pizza marumo(ピッツァ マルモ)/恵比寿

恵比寿駅から歩いて7-8分、カルピスやピーコックの近くにオープンした「pizza marumo(ピッツァ マルモ)」。以前は鳴かず飛ばずのパスタ専門店だったのですが、ピザ屋に変わってからは大大大大大盛況です。
店内はキッチンを取り囲むカウンター席が10ほどにテーブル席がいくつか。個室もあって、トータルでは30席強はありそうです(写真は公式ウェブサイトより)。鈍色に光るピザ窯が印象的。
平日ランチタイムにはミニサラダとお茶が付随し、このあたりの運用は「SAVOY(サヴォイ)」に似ています。本倉裕樹シェフは元々は和食の料理人だったようで、和のニュアンスを活かした料理が多く興味深い。また、不思議と外国人ゲストが多く、何なら日本人はマイノリティかもしれません。
ミニサラダはランチのオマケの域を超えており、丁寧に下ごしらえされた根菜などは堂に入った美味しさです。これはピッツァだけでなく、夜に訪れて一品料理も試してみたい。
ピッツァは「テリヤキボーイズ」を注文。1,780円です。生地は思っていたよりも薄く、モチモチというよりはサクっとした食感が特長的。テリヤキチキンはデリバリーの雑なピザ屋のそれとは一線を画す味わい。出汁の風味があり、また七味で程よくピリっと感じさせたりと、センスを感じさせる一枚です。
美味しかった。いわゆる「SAVOY(サヴォイ)」系に比べると2-3割は価格設定が高いですが、まったく別のスタイルのピッツァなので、そのへんは気にしない。何よりサラダやテリヤキの調味にセンスを感じたので、次回は夜にお邪魔し、色んな料理を注文したいと思います。

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