Ahlan First Class Lounge/ドバイ国際空港

ドバイからアンマンへはロイヤルヨルダン航空のビジネスクラス利用。ドバイ国際空港ではエミレーツ航空が一強でターミナルひとつを丸々独占しており、その他の外航は別の建屋に押し込められています。そのためラウンジも共用が常識。この前なんてキャセイ(ワンワールド)利用なのにルフトハンザ(スターアライアンス)のラウンジを使わせてもらえました。
位置づけとしてはトランジットホテルに併設されたラウンジ。「First Class Lounge」と銘打っては居ますがその実態はダイナースクラブカードでも利用できる誰でもラウンジです。
ダイニングエリアにはビュッフェ形式の食事が。ちょうどお昼時に訪れたためかお料理は中々豊富です。
野菜やサーモンなどの冷前菜もたっぷり。
バーコーナーではお酒の用意も。種類こそ限られてはいますが、基本的にお酒が認められていない国なので置いているだけ有り難しといったところでしょう。私はビール用のグラスになみなみ注がれたモエを2杯頂きました。
食事はビュッフェ形式だけでなく、アラカルトでの注文もOK。これはちょっと面白い試みですね。カード会社での利用も可能な割に、料理はかなり気合が入っています。
まずは前菜。久しぶりの生野菜。
前日の「TOMO(友)」のクオリティが目を剥くほど高かったので、アラカルトメニューからは「スシ」と「サシミプラッター」を注文しました。結果はアウト。回転寿司はおろか、日本のスーパーのパック寿司よりもレベルが低い。やはり「TOMO(友)」の仕入れと仕事は別格である。
口直しにバターチキンカレー。インド人に言わせればまだまだなのかもしれませんが、日本人の私からすれば、日本の有名店で食べるそれに比肩するクオリティで大満足。基本的に海外でカレーと中華を食べていれば大きく外すことはありません。
カードホルダーでさえ利用できるラウンジだったので大して期待していませんでしたが、中々どうして素晴らしいラウンジでした。たまたまもしれませんがガラ空きでもあり客層も上々。日系エアラインのビジネスクラスラウンジはおろか、ファーストクラスラウンジすら凌駕するほどの居心地の良さでした。そろそろ日系エアラインは上級会員ならびにラウンジ利用者の峻別を検討する段階に差し掛かったと言ってよいでしょう。


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