がふやけました。
日が傾いて涼しくなってきたので敷地内のお散歩へ。敷地内にはちょっとした農園もあり、ニューヨークの「Blue Hill At Stone Barns」気分です。収穫からのリードタイムが短いのは良いことだ。
夕方からは「TAKIBIラウンジ」と称する広場でファイヤーします。焚火を囲みながらクラフトビールを飲み、マシュマロやキャラメルさらにはカントリーマアムまで炙ってしまおうというアトラクション。食事の前にしては魅力的すぎるサービスです。
お待ちかねのディナータイム(写真は公式ウェブサイトより)。本滞在のメインイベントです。詳細は別記事にて
朝食はディナーとはフロアを変えて(写真は公式ウェブサイトより)。部屋からの眺望も見事ですが、5階からの眺めは更に素晴らしい。ちなみにメインダイニングは子連れはNGで、夜であっても朝食会場での食事となるそうです。
朝食は他のひらまつのホテルと方向性が似ています。ナスの煮びたし(?)みたいな料理が和食っぽくて面白かった。
東京からのアクセスが良いため駐車場はコーンズのショールームさながらで、西麻布系のオラついたゲストが目立ったのが印象的。客層は日光のリッツに似ているかなあ。ツーブロック。他のひらまつホテルズに比べて全体的に割高でしたが、それはまあ、ひらまつの責任というよりも軽井沢ブランドに拠るものなのかもしれません。贅沢で軽井沢価格な1泊2日でした。

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