未在の予約が取れた!日帰り弾丸京都の旅

毎年紅葉の時期に京都にお邪魔するようにしています。今年はたまたま日本一予約の取れない和食店とも言われる「未在(みざい)」の予約が取れたので、紅葉には少し早めの10月下旬に彼の地を訪れることとしました。


■いづう
https://www.takemachelin.com/2019/11/izu.html
ランチは軽めに1781年創業の鯖寿司の老舗へ。元々は近所のお茶屋さんや座敷筋への出前やテイクアウトを専門としていたそうですが、6代目店主から広く一般の方にも知ってもらおうと方向転換し、1970年よりイートインが可能となりました。詳細は別記事にて
話は逸れますが、近所のハードロックカフェがクールでした。


■下鴨神社
https://www.shimogamo-jinja.or.jp/
下鴨神社は通称で、正式名称は「賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)」。世界文化遺産に登録されており、上賀茂神社と並んで京都最古と言われる神社です。近くには小山薫堂がM&Aした「下鴨茶寮」があります。
見どころは色々あるそうなのですが(私は知識が浅いのだ)、個人的には境内奥でオッチャンたちがガールズルール的に掃除している水路(?)の雰囲気が気に入りました。参拝客が思い思いに階段に座り、売店で売られている水みくじを浸してキャッキャウフフとじゃれています。
広めに取られた参道(?)ではオーガニックフェスティバル的な催し物が開催されており、妙にカレーが売られているのと、そこで働いている人がみな代々木上原出身的のスピリチュアルでパワースポットな雰囲気であるのが印象的でした。


■金閣寺
https://www.shokoku-ji.jp/kinkakuji/
金閣寺は通称で、正式名称は「鹿苑寺(ろくおんじ)」。隠居していた足利義満の別荘です。まさに秋晴れといった最高の天気であり、水面に金箔が映える映える。金ピカ好きの中華系や中東系の観光客が実に楽しそうでした。


■龍安寺(りょうあんじ)
http://www.ryoanji.jp/smph/
金閣寺から「きぬかけの路」を西に歩くこと20分、室町時代に細川勝元によって創建されたお寺です。イギリスのエリザベス女王が1975年に来日した際に「石庭」を絶賛し、その様子をBBCが取り上げたことで「Rock Garden」として世界中にその名前が知れ渡りました。そのためか欧米人の観光客が多く感じます。中東~中華系には地味に映るのかもしれません。
「石庭」にある石の数は15個なのですが、どの角度から見たとしても必ずひとつは他の石に隠れて見えないように設計されています。しかしドローンや360度カメラを使えば全てが丸見え。これがテクノロジーである(何が)。


■仁和寺(にんなじ)
http://www.ninnaji.jp/
龍安寺からから「きぬかけの路」をさらに西に歩くこと20分の仁和寺。このあたり世界遺産がゴロゴロと転がっており、うっかり不感症になってしまいます。

出家後の宇多法皇が住んでいたことから、「御室御所(おむろごしょ)」と称され、その通称を社名の由来としているのが「OMRON(オムロン)」ですこれ豆な。紅葉の美しさはもちろんのこと、京都一の遅咲きといわれる御室桜(おむろざくら)も有名です。


■北野天満宮
http://www.kitanotenmangu.or.jp/
全国の天満宮の総本山「北野天満宮」。京都の方からは親しみを込めて「天神さん」「北野さん」と呼ばれています。太宰府天満宮と共に天神信仰の中心で、学問の神として多くの受験生たちの信仰を集めています。


■八坂神社
http://www.yasaka-jinja.or.jp/
通称として「祇園さん」とも呼ばれる八坂神社。7月の祇園祭(祇園会)のたまり場として有名です。しだれ桜で有名な円山公園が隣接しており、正月三が日の初詣の参拝者数は約100万人。京都府下では伏見稲荷大社に次ぐ2位です。
東西南北四方から人の出入りが可能であり、楼門が閉じられることなく夜間でも参拝することが出来ます。神秘的な夜景スポットとしてもどうぞ。


■未在(みざい)
https://www.takemachelin.com/2019/11/mizai.html
円山公園の一角に佇む「未在(みざい)」。ミシュラン3ツ星を堅持し続け食べログでは4.60(2019年10月)の銀メダル。全国の食通の憧れの和食店です。石原仁司シェフは15歳から料理の道を歩み始め、「高麗橋吉兆」で研鑽を重ね24歳で「京都吉兆本店」の料理長、38歳で総料理長に昇り詰めるという華々しい経歴です。詳細は別記事にて


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